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プラdroidは、ねんど子猫に愛を観るか?

管理人「osuzu」が制作する模型関連のブログです。

ブリックワークス ミラクルガール12改! ギャルVer

2020-08-23 | Honey Trap

え゛~・・、先日のオークション。 

大変御盛況頂きまして、皆様有難うございました!

しかし・・・兵隊さんの人気の無さにはタマゲましたね。

やっぱ・・・オネーちゃんフィギュアの色香にゃ敵わん! な感じでしょうか。

なので・・・ヤッパ女子フィギュアでいきます!

物は「ミラクル12」。 の改です。

此方も誠に、当ブログ向けな感じの製品で。 1/20も改造連作だったんですが

1/12は・・・今回が初の「改Ver」・・・イメージは、一昔前のストリートギャル? な感じでしょうか。

改造メニューは、ワークパンツを何時ものエポパテで、デニムのミニスカに。

ワークブーツは、これもエポパテでキャメルカラーのロングブーツで

今回はデザインにも凝ってみました・・の、サイドのワンポイント付き。 

カジュアル&ポップな仕様です。

ブラは自作のデカール使って・・・チョットだけ色っぽい感じに。

髪は、最近御得意のアッシュカラー・・・のゴールドタイプ。 パツキンじゃありませんぜ。

瞳は今回もデカール仕様。 

マツエクも・・・何時も通り。 今後は多分、1/12~はデフォルトかもしれません。

ミラクル12改! ギャルVer。 でした。

 


ハセガワ製 1/12 リアルフィギュアコレクションNo02 ブロンドガール

2020-08-10 | Honey Trap

この度はホカホカの新製品の御紹介です。

御品は「ハセガワ製」は1/12。 リアルフィギュアコレクションのNo02! 「ブロンドガール」です。

コレはですね・・・原型はあの、「辻村」さんですし、見た目からしてソソル感じで

誠に当ブログ向け! の一品!との期待に胸躍らせて購入しました! ・・が! ・・・・。

あのですね・・・初めに御断りしときます!

自慢じゃ有りませんが管理人は、どこぞのコンテストの受賞歴も無ければ、今後ともそういった類に

参加しようとも想ってもおりません。 当然! そういった模型を趣味とする様な人との横の繋がりなんぞは勿論!

ましてや其れを生業とする様な所謂、業界の人とかとの繋がりなぞ、コレッぽっちも有りません!

何が言いたいのか?と申しますと、~故に・・・最近流行り?の忖度なぞ、マぁ~ったく要らないと言う事です。

 

こんな、マイナーなオタクブログですが、せめて御愛読の皆々様のお役に立てる事と言えば

多分、駆引き無しのキットレビュー位しか無いと思いますんで、スパッと書いてみます。

 

先ずですね・・・パーティングラインが酷過ぎる。 切るか?盛るか?(削って消すか、パテ盛で消すか)悩むレベルです。

 パーティングラインと言うより「型ズレ」に近い段差と思います。

今時の海外製品でも余り無いと思います。

 コレは・・なんでこうなんでしょう?

胸の谷間や足首の結構目立つ部位に、ガッチリ隙間が出来ます。

特に足首はダボ・ホゾの類もハッキリとしないのも手伝って、非常に位置決めが厄介な上に

軸打ちは必須だし(強度的にもと言う意味で)、どう合わせてもコレくらいの隙間が出来ます。

今回は、胸の谷間は胴体側モールドを削除の上、胸の谷間はパテ埋め。

組んだ時に、接合ラインが水着のリング部裏で目立たないように処理してみました。

足首は、予めボディ側接合部を面取り加工。 軸打ちの上、パテ盛処理です。

二個買って、二個ともに同じ感じなので、多分個体差とかではないでしょう。

 

ココまで見て頂いただけでも・・・結構、それなりの経験者でもなければ

苦労する局面の多い事が御理解頂けると思いますが・・・ココでハタと思うのは

「ハセガワよ? これは何処の市場を目指した商品なんだ?」 と言う事です。

管理人だって勿論、これがコアなマニアに向けたマイナーメーカーの製品なら、こんな文句言いません。

でも、これは中身は「レジン製ガレージキット」とは言え、そこは「ハセガワ製」。

故に、街の模型店でも購入できるガレキ=こういうガレキ造った事無い人にも造って貰いたい?

を、狙ったんじゃないのか?

もし、そうなら、そういう層のヒトは、パテすらも弄った事無いとの想定は無いのか?

それとも、そういう層のヒトは、多少の隙間は気にしない? との想定か?

