多くの株主に損失を与えて、破綻後とはいえ自分は売りぬけるなんて。
注文だしても売れない株主が多く居たろうに。
スカイマク前社長が保有株式の約7割を売却-最大6億円余り
Bloomberg 2月6日(金)17時54分配信
(ブルームバーグ):経営破綻した国内航空3位、スカイマークの前社長の西久保愼一氏が、2月に入り同社株式保有分の約7割を売却していたことが判明した。最新の保有比率は9.78%。同氏が6日、関東財務局長に提出した報告書で明らかになった。
報告書によると、同氏は2月に入り3日間にわたって普通株式を市場で処分。2日に1702万株(18.63%)、3日に116万株(1.27%)、4日に80万株(0.88%)を売却した。それぞれ当日の最高値で売却したと想定した場合の合計金額は6億6554万円となる。
同社の株価は1月28日に前日比0.6%高の317円で終了。同日夜に民事再生法の適用を申請し、翌日から株価は大幅に下落していた。値幅制限が撤廃された2日には株価は32円で取引が始まり、前営業日比で88%安となる19円で取引を終えている。4日に一時反発して最高値で38円を付けたが、終値は28円だった。
同社の広報担当者、伊豆丸由佳氏は、株式売却について「個人情報でありコメントすることはできない」と語った。ブルームバーグの集計データによると、昨年9月30日付で西久保氏は全体の30.56%、約2791万株を保有する筆頭株主だった。
報告書に記載のあった西久保氏の連絡先に電話取材を試みたが、すでに番号は使用されていなかった。