【本当は「コード・ベロニカ」のタイトルを「バイオハザード3」に
する予定だったが、大人の事情でこういう結果になった】
という製作者の談話をどこかで読んだことがある。
残念ながらソースが何だったのか思い出せないので、
もしかしたらネットでの噂話の類だったのかもしれない。
だが、ゲームをプレーしてみた所、この噂話(?)は大いに納得できた
これを、栄えあるナンバリングタイトルにして良かったのだろうか……?
シリーズ3作目にして、3作連続のミリオンセールス達成。
まぁ間違っちゃいない。事実だ。
「バイオハザード3」はミリオンタイトルだ。大ヒットだ。
だがその100万本達成は、ジワ売れの1とも大爆発の2とも違っており、
何というか、ギリギリだった。
発売数週後、ファミ通ランキング30位以内のケツ辺りで
やっと達成できていた、と記憶している。やっと、だ。
100万本と言えば大ヒットの代名詞的な数字だが、
バイオ3については、大ヒットしたという感じが全くしない。
何というか、シリーズブランドの最後っ屁て感じ。
この作品以降、バイオはミリオンは愚か、50万がやっとのシリーズになってしまった。
2の売り方がまずかったのか、3でバッサリと飽きられて
しまったのか、その辺は分からん。
いずれにしても、売り上げという面で、3はシリーズ最後の花火になってしまった。
こんなに寂しいミリオンタイトルも珍しいと思う。
完全に俺個人の感じ方であるが。
ゲーム内容も、どこか寂しい。
冒頭に書いたように、正直言ってナンバリングタイトルになるべき作品ではない。
まず、物語が全く進まない。
3の舞台、時間軸は2とほぼ同じであり、新たな事実の判明や事件の発生が
殆ど何もない。2の外伝と呼んだ方が適切だとすら思う。
また、何を描きたいのかも、正直言ってよく分からない。
【1の洋館事件後、スターズメンバーは警察署を初めとしたラクーンシティーの
人間に事件の詳細を伝えたが、事件の荒唐無稽さに加え、
アンブレラの影響力もあり、全く相手にされなかった。
そこでラクーンシティーを見限ったクリス達は、アンブレラの本社がある
ヨーロッパへと飛んだ……】
という事情が2の時点であったはずだ。
なのに、何故か、3ではジルがまだラクーンシティーに残っている。
「何か調査することが残っていたのか?」と思ったが、
ゲームをクリアーしても何の為の滞在だったのかさっぱり分からない。
ジルは事件の真相を知る人物であり、ラクーンシティーがもうすぐ
ゾンビだらけの街になることは重々知っていたはずだ。
なのに、一体何をグズグズしていたのか。分からない。
まさか市民を救いたかったというわけではないだろう。
実際、そういう行動も取ってなかったし。
マジで、ジルは何の為にあそこに残っていたのだろうか?
俺、もしかしてとんでもない見落としでもしてるのか?
1のキャラは、消息を絶ったアルファチームの調査の為にあそこへ行った。
2のキャラは、仕事で、或いは兄探しであそこへ行った。
じゃあ3のジルは? 何故?
そもそものゲームの根底が理解できず、非常に困惑してしまった。
もっと言えば、ジルの格好も酷い。
ゾンビだらけの街を動くことは事前に分かっていたはずなのに、
肩を露出したミニスカート姿とサービス満点でたまらん。
あんな格好でゾンビの群れ
に飛び込むアホは、死んだ方がいいと思う。
要するに、プレーヤーへの見た目だけで設定したんだろ?
でも、バイオは仮にも現実的な舞台設定のゲームなんだろ?
もうちょっと考えてコスチュームくらい作れよ。アホかと思った。
物語・舞台設定については間違いなくシリーズ最低だと思う。
タイトルにナンバーではなく、例えば「ジル・サバイバー」(ダサいな)といった
副題を付けるなりしておけば、ここまで酷いと感じなかったかもしれない。
シリーズ人気が落ちてきたことを見越して、最後のかっぱぎが目的だったのかも?