百歩譲って、イャ・・コレはあくまでコアなマニアの方々に・・・・というコンセプトだとしても。

現状、ガレキと言えども恐ろしく高精度な製品が出回る昨今。

これでは・・・ハッキリ言わせてもらうと「辻村さんの造形美」以外、全く見るべく物は無い。

しかし・・・その造形美も・・・ 女子フィギュアの命の顔。 

特に目元周りが・・不均等で部位によっては殆ど溝になっている彫や

凹凸の多い造形のおかげで、非常に塗りにくい事この上ない。

溶きパテ等で修正をかけりゃーイイ話ですが、コレも結構大変ですぜ。

 

出来上がりは良いんですがね。

 目立ちませんが、今回もチャレンジしてみました。

自作瞳デカールです。 チャレンジと申しますか今回は・・そうせざるを得ない? と申しましょうか。

このての凹凸の多い御目目モールドに、違和感なくマン丸御目目を書くのは結構、厄介ですからね。

以前から構想は有ったんですが、良い機会なんで試してみた次第です。

ヤッテみると・・意外とイイですね! 勿論、虹彩&瞳孔まで再現可能な高精細プリンターなぞ

持ってませんので、アウトラインのみデカールでフィッティング。乾燥後加筆の手順です。

利点としては・・・

 ・ デカールなんで手軽に真円に近い瞳を再現できる。

 ・ 意識しなくても両目の大きさが同じになる。

 ・ 両目線の修正が簡単。

 ・ 塗料の滲み等のトラブルが無い。

難点としては・・・

 ・ 目の開き加減に応じて、オメメデカールの上下をカットするのが結構厄介。 一回じゃ決まらん。

 ・ 位置決め・定着の際、軟化剤の類で定着させますが、注意しないとズレル・ヤレル等

   せっかくの利点が台無しになる。

と、言う感じで・・・苦労の甲斐は有りますんで御勧めです。

アっ、デカールはレーザープリンター用で造ってね!

 今回もマツエク仕様。 長めバチバチVerです。

 

しかし・・何時になく愚痴の多い記事となりましたが

往年の「ヒコーキと言えばハセガワ」と言われ、タミヤと双璧とされた時代を知るオッサン故

尚更、そう思っちゃうんでしょうが・・・ネットのレビューとかでも

別シリーズとは言え、1/24のほうも懐古趣味人しか喜ばん様な出来の悪い車との抱き合わせ販売とか

肝心の女子フィギュアその物に対する辛辣な意見もチラホラ散見されます。

ハッキリ言って、この出来なら当然です。

ハセガワ! これでイイのか? の巻きでした。

 

 

 

 

 

 


コロナとAC Models製 Japanese Soldier 1/12バストモデルと「総員玉砕せよ!」

2020-08-10 | ミリタリーフィギュア

 エ゛~・・、コレはですね・・・読者の皆様には御存じの方も居られると思いますが

丁度、昨年の今頃にオク用として製作した物なんですが・・・

分をわきまえない値付けのせいか、マァーったく鳴かず飛ばずで、お蔵入りとなった御品で有ります。

ポリシーなんぞとも言いませんが、売れないからとて簡単に値下げする事もアンマリしませんで。

二、三週出品して売れなきゃ、近間に欲しい人がいれば差し上げたり、暫く自宅展示・・・後

改造用パーツ取ジャンク行き! が大抵のパターンだったりします。

でもコレは! 個人的には結構、お気に入りの御品だったんで、ズ~っと自宅展示だったんですが

モノがモノ故か、ハッキリ言って家族からの評判もすこぶる悪いんであります!

勿論、近間に欲しい! という人もマァ~ったく居りません。

依って、バーゲンプライスといってみます。 だって・・・壊したくないんですもん。

 

しかし・・・この一年。 誰しもが想像だにしなかったコロナ狂騒曲によって

未だ不安定且つ先の見えない状況が続いている訳ですが。

こういった「非常時」こそ、人の本質が良く見えてきます。

「アベノマスク」を筆頭に、「お肉券?お魚券?」騒動は記憶にも新しいトコですが

あ~言うのはホント、昔の日本軍を揶揄した例え・・・所謂

「兵卒は優秀。下士官もマアマアだが、将校は凡庸。 上級将官は馬鹿ばかり」を

地で行くエピソードだな? と思ったりもしますし「自粛警察」なんかもそうですね。

なんかもう・・・正に戦時の「非国民」吊るしと同じ構図です。

極めつけは世界的にも希有な? 日本的コロナ対策ですかね。

積極的に感染者の特定もしなければ、強制的な閉鎖措置もせず・・と言う

マッこと、どー転んでも、誰かに責任の矛先が向かぬよう。 その点のみに熟慮に熟慮を重ねた

素晴らしい対応です。 

 

