夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

観音図 中谷光炎筆

2018-01-06 00:01:00 | 日本画
インフルエンザの熱から解放されつつあるも今度は、耳鼻科へ・・・。中耳炎を併発して可能性があるためだが、医者からも「ご自身のお見立て通り!」と言われてしまい、飲む薬が倍増しました。やはり日帰り出張の飛行機の強行軍も影響したようだ。

さて本日は日本画で仏画というと、村上華岳、木村武山、山田真山、石川晴彦らがいますが、本日はあまり知られていない中谷光炎の作品の紹介です。

観音図 中谷光炎筆
紙本水墨着色額装
全体サイズ:横555*縦1041 画サイズ:横330*縦815



中谷光炎:日本画家。明治27年(1894)生。東京の人。野田九浦に師事。帝展・日展で活躍。昭和50年(1975)存、歿年不明。

 

しっかりした額装になっていますが、シミが発生しているが残念です。額装でもシミが発生しますので要注意ですね。



仏画などは蒐集としては難しいもので、当方はあまり蒐集対象としていません。とくに霊感などはないのですが、その作品の所蔵されてきた人の思いによっては所蔵者に悪いものが憑りつく気がするものですから・・。



入手する場合は作品から受けるイメージが清涼感のあるものを選ぶようにしています。



今回はシミが発生してるので、保存をきちんとしておくことがいいことかと思い入手に踏み切っています。



シミの発生を防ぐからと乾燥しすぎるのも漆器や彫刻、刀剣類にもよくないのでバランスが大切です。



各々保管する場所は統一して、掛け軸は掛け軸、刀剣は刀剣、漆器は漆器とするのが良いでしょう。

男の隠れ家もほっと置くと湿度の高い場所があり、今回の帰省でも何点か持ち帰ってきています。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。