昨日、水曜ナイターで行われたアウェイ山形戦。「近県アウェイなんだから、土日にやってほしいよなぁ…」なんてぼやきながらDAZNの映像を見ると、なんとまぁビジター席には大勢のアルビサポの姿です。知った顔もたくさんいて、「あぁみんな行ったんだ」「いいなぁ…」「でも寒そう…」と、見入ってしまいました。
これが先発メンバーの顔ぶれです。前節にケガをした小島に代わってGKは藤田、累積警告のCBマウロの代役は史哉、左SBには堀米が入りました。攻撃陣は、矢村、ロメロ、善朗、中島。DAZNの先発ポジションでは矢村のワントップになっていますが、実際には矢村とロメロの2トップ気味だったのかな?って思います。
試合が動いたのは前半18分でした。ショートコーナーから中島→島田とボールが渡り、島田からふわりと相手GKとDFの間を狙ってセンタリング。そこに絶妙なタイミングで矢村が走り込み、ワンバウンドしたボールにちょこんと右足を合わせます。これがゴールネットを揺らして先制点!ヤムケンは嬉しいJ初ゴールです!やったね!ヤムケン!
追加点は前半35分でした。島田からの長い縦パスが、左サイドを駆け上がった矢村に収まります。ヤムケンってば身長は高くないけど、ボールをしっかり収めますね。すばらしいわ。ヤムケンはドリブルしかけながら相手ゴール前に侵入。そこに入ってきたロメロがヤムケンとクロスしながらボールを受けると、そのまま相手DFをかわしながら左足一閃!ボールはゴール右のポストに当たってネットを揺らしました。嬉しい追加点で2点のリードです。
いやぁ~すばらしい!ファビオが退団で新太がケガで離脱という、攻撃の核を欠いたチームの大ピンチに、伏兵(と言ったら失礼だけど)がしっかり活躍して結果を出すって、ホントすばらしいです。アルベルト監督の言う「誰が出ても同じサッカーをする」をまさに体現したゲームでした。
累積警告で出場停止のマウロの穴も、史哉のクレバーで思い切りのいいプレーがしっかりカバーしました。PKで失点してスコアは2-1でしたが、全体的に安心して見ていられるゲームだったと思います。
PKのシーンは、舞行龍がゴールエリア内で相手選手のユニを引っ張ったのかな?ボールに関与していない選手へのファウルなのでこのシーンではイエローは出ませんでしたが、別の場面でイエローをもらった舞行龍は累積で次節は出場停止です。次節のCBはマウロと史哉のコンビになるのかな?「誰が出ても同じサッカー」ができるアルビレックスですので、心配はしていませんが。
今回の山形戦。他にも心に残るプレーがたくさんありましたね。ゴールネットは揺らせなかったけど、中島が絶妙なキックフェイントを入れながらシュートを撃ったシーンとか、福田のヘッドとかね。「いろいろな選手がゴールに迫る」って感じがして、とてもヨカッタと思います。あと島田の活躍も目立ちましたね。2回の得点シーンにもしっかり絡んでいたし、他の場面でも光っていました。
はい。嬉しい初ヒーローインタビューのヤムケンです。次も頼むよ!鄭大世と抱き合って初ゴールを喜ぶ姿が印象的でした。そうそう、久しぶりに交代でピッチに入った新井や、ベンチ入りした大谷、沼津から帰ってきた秋山の姿を見ることができて、これも嬉しかったです。あぁ幸せ。
※柏レイソルで監督を始めとして10人ものコロナ感染が発生しました。いやぁ~これはJリーグとしてもマズイ事態ですね。とにかく新潟はそんなことにならないように、全力を尽くしましょう。サポーターも含めてね。