↓ 以下の記事は昨年に書いた記事です。 暇なヒトだけドーぞ。

夏・・・と言えば・・恒例の・・そうですね! 終戦・・じゃなかった! 「敗戦記念日」ですね。

元号が変わって初の敗戦の日です。 

ので・・この度はチョット硬派な・・・そして・・陰鬱な一品であります。

 

made in New ZealandはAC Models製。 「Japanese Soldier」。

スケールは1/12と、バストモデルとしては、どっちかってーと小ぶりなキットです。

一応・・・日本国民の・・自称ミリオタかもしれない管理人といたしましては当然ながら

「帝国軍人」さんのフィギュア!・・に、興味がない訳はなかったんですが

如何せん・・ドイツ軍その他に比べ、選択肢が余りに少ない!及び製作意欲をソソル?

製品もパッと無い・・様な気もして・・・なかなか手が伸びなかったんですが・・・。

コレは! 久々に作ってみたくなった「帝国軍人」さんです。

しかし・・やはり、と申しますか・・国産の良質なガレージキットとは比べるべくもない品質で

極端な型ズレ等こそ無いものの・・各所細部はマァ~、良く言えば荒々しく・・

ハッキリ言えば・・雑な造形と言わざるを得ません。 オマケにレジンの質も、なんともはや

何時までもベタついた感じの癖のある素材となっております。

でもね・・・造形の素晴らしさが全てをカバーしてくれます!

 

そのデザインは・・先だって御紹介した「北領奇譚」並に見ているだけで

様々な情景が浮かんでくる程、素晴らしい物です。

でもマァ・・何れにしても悲壮な感じで決して楽しそうには見えないんですが・・それは・・

出自が「made in New Zealand」で、原型師さんも「Andy Cairns」氏と言う事で

日本人が絡んでいないが故・・と言う事もあるかも知れません。

「ニュージーランド」と言えば先の二次戦に於いては決して目立たぬ存在ながらも

連合国軍の一角として、主に「南方戦域」で帝国陸海軍と対峙した歴史的経緯もあり

そんな彼らが想い浮かべる「Japanese Soldier」のイメージこそ・・・

本作の彼・・・なのかもしれませんネ。

しかし・・・何故コレが海外製なんでしょうね・・・こういうキットこそ、是非とも日本人原型師さんや

国産メーカーに頑張って頂きたかった!の・・どこか釈然としない感は残りますがネ。

 写真だけ取り直しました。

顔色は努めて不健康に塗装の上、破れた左袖近辺も結構大げさに出血痕等の表現をしてみたせいか・・

殆どゾンビ系ホラーフィギュアな佇まいになっちゃいましたが

やつれた・・・とは言え、まだ精悍さを保った表情と言い、腕等の肉付き加減と言い・・

当時の実態はマダマダこんなもんじゃ無かった筈です。

ベースは何時ものエポパテ大地をベースに、プラ製自作の木やら草やら・・適当に。

当時、兵達が「緑の砂漠」と呼んだニューギニア辺りのジャングルをイメージして作りました。

それと・・何故か?「ミリタリー模型」ジャンルに於いてはジオラマにせよ何にせよ

アンマリこういった悲惨系やグロ系の作例は歓迎されない? 傾向にあります。

元が「ミリタリー」なんで、せめてミニチュアの世界位は平和的に? 

な感じなのかもしれませんが・・・管理人といたしましては、こういうのも作ってみたかったのと・・

やはり・・「帝国陸軍」と言えば・・こういう情景が思い浮かぶんであります。

 

やつれた兵長が口にするのは・・・玉砕目的の突撃前の最後の晩餐か? 或いは

敵にも味方にも見捨てられた南洋の孤島より、遥か祖国に家族を望む一兵士? な感じでしょうか。

見る人により・・此れを「精悍」?と見るか・・「悲壮」と見るか?・・。

意見は割れると思いますが・・・それでいいと思います。

 

んで・・ココからは・・・何時もの自称ミリオタ管理人のクダラナイ記事の始まりです。

ダラダラと長いだけで、きっと貴方様の貴重な御時間を無駄に費やす事必至です。

ど~ゾ、興味をもたれた方のみ。 御覧頂けます様、御願申し上げます。

 

「総員玉砕せよ!」

近年、その悲惨さが以前よりは一般にも知られるようになった「南方戦域の戦い」。

「戦い」・・とは言っても・・これら南方の様々な島嶼における「戦没者」の多くが「餓死」と言われ

文献等による差異は有っても現状・・「南方戦域での戦没者の凡そ六割超が餓死・病死」

との推計が定説の様です。 勿論、広大な南洋にあって局所により、その数値変動の幅が

異なる事は当然と思われますが・・・下記に記した、その悲惨さが今に語り継がれる

地域に於いては・・その比率は更に高いもので有ろう事は想像に難く有りません。

 

