
近所からいただき稚魚から飼っていたメダカに災難が・・・。朝起きたらメダカの水槽の様子がおかしい・・。いつもは元気に餌をねだるのに、一匹も出てこず、数匹が死体で浮かんでいました。3つの発泡スチロールの水槽に100匹ほどいて、今が産卵に盛りでしたが、探して残っていたのは15匹のみ。どうもネコか狸かにやられたらしい。かわいそうに・・・。2度と災難に合わぬようにと家内が防護柵を作りました。幸いに15匹残ったのと産卵された卵と稚魚が遺っています。1年間にわたって世話したのに自然界は残酷なものです。
昨日の明け方犯人が判明。センサーに反応して玄関前の照明が付いていたので、祖母がそっと窓からのぞくと金網の上にネズミが居たそうです。犯人はどうもネズミらしい。イタチやタヌキ説が通説であり、メダカをネズミは襲わないというのはどうも違うようです。

さて本日は当方のメインの蒐集作品である源内焼の作品の紹介です。
当方の源内焼の作品は地図皿を残してほぼ蒐集の目途はついたと思っていましたが、源内焼にも未知の作品がたくさんあるものです。

源内焼 三彩雲文楕円型脚付鉢 その134
割れ補修跡有 誂箱入
高さ28*縦250*横235

他の所蔵作品である「三彩軍配形脚付鉢」とよく似たデザインがなされてる作品だが、その原型のデザインではないかと推定される。

源内焼の皿などによくある文様が口縁には見受けられ、見込み部分は広い部分に白釉が施され、中央で二分されるデザインが大胆ですね。

古九谷や古鍋島焼に比して、源内焼の魅力はその造形に大きな魅力があります。

皿や鉢は主に見込みや口縁のデザインが魅力ですが、高坏のような造形や透かしの作品などその近代的な造形は現在でも色褪せることはありません。

当方での他の所蔵作品である「三彩軍配形脚付鉢」は下記の作品ですが、見込みのデザインはよく似ています。
他の所蔵作品解説
源内焼 三彩軍配形脚付鉢(菊文)
五島美術館出版「源内焼」掲載:作品番号88「三彩軍配形脚付鉢」
平賀源内先生遺作館企画展「さぬきの源内焼」掲載:作品番号73・74・75「三彩軍配形脚付鉢」
高さ40*縦278*横223 合箱入

この所蔵作品は裏の貝状の脚が通常は3つであるの比して4つある珍品であり、出来上がりも特上の作品です。
参考作品
三彩軍配形脚付鉢(菊文)
五島美術館発刊「源内焼(平賀源内のまなざし)」 作品NO88 P102掲載
高さ49*縦285*横225

この作品は平賀源内先生遺作館企画展「さぬきの源内焼」という図集の表紙にもなっています。

源内焼の代表的な図案の作品です。