10/29-10/30 1泊2日 テント泊
1日目(晴天) 中房温泉(7:40)→常念小屋(16:40) いい天気で、稜線を歩いてても暑い。グローブなしで、常念小屋まで。
2日目(雨) 常念小屋(7:00)→蝶ヶ岳ヒュッテ(11:30)→三俣(14:30) 朝から雨。常念を下る際にカッパを着る。
好天で見晴らし最高。そして暑い。常念小屋でテン泊。寝入り20時頃は非常に寒く感じたが、トイレに起きた23時頃は暖かかった。
天気が悪くなる兆候だろうか?朝も同様に暖かい。そして雨が降り出した。
2日目は、冷たい風雨の中、稜線を歩く。ゴアで固めたウェアは快適。顔面と手以外は。
そして蝶ヶ岳ヒュッテでタクシーを予約し三俣に下りた。
これが今シーズン最後のアルプス山行になるかも。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
23時頃に、富士を出発。甲府南ICより中央道、そして長野道、豊科ICで下りる。
豊科ICからは、20分程度で、穂高駐車場へ。2時半頃に着。
途中、CL上に猪3匹を発見。急ブレーキでかわすが逃げない。ビックリ。
車中、寝袋で3時間ほど眠った。
穂高駐車場近くにバス停があり、6時18分発。穂高駅に寄り駅を40分発車。
登山者用の車は2台のみ。シーズンも終わりだなぁ。寂しい。
しゃくなげ荘駐車場経由、中房温泉へ。バスの中では熟睡。
バス利用者は、10人もいなかった。天気予報は良くないし、来週に連休があるため今週は少ないのだろうか?
既に中房登山口には、バス組以外の登山者もいる。山ガールを含め10人以上の登山者がいた。マイカー利用の燕岳ピストンだろうか?
7:37
手書きの登山計画書を投函し、7時半頃にスタート。
ストックにキャップを装着したが、キャップ付きでは滑って使えない。なので、山行中ほとんど使用しなかった。なければないで、問題ない。
ストックは環境に悪いという向きもあるが、偽善者のたわごとだ。山に入ること自体環境を壊してるだろうに。何をいまさら。と私は思う。
空は快晴。言うことなし。
↓第一ベンチ8:08
↓第二ベンチ8:31
8:38
8:54
↓第三ベンチ9:02
空は青い
↓富士見ベンチ9:29
本当にいい天気^^
稜線が見えてきた
↓合戦小屋9:52
西瓜を売ってた場所
合戦小屋には、さすがにもう西瓜は置いてない。ビールを飲もうとしたが、小屋人がケーブル作業で忙しそうなのでやめた。収入を棒にふるとは。
↓槍が見える10:04
富士山も
↓あと2.3km 槍と共に10:12
根元が一様に曲がってる。雪のせい?
↓燕山荘がみえてきた10:24
この槍の形はいつみてもいい。
日陰には霜柱
↓燕山荘到着10:46
燕岳
槍
燕山荘まで、順調。前回は加藤が一緒だったのと、靴のトラブルで長くかかったが、今回は順調に登れた。到着時刻は11時前。約3時間で登ってこれた。
小屋で缶ビールを飲む。そしてカッパを貸してくれた加藤への土産を買う。熊よけの鐘を買った。そしておにぎり2個で昼食を済ませる。
燕岳ピークは夏に立ったので、省略して大天井へ歩を進める。ビールのせいで大分気持ちが悪い。何組みかに抜かれる。
■槍の眺望
前回の記憶と一致しないルート箇所があったが前回よりも難なく大天井岳下の分岐点へ。前回、山ガール達と別れた地点だ。ここからの上りはルートタイムは40分。大天荘が見える
↑分岐点13:29
途中までは、マークを追って順調に進む。しかし逆光のせいもあってかまさかのルートをロスト。
私は大天荘の場所を知っていたので、斜め左上を目指して足場の悪い斜面を上り、ピークと小屋の間に出た。
後ろから来てた登山者も迷ったのだろうか。その後、見かけなくなった。大丈夫?諦めてヒュッテに向かったのだろうか?
