最強の神戸を相手にアウェイでどれくらいやれるのか?アルビレックスの実力が試されるような(なんか毎試合こんなことを言ってるけど)今節のゲーム。スコアレスの後半アディショナルタイムに神戸にゴールネットを揺らされて地獄に突き落とされ、その後VARの判定でノーゴールとなって貴重な勝ち点1をあげて狂喜乱舞するという、終盤にはまるでジェットコースターに乗っているような、八百政家では絶叫が飛び交うゲームとなりました。ご近所さんは「八百政さんち、何が起こった?」と心配をしていたんではないかな?
それにしても、大迫勇也、武藤嘉紀、酒井高徳、山口蛍、とどめはアンドレス・イニエスタと、神戸は豪華なスター選手だらけ。正直「どれだけ金がかかっているんだろう?」「さすがJ1だな」って思いながら、そんな神戸を相手に序盤からボールを保持し積極果敢に攻撃を仕掛ける選手たち、厳しい神戸の攻撃を身体を張ってを防ぎ続ける守護神・小島やDF陣の姿を誇らしく思いながらの90分間でした。
いやぁ~三戸ちゃんも涼太郎も太田も、途中出場の小見くんも、よく頑張っていたよ。「あぁアレが決まっていれば」っていう惜しいシーンも、少なかったけどありましたよ。それ以上に「小島ぁ~!よく止めてくれた!」って場面が多かったですけどね。小島のおかげで3点は防いだって感じ。史哉やデンちゃんも集中力を切らさずに、よく守り抜きました。
だけど後半アディショナルタイムのあの場面は、完全にやられましたね。
もう「アルビの選手6人が置き去り状態」ですもの。ゴールネットを揺らされ、ボクらは地獄に突き落とされました。
神戸ベンチもこれです。まぁ気持ち的にはそうだよね。アディショナルタイムでの決勝点!劇的勝利!っていう絵に描いたようなシーンでしたものね。
ところがこのシーンがVARの対象となり、結果は大迫の位置がオフサイドの判定。前節の名古屋戦での「舞行龍の一発レッド退場」の時は「なんだよもうVARって!」と文句を言っていたボクですが、今回のゲームでは「やっぱりVARはたいしたものだ」「映像の判定に文句の付けようがないよね」ってVAR絶賛派になっちゃいました。まぁ素人ですからそんなもんです(笑)。
結果は首位・神戸を相手に、アウェイで勝ち点1をゲット。立派なものです。小島、ありがとう。よく神戸の怒濤の攻撃を止めてくれました。ですが「前半はそこそこやれるけど、後半は相手に押し込まれる」っていうチームとしての課題は、今節のゲームでも明らかでしたね。松橋監督もいろいろ策を考えてくれることでしょう。
試合後には、高徳の史哉のユニ交換やアルビスタッフの談笑のシーンなど、微笑ましいシーンの映像も見ることができ、ホッコリさせてもらいました。
「高徳、立派になって!」って感慨深かったですよ。インタビューでは新潟に対する思いもたくさん語ってくれました。早く戻ってこい!(でも、高いんだろうな)
アルビは貴重な勝ち点1を積み上げ、11位です。順位表を見てみると、アルビは神戸、名古屋、広島の上位3チームに対して「1勝1敗1分」じゃないですか。立派なものです。そして次節の相手は、広島と同率3位に並ぶ福岡が相手。ホントにもう、厳しい戦いが続きますなぁ。