そうまで思ってしまった。
ゲーム内容も……こちらは酷いとは言えないが、
物語面に引き摺られた部分もあるのか、あまり楽しめなかった。
さすがにマンネリ感が漂ってきたことも否めない。
3の新システムとして「回避」があるが、発生しても完全無敵じゃないし、
それどころか回避後にピンチに陥ることもあり、あまり使えない。
そもそもバイオの操作性で回避に面白さを見出せというのが無理がある。
だったら軽快なアクションにしろ、と。
あまり好評でなかったのか、以後のシリーズからは削除されてるしな。
もう一つ、弾薬自己作成システム。
今までは決まった数を与えられていた武器の弾薬を、
材料の組み合わせによって自分で作ることが可能となった。
ハンドガンの弾を作りまくってゾンビに撃ちまくるのもいいし、
強力なマグナムの弾を作ってボス戦に備えるのもいい。
これはまぁ、3で唯一成功してたかな、と思えるシステムだった。
まぁ例によって弾薬がアイテム欄を占拠してくれるので、
作るのが面倒だという欠点はあったけどな。
リロードツールは常備アイテムにしてくれれば良かったのに。
ゲームバランスは……どうだろう。普通かな?
今作の大きな特徴として、ジルを執拗に狙う「追跡者」の存在がある。
要するにボスキャラが追いかけてくるのだが、序盤から終盤まで
様々な場面でしつこくしつこく追ってくるので、気を抜けない。
今作での「恐怖」は間違いなく「追われる恐怖」であろう。
実際、ストーカーからヒントを得たんだろうと思う。
この追跡者、確かに怖かった。鬱陶しかった。
製作者の狙いは一応成功していたと思う。しかし……
コイツの正体は、アンブレラが送り込んだスターズメンバー抹殺用兵器
なんだが、そんなもんをわざわざ、これから壊滅する街に配置するもんだろうか?
正体不明の間は怖かったが、正体が判明すると、「???」と思うしかなかった。白けた。
ゲーム性の追求と物語面の設定が噛み合っていない。
また、この追跡者、ドアを隔てても平然とドアを開けてジル追ってくる。
新鮮かつ怖い能力だが、なんであんな巨体の化物が、
行儀よくドアを開けて、更には閉めて(笑)追ってくるのか、甚だ疑問。
ンなもんぶっ壊せばいいだろうが。なんでそんな知恵はしっかり残ってるんだよ。
また、ドアを超えて追ってこられるくせに、セーブポイントのある地点には
決して入って来られないというのも非常に疑問である。
もちろん、そんな事を可能にすればゲームが破綻してしまうからなんだろうが、
ゲーム的に見た場合、不自然甚だしいと言わざるを得ない。
これもまた、ドアを超えて追ってくる敵という設定が、
ゲームシステムと噛み合っていない。深く考えていないんだろう。
実際、一度あるんだよ。恐ろしく不自然なシーンが。
昏睡状態で寝てるジルがいる部屋に入ろうとする追跡者が、ドアを破壊しようとするのだ。
おいおい、鍵なんてかかってないって。開けろよ。いつものように。
そもそもお前の力なら、そんなドア一瞬で破壊できるだろ。何を梃子摺ってんだよ。
白けるなぁ。ゲームだから? そうですか。
追跡者にはしつこくしつこく追われるが、逃げることは
そう難しくないので、コイツがゲーム難度を上げているわけではない。
ただ、何度か発生する強制戦闘イベントでは、かなり強かった。