小屋から下り口には、緑のロープが張ってあった。やはりルートに何か問題があったのだろうか?歩いてきたルート
↓大天荘
大天井岳も夏に立ったので省略
小屋の裏にあった水タンクはなくなっていた。やはり、ここでは水が補給できない。水が残り少ない状況で、ここでテント泊するわけにもいかず、常念を目指して歩を進める。
ルートタイムだと、17時までに着く予定だが、テン場の確保が不安なので足が速くなる。
↓夏に歩いた槍へのルート
↓常念への道中央右に見えてるのが常念岳。あの手前に小屋があるはず。
もうそこに見えてるのになかなか届かない。
ようやく小屋が見えた(^_^)/
↓常念小屋着16:39
常念へのルートは、非常に気持ちの良い稜線歩きだった。常念小屋までの最後の下りが非常に長く感じた。大門沢小屋のときみたいな。
テントは、案外少なかった。おそらく来週の連休がシーズン最後の混雑になるのだろう。
生ビールは売り切れたとのこと。三俣からのタクシー利用は、小屋から予約を入れてくれるらしい。穂高駅までは、4800円とのこと。水は、200円/リットルだ。
自販機で缶ビールを買い、小屋で飲む。明日は、朝から雨とのこと。
600円払って、テン場でテントを張る。槍が見える正面で張った。
四角の張り綱以外に中間にも張り綱を追加。風でテントが揺れることは無かった。すぐ上に設営してたテントは、なんとカップルだった。
そうとは知らず張ったのだが。。。少しして現れた女が、「なんでここに張るの?」みたいな表情でこちらを睨んでた。
「そんなん知るか?」なんなら、テントにカップル在中の張り紙でもしておけっつうの。また、当てつけみたいに大きな声でしゃべる。
たとえ、早い時間だとしても聞きたくもないあんたらの会話を聞く迷惑を考えろ。小中学校のキャンプじゃあるまいし。
そういう配慮があれば、こちらも我慢できるのに、後で設営したのが悪いみたいに大声でしゃべるのが故意に感じられて嫌な女だと思う。
こんなんと一緒になるとすごく後悔するのに。男もあほだ。
夜の寒さに対しては、-22度までのシュラフを買ったおかげで快適に過ごせた。おそらく北岳に持って行ったシュラフは夏用だったのだろう。
朝、5時起き、6時出発の予定であったが、雨が叩く音が聞こえ気が萎える。
テント内で食事を済ませ、テント撤収中、不愉快なカップルは何時の間にか出発して行った。三俣に降りるのだろうか?
小屋で水を調達し、いざ常念へ。
↓常念への登り7:01
写真を撮ってる隙をつかれ、女子2人組みに先行される。しばらく、後ろをついて行くが、道を譲らない。休憩中に追い抜き、引き離す。
↓三俣への分岐8:01ここから三俣へ下りれるらしい。
常念岳ピークは、岩の上にあって、狭いスペースに祠があった。
↓常念岳ピーク8:10
結構な高度感。
岩陵なので、気を付けないと雨で滑る。雨が強くなり下りの途中でカッパを着込む。
↓蝶へのルート(雨で、あまり撮れてない)
11:02
↓蝶ヶ岳ヒュッテ11:24
蝶まで、樹林帯に一度下りるためパンツがドロドロになる。こういう場合にスパッツがあればと思う。
ガスも出てきて稜線は、冷たい雨と風でカッパのフードが無いと頭が凍りそう。ゴアの御陰で、顔面と手以外は快適。靴も水の侵入はない。足の爪もまだ大丈夫。
蝶ヒュッテは、ピークのすぐ手前にあった。ピークは、拍子抜け。これがピークなのって感じ。
雨で、カメラのレンズが曇る。
↓蝶ヶ岳ピーク
防水なしのカメラなのに
小屋には、団体がいた。おそらく沼津御一行。騒がしい。
小屋で、タクシー会社にtelする。余裕をみて4時間後に三俣駐車場で予約を入れた。
小屋の衛星電話で、60円。予定は上高地までだったけど、この雨の中わざわざ上高地まで歩く理由もないし。
小屋人達は若くて対応が丁寧だ。昨日の常念小屋もしかり。
缶ビールを飲んで、さぁ下りよう。これでもし遭難すれば、”非常識な中高年”って出るんだろうな。
下るのは苦手。登りならいくらでも登れるのに。親子?3人組がすごい速さで下って行った。(+_+)三俣800m手前にあった力水。飲めるようだが雨の日には飲まないほうがいいみたい。
登山口。常念方面へここから行ける。
車が見えてきたと思いきや。。。
出っぱなしの蛇口があった。真夏のオアシス。
中央を歩けということ???
駐車場には、5、6台が停ってるのみ。閑散としていた。ピーク時には、溢れた車両がアプローチの車道に1km以上停まるらしい。
←奥の3台が沼津ナンバー。神戸ナンバーもある。
ありがとう^^
予約時間まで約1時間。結局3時間弱で下りてこれた。少しすると1台のタクシーが。常念から下りてくる人用か?確か、常念小屋で3時で予約をいれてた人がいたし。
早めに来てもらうよう連絡してもらおうと思って、タクシーに近づくと、なんと30分早く来てくれたとのこと。ラッキー。
穂高駐車場まで5,200円。高い。穂高駐車場には私の車1台だけだった。
しゃくなげ温泉の日帰り温泉に行き、暑いお湯につかって疲れを取る。なぜこの温泉、こんなに人が多いのだろう?明らかに地元民。家に風呂がないわけでもあるまいし。
お湯は、少し熱めで疲れた体にいい感じ。
そして、一休庵で、そばを食う。お店オススメのなごり雪っていうぶかっけそばの大盛りを注文する。普通の盛蕎麦の方が美味しいと思った。
既にひまわりのポスターはなくなっていた。
↓なごり雪
眠気を我慢しながら、寮着が21時半頃になった。お疲れさま。