ミッドウェー海戦と共に二次戦の転換点とも言われる「ガダルカナル島の戦い」。

戦闘が殆ど無かったにも拘らず、守備兵力の六割以上が

餓死及び病死したと言われる「メレヨン島」や「ミレー島」・・・。

その無謀且つ稚拙な計画及び作戦指導により余りに悲惨な結末を迎えたが故に

それを、現在の衰退しつつゆく日本の現状になぞらえ語られる事も多い「インパール作戦」。

等々、挙げれば枚挙にいとまが無いんですが

中でも・・・この度の作例のイメージであると共に、あの・・「ゲゲゲの鬼太郎」の作者。

「水木しげる」さんの従軍地としても知られ、その経験を元に書かれた戦記漫画の傑作。

「総員玉砕せよ!」でも有名な「ニューギニア戦域」・・・。

かの地からの帰還者達の証言や記録は・・・余りに惨すぎるが故に・・現実感さえ伴いません。

因みに「餓島」とも呼ばれ飢餓の島として高名な「ガダルカナル戦」に於ける生還者比率は凡そ35%内外。

対する「ニューギニア戦区全域」での生還者比率は20%内外・・「東部ニューギニア方面」に

主力として十万人以上が展開した「帝国陸軍第十八軍」隷下部隊に至っては8~9%! と言う

「十人に一人・・・生きて帰れたかどうか?」の陰鬱な数字に加え・・・

当時より今に続く・・・「ヤバイ事象」に於いては、極力記録を残さない事には長けている

日本の官僚及び御役人業界(当時の軍部も立派な官僚組織です)の習わしを超え

その陰惨な光景が現実に有った事を今に伝える・・・「友軍兵の屍肉を食す事を罰する」の

第十八軍布告と言われる軍令が異彩を放ちます。

そして・・更に。 映画「野火」で有名な「フィリピン戦区レイテ島」に展開した将兵・・

約八万五千の生還者比率に至っては・・凡そ4~5%という驚愕の数字が全てを物語る・・・

正に・・・「総員玉砕せよ!」の号令を地で行きます。

因みに当時も今も、戦闘行動中の部隊の兵員損耗率が3~4割を超えると用兵上の

全滅判定(部隊単位での戦闘継続が不可と看做され予備兵力投入の目安となる)とされ。

忍耐強いと言われた帝国陸軍においてさえ、限界損耗ラインは5割超となっていたようですんで・・

それら・・「悲劇の島々」に派遣された部隊の多くが・・・名実共に「全滅又は壊滅」であり。

いくら「戦時」とは言え・・・その損耗率の異常な高さと陰惨さが・・・多少なりとも理解でしますし・・・

それら余りに惨い経験故、生きて帰った者達もこれらの凄惨な戦場の実相を

なかなか語らなかったと言う心情も察するに余り有る・・と言う感じでしょうか。

 

 

「七生報国」

1941年に始まる「太平洋戦争」より遡る事36年。

「日露戦争」に於ける実質的な日本の勝利が世界を驚愕させます。

この時、内政的にも「維新」の大変革より未だ37年しか経過しておらず。

「必死こいて西洋の真似してる黄色いチョンマゲ猿」位のアジアの小国が

列強中の列強・・あの「ロシア」を完全とは言えぬ形とはいえ「打ち負かし」たんですから

そりゃー世界もタマゲタ訳です。

更に・・戦時に於いても、その武士道に則った規律や統制を保った戦い方が

「ロシア野郎」に抑圧されてきた反ロシアの国々にバカ受け!

それらの国々に「ノギ(乃木将軍ですね)」や「トーゴー(東郷元帥やね)」の名を冠する

子供が登場するほどの一大ムーブメントを巻き起こしました。

なんで突然こんな事を書くのか? と申しますと、個人的に「維新~一時戦」にかけては

至極真っ当・・どころか世界的にも先進的?にすら見える「政治及び帝国陸海軍」が・・・

その後、僅か二十年程度で何故ああも違う組織と精神になってしまったのか? 