今作はボスキャラ(絶対倒さなければならない)が強かったと思う。
弾薬を変な方向性で作ってしまっていれば、ハマリになる可能性もある。
まぁバイオシリーズは、ゲーム全体はともかくボス戦は少々楽すぎると
感じていたので、これは良かったと思う。
今作の主人公はジル一人だが、一部でパートナーのカルロスを操作することになる。
コイツがまた、キャラとして魅力がない。好きになれない。
事件とあまり関係ないことから、0のビリーと似通ったものを感じるが、
ビリーが戦闘面で非常に頼りがいがあったのに比べ、こいつはそういうのないし。
ジルに愚痴りまくった結果怒りのビンタ食らったシーンが見所かな。
ありゃ惚れただろ。でもジルはクリスさんとくっ付くから。諦めろ。
カルロスは1でのレベッカや2のエイダと違い、かなり長い時間操作することになる。
そういう意味ではサブキャラとして恵まれている。それだけだけどね。
んー。
謎解きは、今作で初めて、ランダム要素が入った。
パスワード等が決まった数字ではなく、毎回変わるようになったのだ。
そのせいで、2周目以降もあまり手を抜けなくなってしまっている。
それ以外にも、今作では弾薬の置き場や敵の配置にランダム要素が入った。
更に、「ライブセレクション」という選択肢分岐システムを導入。
随所に存在する選択肢により、物語が分岐するようになった。
これらを見ると、今作は複数回のプレーを飽きずに
楽しめるよう配慮している事が分かる。
良い配慮だと思うが……2周目以降のプレーは「全部知ってる」からこそ
楽しめるという面もあるので、そういう人には邪魔な配慮だとも思う。
ライブセレクション以外は無い方が良かったと個人的には思う。
武器や敵の配置が変わっていると、攻略が崩れてしまうからな。
2周目まで何とかクリアーしたので、ここまで。
ED後に各キャラ(シリーズ関係者)の後日談が
見られるのだが、これが何と8種類もある。
つまり8周しないと全部見られないというわけだ。多すぎるよ。
あまりに複数回プレーを強要されるのもなんだかなぁと思う。
舞台設定・物語面は大いに不満。
ゲーム部分は普通。
今作を「3」としたことには強い疑念を持つ。
素直にベロニカを3とし、今作を外伝扱いしていれば、
売り上げはともかくシリーズの格は随分違っていたように思う。
今振り返ると、バイオシリーズ、ちっとも順風満帆じゃなかったんだな。
ふぅ。
さて、バイオハザー道も後半。
次は手持ち最後の一本、ベロニカ完全版だ。
かつて3周くらいやったし、まぁ何とかなるだろう。
DC版だぜ。ベロニカを他機種でやる奴ぁバイオファンじゃない。
そんな風に考えていたあの頃から、もう何年経ったんだろう。
過去作プレーはいつも「あの頃」が心地よい。
その一方でいつも思い出が胸に痛い。
はぁやれやれ。
拍手を送る
する予定だったが、大人の事情でこういう結果になった】
という製作者の談話をどこかで読んだことがある。
残念ながらソースが何だったのか思い出せないので、
もしかしたらネットでの噂話の類だったのかもしれない。
だが、ゲームをプレーしてみた所、この噂話(?)は大いに納得できた
これを、栄えあるナンバリングタイトルにして良かったのだろうか……?
