プラdroidは、ねんど子猫に愛を観るか?

管理人「osuzu」が制作する模型関連のブログです。

1/20 「シータとロボット兵」 

2014-04-25 | 天空の城 ラピュタ

「シータとロボット兵」です。

物語中盤、シータ救出時に印象に残るシーンをイメージして

ジオラマ風に仕上げました。

シータは泣き顔仕様で、目元に赤みを強調してあります。

この「ファインモールド」製のシータ、ジブリ系プラモ付属のフィギュアとしては

最高の出来と思います! その造形・表情・ポージング・・全てが秀逸の出来です。

また今度、「ジックリと作ってみたい!」と想わせてくれた良キットでした。

 

 

 


バンダイ 1/20 オームとナウシカ

2014-04-20 | 風の谷のナウシカ

オームとナウシカです。

「君も死ぬぞ!」・・のシーンを再現しました。

得意の台座は、今回は無しです。

この「子供オーム」、意外に大きいもんで・・。

ア゛~裏、キモい~、脚が多いのは生理的に×!

オームは素組です。

ナウシカは機関砲?を持つ凛々しい御姿に大改造。

左肩・右足の銃創も再現してみました。

顔はフル整形してます、今回はパテは一切使ってません。

だいぶ、ナウシカっぽくなってきた様な気がする時も有るような・・。


カイに乗らないナウシカ? バンダイ1/20 ナウシカフィギュア

2014-04-12 | 風の谷のナウシカ

ミリタリー続きだったので、気分転換にナウシカ?です。

キットは騎乗ポーズなんですが、素組は以前に作った事が有るので

今回は、立ちポーズに改造してみました。

ボディは、腕&腰周りを中心に大改造、全てプラ材積層・削りだしです。

顔は、ヘルメットモールドを削り落として髪はエポパテで造形

鼻以外は全て整形してあります。

 

ライフルスリング、カイの手綱金具は真鍮製、スリング&手綱は

サテンリボンです。

ナウシカ?・・・


1/48 タミヤ 零戦21型 永遠の0仕様 宮部久蔵 最後の搭乗機

2014-04-05 | その他 ミリタリー系

又かよ・・という声が聞こえて来そうですが、そう想わんでください・・
一応、1/48 五二型・1/72 二一型、そして1/48 二一型と・・
バージョン違い&スケール違いと御理解頂きたく・・。
こんなヘタレでもオークションに出品して、時に結構な額で
御買い上げ頂いている都合、落札頂いた方への感謝という意味も含めて
全く同じ物は極力作らない&出品しない!と言うポリシーらしき物が
有った様な気もしますので、今回をもちまして「永遠の0」シリーズ
完結編とさせていただきます・・多分。

さて、この「1/48 零戦 二一型 永遠の〇仕様」残念ながら「タミヤ 永遠の〇」
特別パッケージにはラインナップされておらず(1/48は五二型のみ)
作るとすれば各社製「ノーマル 二一型」の塗装替え、とならざるを得ず
現状、パッと浮かぶのは「タミヤ」と「ハセガワ」・・フジミも有ったか・・
の三択になると思います。が!まず「フジミ」は落選です、
別に差別する訳では有りませんが、当方の基準では
選択肢に「タミ・ハセ」が有ると自動的に「フジミ」は消えます。
「ハイ、差別です」だってネぇ~・・分かってくれますよね? その気持ち・・
そんじゃ「タミヤ」!と、言いたいところですが、このキット・・
かれこれ発売開始から30年ぐらいたたんか?ってくらいの御局キットでして
まぁ、細かい事をあまり気にしなければ、出来上がりは立派な「二一型」ですが
「計器盤はノッペラボウで、デカールのみで仕上げる仕様だし・・
  キャノピー枠もRに成って無いし・・etc・・」やはり
一度、最新の「タミヤ 1/72&1/48」零戦シリーズを観てしまった眼には
古さは拭えません。んで、やっぱ「空物」と言えば「ハセガワ」だよな!と、
買ってきては観たものの・・「あ゛~」な処が一つ・・・
タミヤ旧キットと同じく「キャノピー枠」の角がアールに成って無いんです! 
「ここのラインがどうとか、形状がこうとか」細かい事には余り拘らない当方ですが
此処だけは気になります、まぁタミヤの最新キットを見たせいもあって
尚更なんでしょうが、「タッチアップで誤魔化す・モールド削って完璧な
マスキングをし、サフ塗り重ねでライン出す」等々・・やり様は有るんですが
クリアパーツと言うことも有り、何れにしても一手間何処ろじゃありません。
そこで浮上して来たのが、この「タミヤ 最新版零戦二二改 二一型」ですね。