という疑念からです。

維新の改革に伴い「武士」と言う一大権益を排し、「人こそ資源」を標榜した国民皆学制と

名目上とは言え身分を越えた強力な軍を目指した国民皆兵制等の成果が

結実した「日清・日露と一時戦」辺りの「帝国陸海軍」の主たる戦いの概要は・・・

それはもう・・・二次戦の時とは別の組織か?と思わせるほどで・・

日露戦時の「無線通信や機関銃」、一次戦時の「航空機」等・・・当時の先端技術の導入運用も

随時、積極的に行われており・・・戦時に於いても

攻めるべくは攻め、留まるべくは留まり、兵站も抜かりなく、弾薬等の備蓄までもが教科書的な上。

歩兵操典中の「歩兵戦闘は火力ヲモッテ決戦スルヲ常トス」の常識的戦術を重んじたかと思えば

日露戦時のハイテク兵器であった機関銃陣地への攻撃では、当時未だ未知の戦術であるが故に

序盤こそ日本の軍事史上においても突出した損害を被りながら、世界に先駆け

歩兵相互による「相互躍進戦術」を柔軟に取り入れる等・・・・なんかもう・・

軍隊の鏡!みたいにも見えてきます。

 

そんな・・・世界的に見ても「優れた組織」で有った事が窺い知れる「帝国陸海軍」の変節が

見てとれるのは・・やはり、そんな「優れた軍隊」をして獲得した実質的植民地の拡大を経て。

と言うのも又、歴史の皮肉にも見えますが・・・ともかく、それら委任自治領等の自治・統治を通じ

軍部・・・特に一部指導層による政治的関与が日に日に強くなると共に・・・それ以降

急速に悪い意味での「御役人組織」然となっていった様にも見えます。

 

そんな状況を経て・・・泥沼の日中戦争から二次戦へと突き進んだ我国だった訳ですが・・・

緒戦こそ自身もビックリするほど上手く事が運んだものの・・・その後の顛末は

極少数とはいえ反開戦論者達が杞憂した予測をなぞらえる結果となったのは

皆様も御承知の通りでありまして・・・。

二次戦中期以降は前記、「南方戦域」は元より、「特攻」をはじめ

明確な「人命軽視」の戦争指導がまかり通ります。

そして・・・そこで語られたと言われる当時の軍官僚や指揮官達の言葉の数々には

戦後生まれの管理人でも、ちょっとギョっとする程・・・

今に相通ずる物が数多く見受けられたりします。

曰く~

「いャ~。 一課(陸軍)がやってるんだから・・・うち(二課=海軍)も何もせん訳にいかんだろう?」とか・・

「いャ~。 無謀なのは判るが・・○×君がああまで言ってるんだからヤラせてあげようや?」とか・・

「いゃ、ヤッパ予想通り失敗しちゃったけど○×君も落ち込んでるし・・・ソッとしといてやらんかね」とか・・

「いャ、仕事はね・・結果も勿論だがネ、それ以上にね・・ココまでやりました!って言う経過がさァ・・・」とか・・・

「いャ・・無駄は承知だけど規則だから! 規則。 記録も付けなきゃなんないし・・・」とか・・・

「他社品との性能差なんてカンケーね~んだよ! 売れるも何もオマエのヤル気の問題だべ? ア゛ッ?」とか・・

そして・・・極め付きは、あの悪名高き「インパール戦」に於いて指揮を執った「牟田口(敢えて呼び捨てで!)」の

勝手に撤退する部隊を指しての捨て台詞・・・「皇軍は・・・食いもんなんぞ無くても戦わなくてはならんのだ。」

に至っては最早、想わず笑ってしまうのは管理人だけでしょうか?。

 

今作の彼の鉢巻きに書かれた「七生報國」。

不世出の戦略的武将として名高い「楠木正成」の辞世の句として知られると共に

「幾度生まれ変われども、主君への忠義は変わらず。」と言う忠誠心の象徴として

先の大戦のスローガンとしても多用されました。

そして・・・その「楠木正成」を敬愛した日露戦の英雄「乃木希典」は戦後。

周囲からは世界的な英雄と持て囃されながらも、決して奢る事無く・・

戦死した将兵達と、その遺族への贖罪を捧げ続け・・・

帰還傷病兵達には、自費を投じての義手の開発をも手掛けた上に・・

明治天皇の勅命により、後の昭和天皇の教育係をも任ぜられますが、その乃木も・・

明治天皇崩御に際し自刃して果てるという・・最期を迎え。

正に自身を「七生報國」になぞらえた生涯を全うします。

 

それに引き換え・・・

最近は・・・東大出の国会議員ですら「戦争して・・」とか言い出すは・・

「教育勅語」の現代版復活論まで跋扈する昨今。

「自虐史観を修正せよ!」等々と声高らかに主張する・・・国政に携わる方々や

多少なりともに公に影響力を持ち、自称愛国者を標榜する知識層等と

呼ばれる様な方々に問いたい。

「大東亜戦争」等の意義や正当性を世界に証明できれば

果たして・・日露戦時の日本の様に・・・又、乃木や東郷の様に・・・

そして・・驚くほどの戦後復興を遂げた、あの頃の日本の様に・・・

世界からの称賛の声が聞こえるのだろうか?

