さて〜〜、「ジュエルズ」の「ダイヤモンド」。
世界のどのバレエ団でも「ダイヤモンド」のソロ・ダンサーは経験を積んで来たトップバレリーナが務めるのが常で、誰でもが踊れる役では無いんですね。
ロシア人のコメントで見掛けたことですが、表現に豊富な人生経験が要求される、そんな踊りが期待されているんでしょうか。
マリインスキーではプリンシパルに限らず、若手ながらごく一部の限られたソリストが抜擢されているみたいで、一体どんな人が踊っているんだろうか〜〜と気になったのでチト調べてみました。
先ずは、過去５シーズンの「ジュエルズ」公演数を算出してみました。
（１シーズンを9月から翌年の8月とします）
2016-2017年シーズン： 6回
2017-2018年シーズン： 3回
2018-2019年シーズン： 7回
2019-2020年シーズン： 0回（コロナで数回取り止め）
2020-2021年シーズン： 5回（6月現在）
次に、「ダイヤモンド」のソロを踊った女性ダンサーの５シーズンの合計です。
［プリンシパル］
・エカテリーナ・コンダウロワ: 7回
・ヴィクトリア・テリョーシキナ： 3回
・オクサナ・スコリク： 2回
・アリーナ・ソーモワ： 1回
［ファースト・ソリスト］
・マリア・ホーレワ： 3回（＋海外公演）
・クリスティーナ・シャプラン： 2回（３〜４年前）
［セカンド・ソリスト］
・エカチェリーナ・チェヴィキナ： 2回（３〜４年前）
・永久メイ： 1回
このデータからも判るとおり、「ダイヤモンド」のソロを踊れるのは一つのステータスになるんでしょう。「ジュエルズ」自体は他の作品に比べてそれほど公演数が多いとは言えず、万人に好まれる作品とも思えません。
ただ一つ言えることは、世界的に「ジュエルズ」が作品として一目置かれていると感じられることです。
特にマリインスキーでは「ジュエルズ」が身内のバランシンの作であり、終幕を飾る「ダイヤモンド」が帝政ロシアを舞台にしていることなどから、他よりも上演の機会を設けている様子で、この作品を大切にしている様子が感じ取れます。
そんな重要な役割りが、永久メイさんに回って来た訳です。
メイさんが「ダイヤモンド」デビューしたのは今年の4月27日。
丁度その１ヶ月前に同年代のマリア・ホーレワが同役を踊っているのは、ヒョッとしたら世間に目慣らしをさせてからメイさんを出演させたのか❓❓なんてチラッと脳裏をかすめたりしました😅
なんせマリインスキー・ファンの中には根強いアンチ・グループがいるみたいなので、オジンとしては心配しちゃうのです〜💦
では〜〜、映像の一部をご紹介しましょう。
メイさんが出演した「ダイヤモンド」の映像は最初から最後までの完璧なものはなく、メイさんとフィリップ・スチョーピンのパ・ド・ドゥや後半の映像が出回ってはいたものの、残念ながらYoutubeから突然消えてしまいコピーしておけば良かったと後悔したものです。
ングァ❗️❗️あったんですね〜〜〜、それが。
探してみるものです。
但し、この映像もいつまで観れるか神のみぞ知るレベルなので、早い者勝ちってところで、ここに紹介しておきます。そう、中国のbilibiliの映像です⬇️
双debut《珠宝》钻石 May Nagahisa，Philipp Stepin 2021.4.27
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⬆︎この映像は自動で次に進みます。⬇︎
スチョーピンのソロ、そして終幕のコール・ド・バレエへと続きます。
（ https://www.bilibili.com/video/BV1s84y1F7wp?p=3&spm_id_from=pageDriver
）
他方、前後しますが、⬇️はメイさんのソロ・シーンです。
马林斯基剧院 永久酱开跳巴兰钦《珠宝》中的《钻石》2021.4.27
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あと、“se.liss”と言うInstagramがありまして、⬇︎
ここでも少しだけ観ることが出来ます。
上に一列に並んだ円形の枠の、その左から2番目（3番目）をクリックすると映像が現れます。
そこの中間ぐらいからメイさんの「ダイヤモンド」が細切れで飛び飛びですが観れます。
映像は舞台の上の方から遠目で見ている感じなので、より自然で体型のバランスもおかしくないですね。
と言うことで、長くなりますので今日はここまでにしておきます。
次回は、この「ダイヤモンド」を観た自分の感想＋αについて記載したいと思います。
多分、明日か❓❓