シリーズ3作目にして、3作連続のミリオンセールス達成。
まぁ間違っちゃいない。事実だ。
「バイオハザード3」はミリオンタイトルだ。大ヒットだ。
だがその100万本達成は、ジワ売れの1とも大爆発の2とも違っており、
何というか、ギリギリだった。
発売数週後、ファミ通ランキング30位以内のケツ辺りで
やっと達成できていた、と記憶している。やっと、だ。
100万本と言えば大ヒットの代名詞的な数字だが、
バイオ3については、大ヒットしたという感じが全くしない。
何というか、シリーズブランドの最後っ屁て感じ。
この作品以降、バイオはミリオンは愚か、50万がやっとのシリーズになってしまった。
2の売り方がまずかったのか、3でバッサリと飽きられて
しまったのか、その辺は分からん。
いずれにしても、売り上げという面で、3はシリーズ最後の花火になってしまった。
こんなに寂しいミリオンタイトルも珍しいと思う。
完全に俺個人の感じ方であるが。
ゲーム内容も、どこか寂しい。
冒頭に書いたように、正直言ってナンバリングタイトルになるべき作品ではない。
まず、物語が全く進まない。
3の舞台、時間軸は2とほぼ同じであり、新たな事実の判明や事件の発生が
殆ど何もない。2の外伝と呼んだ方が適切だとすら思う。
また、何を描きたいのかも、正直言ってよく分からない。
【1の洋館事件後、スターズメンバーは警察署を初めとしたラクーンシティーの
人間に事件の詳細を伝えたが、事件の荒唐無稽さに加え、
アンブレラの影響力もあり、全く相手にされなかった。
そこでラクーンシティーを見限ったクリス達は、アンブレラの本社がある
ヨーロッパへと飛んだ……】
という事情が2の時点であったはずだ。
なのに、何故か、3ではジルがまだラクーンシティーに残っている。
「何か調査することが残っていたのか?」と思ったが、
ゲームをクリアーしても何の為の滞在だったのかさっぱり分からない。
ジルは事件の真相を知る人物であり、ラクーンシティーがもうすぐ
ゾンビだらけの街になることは重々知っていたはずだ。
なのに、一体何をグズグズしていたのか。分からない。
まさか市民を救いたかったというわけではないだろう。
実際、そういう行動も取ってなかったし。
マジで、ジルは何の為にあそこに残っていたのだろうか?
俺、もしかしてとんでもない見落としでもしてるのか?
1のキャラは、消息を絶ったアルファチームの調査の為にあそこへ行った。
2のキャラは、仕事で、或いは兄探しであそこへ行った。
じゃあ3のジルは? 何故?
そもそものゲームの根底が理解できず、非常に困惑してしまった。
もっと言えば、ジルの格好も酷い。
ゾンビだらけの街を動くことは事前に分かっていたはずなのに、
肩を露出したミニスカート姿とサービス満点でたまらん。
あんな格好でゾンビの群れ
に飛び込むアホは、死んだ方がいいと思う。
要するに、プレーヤーへの見た目だけで設定したんだろ?
でも、バイオは仮にも現実的な舞台設定のゲームなんだろ?
もうちょっと考えてコスチュームくらい作れよ。アホかと思った。
物語・舞台設定については間違いなくシリーズ最低だと思う。
タイトルにナンバーではなく、例えば「ジル・サバイバー」(ダサいな)といった
副題を付けるなりしておけば、ここまで酷いと感じなかったかもしれない。
シリーズ人気が落ちてきたことを見越して、最後のかっぱぎが目的だったのかも?
そうまで思ってしまった。
ゲーム内容も……こちらは酷いとは言えないが、
物語面に引き摺られた部分もあるのか、あまり楽しめなかった。
さすがにマンネリ感が漂ってきたことも否めない。
3の新システムとして「回避」があるが、発生しても完全無敵じゃないし、
それどころか回避後にピンチに陥ることもあり、あまり使えない。
そもそもバイオの操作性で回避に面白さを見出せというのが無理がある。
だったら軽快なアクションにしろ、と。
あまり好評でなかったのか、以後のシリーズからは削除されてるしな。
もう一つ、弾薬自己作成システム。
今までは決まった数を与えられていた武器の弾薬を、
材料の組み合わせによって自分で作ることが可能となった。
ハンドガンの弾を作りまくってゾンビに撃ちまくるのもいいし、
強力なマグナムの弾を作ってボス戦に備えるのもいい。
これはまぁ、3で唯一成功してたかな、と思えるシステムだった。
まぁ例によって弾薬がアイテム欄を占拠してくれるので、
作るのが面倒だという欠点はあったけどな。
リロードツールは常備アイテムにしてくれれば良かったのに。
ゲームバランスは……どうだろう。普通かな?
今作の大きな特徴として、ジルを執拗に狙う「追跡者」の存在がある。
要するにボスキャラが追いかけてくるのだが、序盤から終盤まで
様々な場面でしつこくしつこく追ってくるので、気を抜けない。
今作での「恐怖」は間違いなく「追われる恐怖」であろう。
実際、ストーカーからヒントを得たんだろうと思う。
この追跡者、確かに怖かった。鬱陶しかった。
製作者の狙いは一応成功していたと思う。しかし……
コイツの正体は、アンブレラが送り込んだスターズメンバー抹殺用兵器
なんだが、そんなもんをわざわざ、これから壊滅する街に配置するもんだろうか?