管理人は・・・学も無い極めて一般的な一市民ゆえに難しい事は判らないが

いくら「敗戦の日」を「終戦の日」と呼ぼうと・・・

「無条件降伏」では無かった等々と今更、グチグチと言葉尻をこねくり回しても・・・

負けは負け・・日本はあの戦争に負けたんですよ・・しかもコテンパンに。

戦は・・勝ってナンボです。 負ける戦はしちゃイカンのです。

 

そして・・・それら過去の誤った?記録の修正等には大変ご熱心な反面・・

「自己責任」なる何処か冷たいスローガンがたなびく現状は・・・

決して「人材こそ資源」を標榜し世界にも栄華を誇った頃の情景とは重なる事無く・・

当時・・・「緑の砂漠」とも兵達が揶揄した不毛の島々で・・・

補給の問題は棚に上げ、二言目には「自活せよ!」との号令の元。

ウジ虫をも口にしながら尚・・・生きながらえる事が叶わなかった多くの・・そして・・

今も・・・・南洋の島々に眠る英霊達に・・どう映っているんでしょうかネ。

 


Which-02 改! 二回目 イロイロやってみましたVer。

2020-07-20 | Honey Trap

この度もオク用の品です。

御品は「Which」さんとこの「02」! の改Ver・・・二回目です。

コレ、誠に当ブログにピッタンコな感じの御色気女子なんですが

なんたって御持ちになってるのが「ムチ」! なもんで、ド~しても女王様チックな

雰囲気になっちゃいます。

 髪はアッシュゴールド?

帽子はオミット。 パテで前髪辺りを造作して、チョロ毛追加加工してます。

今回も「まつ毛」。植毛してみました。 我ながらコ慣れてきました、イイ感じです。

1/12、言うだけで正直、結構大変な「まつ毛付け」ですが

此方のオネー様は、何ともアンニュイな感じの「半開き薄目」なんで

難易度は1/12フィギュアの中でも最高度! かもしれません。

それと今回の、もう一つのチャレンジ。

 柄スカート。 「千鳥格子柄」です。

SM風女王様? らしからぬスカートですが・・・・

ヤッテみたかったんですよね・・・こういうの。

御召物の、色や柄を変えてやるだけで二度、三度と楽しめるのが

女子フィギュアならではの楽しいトコですんで、効果はテキメン? と思います。

以前に造った「花柄」同様、自作デカールによるものですが

こういった「規則模様」はヤッパ難しいですネ。

円柱みたいな単純な図形であれば、管理人みたいな素人でも

画像加工ソフトで、それなりにR形状のデカールにも出来るんですが

このテの「不等長&不規則凹凸の立体」に合わせて規則性の高い

模様デカールを変形・印刷するのは、3Dスキャンでもなけりゃチョット無理ですね。 

よって、今作ではスカートサイドの黒帯?部で 柄のズレ隠し!としております。

アっ、ブーツは何時ものエポパテ造作ですが、コレもチョット、工程見直したら

結構、楽に&チョットだけ綺麗に出来ました。 工夫はしてみるもんですね。

あ゛ー、肝心な写真を忘れてました!

 パンツは蛍光レッド。 キットの御召物はシャツと一体のワンピース状のスカートですが

此方もパテ等で改造。結構深めの後ろスリット入りのタイトミニ風にしてあります。

おかげさまで・・・後ろから見るとパンチラ言うより、殆どパンモロです。

イロイロ改造チャレンジVer! の巻きでした。


ブリックワークス リフレッシュガール 2020Ver 

2020-07-14 | Ma.k 1/20 フィギュア

え゛~、この度はオク用の御品になります。

物は、ブリック製。「リフレッシュガール」1/20。

およそ一年半ぶり位の制作となりますが、夏ですしね・・・

ビキニ姿が涼しげで、良いかな?って感じです。

金ピカビキニは、ハセガワさんとこの「フィニッシングシート」仕上げ。

髪も水着に合わせてパツ金に。

あと、このシト制作時には、お約束の手首向き変え加工してます。

ビキニオネーちゃん。2020Ver! でした。

 

 


1/24 オーロラモデル「コンパニオン」×2。 & アトリエイット「HQ24-06」 

2020-07-12 | Honey Trap

え゛~、暫く更新が滞っておりましたが・・・辛うじて生きてはおります!

この度も、御依頼品の御紹介となりますが、御品は・・・当ブログ初登場となります。

1/24、オーロラモデル製は「コンパニオン」さん×2! です。

え~と・・ですね・・・結構、古くからの老舗メーカーさんで、知ってる方も多いと思うんですが

近年には珍しく、ホワイトメタル製の女子フィギュアを数多く、且つ安価にラインナップしている

希有なメーカーさん。なんですが・・・独特のタッチで構成される造形ゆえ

正直、しっじょーに作りにくい! 特に彫の浅い顔とかは・・・超上級の腕を御持ちの方でないと

人に見える程度に仕上げるだけでも、そーとー難儀します!(おみゃーの腕が悪いだけだ!)

