夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

旭日昇天 小村大雲筆 その3

2013-01-09 05:14:39 | 掛け軸
大晦日は鷹巣で義母、義妹、その息子、家内と私とで鷹巣できりたんぽを賞味しました。
自宅に戻る途中に山中のの神社に明かりが灯っていました。村落の若い連中が当番で番をして、初詣を迎える準備をしています。



漆黒の闇に新雪の道が取り込まれていきます。この道を歩いていくのがちょっと怖い気がします。

次に綴子神社があります。この辺りは菅江真澄と縁のある土地です。



初詣を迎える前の静けさです。まだ紅白歌合戦を皆さんが観ている頃です。



自宅に戻って紅白を見終えたら、初詣です。




大館市内の神明社へ・・、若い人が多いです。駐車場が満杯で駐車するために道寄していたら雪の溜まりに車の車輪が落下。すぐに若い連中に頼んで「お~い、押してくれ」と言ったら、あっという間に車は脱出できました。

若い力はすごいね、今年は春から縁起がいい。皆で万歳三唱。家内は大喜びしてました。どうも雪溜まりで助手席のドアが開かず出られなかったらしい




神明社でお札、矢をいただいて、おみくじを引きました。またまた末吉・・。ここ数年末吉ばかり。
がっかりしていると大吉をひいた家内曰く「末吉はとてもいいのです。末は吉だから・・」なんとなく納得。

お汁粉をいただきました。

次は近所の八幡神社へ・・・、ここは母校である鳳鳴高校の近くです。今度は大吉。家内が末吉・・。



お神酒をいただいきました。

神へは感謝のみ・・、神社にて若い人の好意、お汁粉にお神酒を戴いて今年もいいことありそうです。

さて初日の出は見れずに寝不足です。

本日の作品は最近入手した小室大雲の「朝陽」です。題は売主が「旭日昇天」としておりそのまま題しました。

「旭日昇天」というと小説「みをつくし料理帖」の主人公「澪」の幼馴染「野江」のことを思い起こす人も多いでしょう。


「旭日昇天(きょくじつしょうてん)」というのは天下取りの強運を指すらしい。


旭日昇天 小村大雲筆
絹本着色金泥軸装 軸先 合箱入 
全体サイズ:横630*縦2300 画サイズ:横490*縦1350



小室大雲の作品は三作品目です。コメントに「小室大雲は私の曽おじいさんです」という投稿があり、びっくりしました。



落款には「大雲山人」と記されていますが、共箱でもなく小室大雲と完全に断定できる作品ではありません。



ただし他の作品の落款や印章を参考にし、とくに白文朱方印で「大雲」、朱文白方印で「厳座」と読めることからも小室大雲であると私は判断し購入しました。

この掛け軸は家内の実家の床の間に飾りました。



1月6日には家内の義父、義母と連れ立って寒川神社にお参りです。小生がお参りしたことがないと解ると急遽、出立と相成りました。さすが一の宮、立派なものです。

郷里の神明社、八幡神社、赤坂の日枝神社、そして寒川神社。あとは家内は昨日は神田大明神、私は赤坂の豊川稲荷、そして今週末は大宮の氷川神社・・、苦しいときの神頼みか




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