正体不明の間は怖かったが、正体が判明すると、「???」と思うしかなかった。白けた。
ゲーム性の追求と物語面の設定が噛み合っていない。
また、この追跡者、ドアを隔てても平然とドアを開けてジル追ってくる。
新鮮かつ怖い能力だが、なんであんな巨体の化物が、
行儀よくドアを開けて、更には閉めて(笑)追ってくるのか、甚だ疑問。
ンなもんぶっ壊せばいいだろうが。なんでそんな知恵はしっかり残ってるんだよ。
また、ドアを超えて追ってこられるくせに、セーブポイントのある地点には
決して入って来られないというのも非常に疑問である。
もちろん、そんな事を可能にすればゲームが破綻してしまうからなんだろうが、
ゲーム的に見た場合、不自然甚だしいと言わざるを得ない。
これもまた、ドアを超えて追ってくる敵という設定が、
ゲームシステムと噛み合っていない。深く考えていないんだろう。
実際、一度あるんだよ。恐ろしく不自然なシーンが。
昏睡状態で寝てるジルがいる部屋に入ろうとする追跡者が、ドアを破壊しようとするのだ。
おいおい、鍵なんてかかってないって。開けろよ。いつものように。
そもそもお前の力なら、そんなドア一瞬で破壊できるだろ。何を梃子摺ってんだよ。
白けるなぁ。ゲームだから? そうですか。
追跡者にはしつこくしつこく追われるが、逃げることは
そう難しくないので、コイツがゲーム難度を上げているわけではない。
ただ、何度か発生する強制戦闘イベントでは、かなり強かった。
今作はボスキャラ(絶対倒さなければならない)が強かったと思う。
弾薬を変な方向性で作ってしまっていれば、ハマリになる可能性もある。
まぁバイオシリーズは、ゲーム全体はともかくボス戦は少々楽すぎると
感じていたので、これは良かったと思う。
今作の主人公はジル一人だが、一部でパートナーのカルロスを操作することになる。
コイツがまた、キャラとして魅力がない。好きになれない。
事件とあまり関係ないことから、0のビリーと似通ったものを感じるが、
ビリーが戦闘面で非常に頼りがいがあったのに比べ、こいつはそういうのないし。
ジルに愚痴りまくった結果怒りのビンタ食らったシーンが見所かな。
ありゃ惚れただろ。でもジルはクリスさんとくっ付くから。諦めろ。
カルロスは1でのレベッカや2のエイダと違い、かなり長い時間操作することになる。
そういう意味ではサブキャラとして恵まれている。それだけだけどね。
んー。
謎解きは、今作で初めて、ランダム要素が入った。
パスワード等が決まった数字ではなく、毎回変わるようになったのだ。
そのせいで、2周目以降もあまり手を抜けなくなってしまっている。
それ以外にも、今作では弾薬の置き場や敵の配置にランダム要素が入った。
更に、「ライブセレクション」という選択肢分岐システムを導入。
随所に存在する選択肢により、物語が分岐するようになった。
これらを見ると、今作は複数回のプレーを飽きずに
楽しめるよう配慮している事が分かる。
良い配慮だと思うが……2周目以降のプレーは「全部知ってる」からこそ
楽しめるという面もあるので、そういう人には邪魔な配慮だとも思う。
ライブセレクション以外は無い方が良かったと個人的には思う。
武器や敵の配置が変わっていると、攻略が崩れてしまうからな。
2周目まで何とかクリアーしたので、ここまで。