いろいろ頑張っても見たんですが・・・・・ん~? ですかね。

 此方はパッケージまんまイメージ。

 此方は白基調で。

いや~、これは難しいです・・遠目で見る分にはイイんですけどね。

なので・・・次! 

此方は久方ぶりの御登場。

アトリエイットはHQ24-06。 同じく1/24ですが

やっぱですね・・・彫がカチっとしてるんで、塗り易! ですね。

胸のマールボロマークは違いますけど、以前に造った1/12Verと同じ「マールボロVer」カラーです。

御依頼品。×3の巻きでした。


アトリエイット 1/8 ハマーン・カーン

2020-06-05 | Honey Trap

今作も、御依頼品の御紹介です。

御品は、ワンフェス2019?だったかな・・で、アトリエイットから限定販売された

1/8、「ハマーン・カーン」。

ガンダムは嫌いじゃありませんが、以前にも書かせて頂きました通り

1st 以外、殆ど見てませんので、ハマーンさん御本人の事は割愛させて頂きます!

キットは、安心安全の「アトリエイット製」。ですんで、全く問題ありませんし

何時もの様に、サクサクと全く苦もなく製作できます。

  実はですね・・・ヤっちゃいました! 大バップです。

リクエストのイメージを、すっかり忘れたマンマ製作しちゃいましたんで・・・

↓ 修正すますた!

修正! と言っても、やり直しは頭だけなんですけどね。

ちょっぴり? 優しい感じになりました。

何時もなら、修正前の画像は消しちゃうんですけど・・・

個人的には、修正前Verも嫌いじゃないんで

比較用サンプルとして丁度良いかな? と言う感じで、そのまま載っけときます。

 

カラーも、そう極端には変えていないんですが、全体的に淡い感じにして

まつ毛も、修正前同様の本数と長さながら、植毛方向の調整等で、雰囲気を変えてあります。

結構、変るもんでしょ?

今回もキャラに合わせて、結構、長めの処理でトライしてみましたが

コレも、1/8と結構大きいんで、問題無く加工出来ました。

しかし・・この「まつ毛」。 たかが「まつ毛」・・とは言え

やっぱ、立体として存在するとアレですね・・・イイですね。

見る角度によって、変わる表情とか、陰影とかがですね・・・

「書きまつ毛」には無いメリットでして・・・良い感じです!

多分・・・これで、当ブログの女子フィギュア達も、更に完成度20%Up! かな?(あくまで当社比!)

ハマーン!(限定品)・・・・・バップの巻きでした。

 


ジオラマ用添物フィギュア×2 アトリエイット 1/24グリッドガール&フジミ 1/32バスガイド!

2020-05-24 | Honey Trap

今回も、御依頼品の御紹介となります!

御品は、久々のアトリエイット製は1/24。 グリッドガール!と

フジミ製、1/32「観光バスシリーズ」付属! のバスガイドさん!

カーモデルの添物に・・・と言う事ですが、「洗車ジオラマ?」用なのか

「二人とも長靴履いた仕様で頼むわ!」のリクエストです。

 

アトリエイットは・・・全く持って問題ありませんが・・・フジミは・・・イャ・・あのですね・・

「フィギュアの仕上がりは、原型の良さに依存します! なんでもかんでも

 アトリエ&ブリック製品並の仕上がりになるとは思わんで下さいよ~!」 

と、御説明申し上げたんですが・・・・以外や! と、書くと怒られそうですが

このバスガイドさん・・・インジェクションキットのオマケフィギュアにしては!

素晴らしい出来です! たまげました。 やれば出来るじゃん? フジミさん。

 どうです? ちゃんと人に見えるでしょ?

 此方の・・グリッドガールは・・・

もはや、何も言う事は無いですね。 原型が・・完璧ですからネ。

 大きさはコンナ感じ。

 改! 赤長靴仕様。

今風に言うと・・レインブーツ? でしょうかね。

何時もの様に、エポパテ造作ですがヒール部が無い分、造るのは

チョットだけ・・・楽だったりします・・・がっ!

  今回もまた・・・・「な~んとか、ロゴマークも入れてくんねぇかな?・・・」

な~んて、鬼ですら、想いもつかなさそうな御要望です。

・・・あのですね・・物事にはですよ・・・限度と言う物が有るんですよ・・判って頂けますよね?

