シャンソン仲間5人で14日午後、羽村市生涯学習センター「ゆとろぎ」小ホールで「シュエットシャンソンコンサート」を開いた。その写真が届いた。
カメラマンで市議会議員の山崎陽一さんが撮ってくれたもの。
写真を見ていると、あの日の感動が蘇ってくる。
小ホールは252席。チケットの売れ行きが芳しくなくて、友人知人に声をかけまくった。
その努力が実ったのか、当日はほぼ満席に。
暮れの忙しい中、寒い中、来てくれた方たちに感謝の気持ちでいっぱいだ。
当日はハプニングもあった。
午前10時半からリハーサルの予定だったのだが、ピアニストの金益研二さんが来ない。
人身事故で中央線が止まってしまったのだ。
「本番は聴きに来れないから、リハーサルで聴かせて」と友人2人が来てくれたのだが。
しかたないので、アカペラで4曲聴いてもらった。
40分ほど遅れて金益さんが到着。何とか、開場の30分前にリハーサルが終わって、全員「ほっ」。
午後2時。いよいよ本番。
オープニングは金益さんが「想いの届く日」というタンゴの曲を弾いてくれた。
流れるようなメロディが耳に心地よい。
トップバッターは私。シャルル・アズナブールの「ラ・ボエーム」を聴いてもらった。
2部では「鏡の中のつばめ」「聞かせてよ愛の言葉を」「ばら色の人生」の3曲を歌った。
最後の曲は、豊川達夫さんとのデュエット。
うまく息が合って歌えたので、ほっとした。
エンディングは「幸せを売る男」を会場の人たちと一緒に歌って、コンサートは無事終わった。
シャンソンは、人生の哀歓を表現した歌が多く、年を重ねた人が歌ってこそ、味が出る歌が多い。
70代、80代で舞台に立っている先輩たちが多いので、私もまだまだ歌えそう。
カラオケと違って、シャンソンは歌詞を見ないで歌わなければならないので、認知症予防にもなる。
歌は心肺機能も高めてくれる。
楽しく歌って、健康長寿をめざしたい。