ED後に各キャラ(シリーズ関係者)の後日談が
見られるのだが、これが何と8種類もある。
つまり8周しないと全部見られないというわけだ。多すぎるよ。
あまりに複数回プレーを強要されるのもなんだかなぁと思う。
舞台設定・物語面は大いに不満。
ゲーム部分は普通。
今作を「3」としたことには強い疑念を持つ。
素直にベロニカを3とし、今作を外伝扱いしていれば、
売り上げはともかくシリーズの格は随分違っていたように思う。
今振り返ると、バイオシリーズ、ちっとも順風満帆じゃなかったんだな。
ふぅ。
さて、バイオハザー道も後半。
次は手持ち最後の一本、ベロニカ完全版だ。
かつて3周くらいやったし、まぁ何とかなるだろう。
DC版だぜ。ベロニカを他機種でやる奴ぁバイオファンじゃない。
そんな風に考えていたあの頃から、もう何年経ったんだろう。
過去作プレーはいつも「あの頃」が心地よい。
その一方でいつも思い出が胸に痛い。
はぁやれやれ。
拍手を送る
本文にも書きましたが、やはり今作最大の問題点は、ナンバリングにしたことだと思います。そのスケールには明らかに見合っていない。
ゲーム性も物語性も「2の外伝」で十分収まる内容なので、そうなっていれば随分印象は変わったのではないかと思います。
今作を3に、ベロニカを外伝にしたことは、両方にとって不幸だった気がします。まぁ売上面では成功だったかもしれませんが……。
ゲームの文句ばっかいってっけどオメー自信がムカつくわ(笑)
内容には大体同意。文句ばっかうるせーよなぁ。はぁ。
◆洋館事件後もラクーンに居た理由。
洋館事件は洋館及び研究施設とB.O.Wを爆破した事で当面の危機は回避できた&報告を握りつぶされたので隠密捜査をS.T.A.R.S.の生き残りの3人(クリス・ジル・バリー)で行っていたから。
洋館の爆破によりTウィルスは消失し当面の危機は去ったと判断?
◆ジルは何故一人だけラクーンに居たの?ゾンビだらけの街になることは重々知っていたはずだ、市民を救う活動もしてなかった。
R.P.Dにアンブレラのスパイが居ると判断したクリスは独断で情緒不安定を装い(怒りっぽくなり、些細な事で同僚を殴打)リフレッシュ休暇を取得し単身欧州へ飛びアンブレラのスパイからの監視の目から逃れた。
バリーもジルに何も告げずアンブレラの監視と脅威から家族を匿う為、姿を消した。(ゲームの進め方に寄っては最後に登場するけど)
バケモノ事件に関してもTウィルスは消失しているので、仮に施設内のB.O.Wの一部が施設外に逃げていたとしてもラクーンシティ内でパンデミックが発生するとまでは想定していなかったのかも知れない。
パンデミック発生後、市民を救う活動も出来る範囲ではやっていたと思うよゲームのOP後一緒に逃げてきたオッサンと一緒だったじゃん。
ただ物凄い勢いで感染者が増えたので多勢に無勢で如何しようも無かったんでしょう。
◆ジルの格好も酷い。(ry
ジルが休日だった日にパンデミックが発生したんじゃないの?
ゾンビもGウィルスの流出によるものだったし、ジルとしては想定外の出来事だったんだろう。
幾ら警戒してたって言っても、組織だって活動してた訳じゃ無いし仲間であるクリスやバリーも不在で不眠不休で活動するなんて無理。
◆副題について
『LAST ESCAPE』ってそんな悪いタイトルかな?