どこの世界に、0.3mm四方位の大きさの文字書きを・・・「お安い御用で~!」と言う奴がいますか?

画像の比較爪楊枝と比べて頂けますと、御理解頂けると思いますが・・・

爪楊枝の先端部断面に、字を書くようなもんなんですから・・・そりゃ、無理ですって・・・。

> いや、そこを何とか・・・~の様な、高度で? そしてハードなネゴシエート?(笑)の末。

書きました! マァ~・・情念の手書きですんで、Upで見るのは厳禁ですが

一応、読める程度には書けたつもりです。

どうでしょうね? こん位で、勘弁してもらえますかね・・・

○×様~! ワックスオッケー!? ですかー!? の巻きでした。

 

 


スタジオK EL01 二回目~アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

2020-05-17 | Honey Trap

この度は久々の、オク用の品。

スタジオK製。 ANDROID(アンドロイド) EL01。 エルちゃんです。

最近、御依頼で造ったばかりでは有りますが。

その、余りの出来の良さと、なんたって当ブログの御題からして

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」~の、もじりですんで

コレは・・・ヤッパリ、自分なりの一品を!と、想った次第であります。

前回の御依頼分は、ワンフェス当日販売品。との事でしたが

今作は「海洋堂」の販売品となります。

さて、今回はオク用の御品なんで、完全自分イメージでの製作です!

大幅な改造等は、しておりませんが、腕・脊椎部分の間接部?等の

アクチュエーター?らしきモールドと、背中の脊椎部分の配管モールド?

なんぞを削除! 金属パイプ等に於き替えて、密度感を上げてみました。

 

 要らん拘り・・・背部脊椎下部の配管パーツです。

1.0mmハンダ線をホースにして、1.6mmハンダ線は、プレス加工&穴あけで

ジョイント部を再現します。 元々は、F1モデラーが本業?ですから! 

こういった配管パーツの自作は、お手のもんです。

 組み立てると・・・こうなって・・

 こうなります・・・・でも・・組み上げたら殆ど見えないんですけどね。

 良く判らんと思いますが、腕の関節等のアクチュエーターや

肩甲骨辺りの配管もハンダ線で加工してます。

デカールは、ガンダム用のコーションを中心に適度に。

機体は、パールホワイトを基調に、メッキ塗装部多めで・・メカニカルな感じを重視です。

瞳は思いっきりグリーンにしてみました!

イャ・・・判っちゃいるんですよ・・こういう、典型的なアジアンフェイスに

カラーアイは・・・ヤバイのは。 でも、今回は敢えて・・人間離れした感じを狙ってみました。

なんたって・・・アンドロイドのエルちゃん! ですからネ。

あと・・髪は一部、ウィッグ毛に置き替えてリアルテイストをUp!

 最近の御約束。まつ毛も、結構ガッツリ付けてあります。

最近、こなれてきたせいか、1/6クラスは楽勝!の様な気がする事も有るかもしれません。

 海洋堂Ver! の巻きでした。

 

 


モデラーズ 1/20 レースクイーン 2連!

2020-05-10 | Honey Trap

この度も御依頼品の御照会となります!

御品は、懐かしの「モデラーズ」製。 は、1/20。 キャンギャル2選! です。

多分・・・かれこれ、30年位前のレジンキットなんで、大分以前に御照会した「中島フィギュア」同様。

古いガレキ特有の、体中に気泡モッサリ! で、製作難度は結構、高いんですが・・・それに加えて

今回は御依頼主様の御要望により、両名ともに「ブーツ仕様」でショートカット姉さんの髪型を

ロングヘアに変更してくれ! とのリクエストです・・・・結構ですね・・・大変ですよ・・

なんたってですネ・・ この人を・・ロングヘア・・ですから。

で・・出来上がりは・・。

 な・・感じになりました。

しかし・・コノひと。 こう書くと怒られそうですが・・・結構、美人さんかもしれません!

勿論、細部のモールドとかも最新のキットとは、比べるべくも無く緩いですが

基本が良いんでしょうかネ? 仕上げてみると結構・・華が有ります!

んで! もう御一人。

此方の御方は・・・顔の造形が・・結構、古い感じですが

それでも、全体的には、最近のキットにも決して引けを取らないプロポーションです!

なんたって1/20のRQフィギュア自体、選択肢が少ないんで、そういう意味でも貴重なキットです。

 並んで頂いて・・・と。 

あと、今回は一緒に飾った時にも映えるように? と、御肌の色も結構、変えてみました。

右の白い方は、如何にもな「アジア系黄色人種色?」で、赤ブルゾンは当ブログでも

塗装頻度の高い「色白白人系記憶色?」。 な、感じでしょうか。

モデラーズ製。 レースクイーン! の巻きでした。