富士市大渕に赴任中、高齢者の行方不明者捜索の協力を要請する放送を度々聞いた。
近くに老人施設があり痴呆の老人が出歩いて帰らないというもの。
発見された際にも放送があるのだけど、無事に保護なのか遺体なのかは、
放送中に「無事発見...」とあれば無事 ということを聞いた記憶がある。
当事者にはなりたくないものだ。
認知症の捜索増加、警察犬大忙し…早く届けて
警察犬の捜索出動件数が全国で増えている。
認知症高齢者の捜索の増加が主な原因で、2006年の3028件に比べ12年は4851件で1・6倍に増加。不明者の状況に応じ見極めた上で出動させているため、深刻な不足に陥っていることはないが、届け出の遅れで「臭い」が薄れ、発見に至るケースはごくわずかだ。警察庁幹部は発見の精度を上げるため「迅速な届け出が大きく貢献する」と訴えている。
捜索のための警察犬の出動には、気象条件に加え、商店街など人混みは効果が薄いため出動させないなど様々な条件がある。警察庁によると、全国の警察犬の認知症出動を含めた捜索出動件数は08年以降、事件捜査の出動件数を上回っている。
06~12年に認知症高齢者捜索の出動が6倍に急増した神奈川県警は14頭の警察犬を抱える。