
昨日は大阪の日帰り、本日は羽田からの朝一便で日帰りの郷里に墓参りです。天気が悪いので着陸できるかどうかが心配です。
本日は野呂介石の小作品が入手できましたので投稿します。
墨一色で白描図・・のような山水画。とても高貴な作品となっています。このような作品を山水白描図というらしいです。
前に紹介しました野呂介石の作品と対照的な位置にある筆法ですね。
山水図 野呂介石筆
紙本水墨
画サイズ:縦290*横360

賛には「矮梅除人 介石隆」とあり、印章は朱文白楕円印の「介石」が押印され、遊印は「四碧齋」の朱文白長方印が押印されています。

「四碧齋」の号は、藩侯が彼の那智山図を見て嘆賞し「山色四時碧」の一行物を下賜したことを記念したもので、晩年になって「矮梅居」の号を用いたことから晩年の作品ではないかと推察されます。

俗にいう「まくり(額にも収まらず、掛け軸の表具もされていない作品。基本的には裏打ちもない状態をいいますが、本作品は裏打ちされており、画帳から外されたような作品の可能性があります。
白描図ともいえる本作品、このような作品は西洋ではエッチングのようなものでしょうが、東洋での作品のほうが味というものがあります。
さて現在は裏打ちはされているものの、まくりの状態。額装にでもしようかと思っていますが、どんな額装がいいやら。
本日は野呂介石の小作品が入手できましたので投稿します。
墨一色で白描図・・のような山水画。とても高貴な作品となっています。このような作品を山水白描図というらしいです。
前に紹介しました野呂介石の作品と対照的な位置にある筆法ですね。
山水図 野呂介石筆
紙本水墨
画サイズ:縦290*横360

賛には「矮梅除人 介石隆」とあり、印章は朱文白楕円印の「介石」が押印され、遊印は「四碧齋」の朱文白長方印が押印されています。

「四碧齋」の号は、藩侯が彼の那智山図を見て嘆賞し「山色四時碧」の一行物を下賜したことを記念したもので、晩年になって「矮梅居」の号を用いたことから晩年の作品ではないかと推察されます。

俗にいう「まくり(額にも収まらず、掛け軸の表具もされていない作品。基本的には裏打ちもない状態をいいますが、本作品は裏打ちされており、画帳から外されたような作品の可能性があります。
白描図ともいえる本作品、このような作品は西洋ではエッチングのようなものでしょうが、東洋での作品のほうが味というものがあります。
さて現在は裏打ちはされているものの、まくりの状態。額装にでもしようかと思っていますが、どんな額装がいいやら。