アンブレラの脅威から逃げるのは最後、必ずアンブレラにこの借り(ラクーン消滅)は返す。って意味で取ればピッタリだと思うんだけど。
長々とスミマセンでした。
時系列については、2と3でゲーム内で辻褄が合わない面もありますが、そんな感じだったと思います。
あとから出版された小説とかwikiをはじめとするネットで見聞きした内容なので自分の記述もオカシナ突っ込みどころ満載かもですが、所詮アクションホラーゲームですからね、細かい設定に関しては緩々でも仕方がないですよ。
ゲームとしての面白さは個人的に2>3>1です。
3はネメシスに追っかけられるのが怖かったですが、ゲーム性としては2が一番よく出来てたと思います。
巻いたあとも、獲り忘れたアイテム獲りに戻ったら意味不明な場所に居たりしましたからw
バーの裏のグレネード弾が入ってるシャッターの所にロケラン持ったネメシスが居た時の恐怖w
1も発売当初に初めてやった時はゾンビが振り返るムービーでオシッコちびりそうな位ビビりました。
>所詮アクションホラーゲームですからね、細かい設定に関しては緩々でも仕方がないですよ。
最初に結論を言うなら、まさにこれですねw 俺も本気で練りに練ったシナリオにしろとまでは思いません。
>隠密捜査をS.T.A.R.S.の生き残りの3人(クリス・ジル・バリー)で行っていたから。
>洋館の爆破によりTウィルスは消失し当面の危機は去ったと判断?
バイオは基本「予期せぬ危険に巻き込まれる」ものですが、今作だけはそれが感じられません(6と7は未プレーで不明)。
ラクーンシティーがまだ大丈夫だと考えていたなら、危機に対する見積りが甘すぎるのではないかと思います。
>ジルが休日だった日にパンデミックが発生したんじゃないの?
私服は無論いいですけど、状況考えたら肌の露出は控えなさいやと思います。もちろん個人的には好きですがw
>『LAST ESCAPE』ってそんな悪いタイトルかな?
副題はいいんですが、今作に関しては「ナンバリングである」点にだけ強い不満があります。
他のナンバリングはどれも事態が大きく動いてるのに、今作だけは2の裏事情レベル。やはり外伝に留めておくべきだったかと。
>ゲームとしての面白さは個人的に2>3>1です。
旧バイオはラジコン操作のもどかしさが恐怖や焦燥感を煽るのがいいですよね。
今はもう望めない、あの時代ならではの面白さですな……。
1と2にはそんなドキドキな思い出があるのですが、3はお父さんも冷めた感じでプレイしてて、友達の間でもバイオ3は話題にならなかった。なんか全体的に記憶に残ってない。
オトナになってバイオシリーズを一通りプレイして色々と納得。バイオ3はストーリーや目的が分かり辛く、キャラクターにも魅力は感じない。フィールドはまぁ使い回しだし、バイオ2との繋がりも分かりにくい。上手く言えないけどバイオ3ってなんか「安っぽい」気がした。例えるならバイオの同人ゲームみたいな感じでバイオのシステムを踏襲した上でファンが作りましたみたいな印象でした(まさにジルサバイバーっていう感じかな笑)。
そのせいで名作コードベロニカはあまり期待されない状況で発売されたと思う。名作なのにあまり売れなかったのはバイオ3のせいだし、色々な意味でバイオ3は戦犯かなと感じます。
…ただ1つ、バイオ3は決して駄作ではないのかなと。なんというか1と2があまりにも良すぎたというのもあるのかな。上の子が優秀過ぎて評価されない三男みたいな。ここまで酷評したものの結局はバイオの正統な血を引いた作品である事には間違いない(´ー`)
あ、この記事、最高に面白かったです。ブログ主さんのバイオ愛を感じました(^-^)
ああ、いい思い出ですね。……親がゲームをやっていた世代、か。もうそれが普通な時代なんですよね。なんか不思議だ。
>オトナになってバイオシリーズを一通りプレイして色々と納得。バイオ3はストーリーや目的が分かり辛く、キャラクターにも魅力は感じない。
衝撃的だった初代、膨れ上がった期待に応える大作だった2に対し、3はどうしても地味なイメージがありますね。
PSで3本目というのもマンネリ感を強めたのかもしれません。せめてハードを一新し、絵的に豪華になっていれば……。
>…ただ1つ、バイオ3は決して駄作ではないのかなと。
はい、それはもちろん。俺も一本のゲームとしては普通に面白かったです。
今後もリメイクの可能性は薄いでしょうが、バイオのナンバリングタイトルとして、リマスターくらいは望みたいですね。
一周目はどんな感じか掴んで別ルートも楽しめる作品だと思ってる