この「二二型」、以前の記事にある「ヨンパチ五二型」同様、タミヤ最新モデル
という事も有り「作り易さ・デイティール」共に文句のつけようも有りません。
主翼端の折り畳み断面部にはエッチングまで同梱してくれてます。
「商売とはいえ日本人として、これだけ(B29)はモデル化しない!」という
B29に対する拘り以上に、「日本の模型会社として、日本を象徴する戦闘機」
を「最高の容」で提供したい! とのタミヤの「信念」めいたオーラすら
感じさせてくれる良作です。(褒めすぎか? でも此処まで褒め倒したんだから
早く新作二一型ラインナップしてネ! タミヤさん。)

せっかくなんで、各キットのキャノピー比較を・・

左から「タミヤ旧キット」、「ハセさん」、「新タミ」・・分かります?

窓枠の各コーナー部分の処理・・結構、歴然でしょ?

さて、そんな二二型を二一型とするにあたっての主な変更点は
・主翼外翼側給油口モールドを埋める。
・エンジンカウル&エンジンはタミヤ「旧キット」から移植。
の、二点です! 「エっ、そんだけ?」って?・・ハイ、そんだけです。
と言っても、給油口の処理はともかく、エンジン&カウルの移植は
実感に乏しい旧キットのエンジンをそのまま使うか、二二型付属の
「栄二一」を「栄一二」っぽく小改造するか?
ペラ&スピナーはどうする?、等々・・幾つかの選択肢が有り
少々、悩み処では有りますが・・悩んでいても始まらないので
上記の素材メニューに、以下のレシピで
「1/48零戦二一型 永遠の〇仕様 完結編」製作開始です。

・合わせ目消し、サフ等の一般的な下地処理を施し、機体全面には
 前作1/72同様、リベットモールドを追加。
・塗装は前作同様の「中島グリーン」に加えて、日の丸・尾翼機体番号・
 主翼前縁の識別帯等、注意書き等を除く主だった物は塗装にて再現。
・ダメージ塗装表現も前回同様、撮影用レプリカを参考に塗装し、より
 古さを強調する為、日の丸にも退色による色むらを再現。
・コクピットはフットペダルバー・各種配管類を追加工作、シートベルトは
 エッチング製、計器盤はデカール貼後にウレタン流しのガラス表現。
・着艦フックは、陸上基地所属の特攻機という設定より、当然
 軽量化の為、外されていただろうとの解釈によりカバーリング。
・アンテナは0.08mm金属線、ピトー管も自作金属製。
・プロペラ&スピナーは「中島製の機体」設定から、径の大きなペラと
 長めのスピナーと推察、二二型用の物をそのまま転用。
 又、これも前作同様に通常の物と、飛行中をイメージした
 透明プラ板製の物を制作。
・25番BOM&懸架部は自作、安全装置解除部も再現。
・エンジンカウル&エンジンはタミヤ旧キットの物をそのまま使用
 あっさりと一体成型のエンジンは、余り見えないという事で
 特に手を加えてはいませんが、カウルは機体との接合部加工ついでに
 カウルフラップ後端をテーパー加工、排気口は開口してあります。

機体各部のリベット、有る無し比較。 左・無し  右・有り

コクピットは結構、手を加えました。

各種配管他、工事中、フットペダルバーなんぞも付けては観たものの・・。

コクピット完成。

1/48零戦「永遠の0」モデルを製作するにあたってタミヤを
使いたくなる一因が、この出来の良いパイロットです。
特に手を加えなくても、キッチリと塗り分けてやるだけで
時と場所や天候、及び体調や気分にもよりますが「宮部=岡田君」に
「似てるべっ?」と聞かれれば、誰もが想わず「あ゛ァ~・・
似てるような気がする時も有るかもしれんわナァ・・」程度には
間違いなく仕上がる、素晴らしい出来のフィギュアです。

前に作った物の方が、似てたか?・・

制作中と完成時の25番&懸架ラック
余り物を寄せ集めてのスクラッチですが、チョット拘った結果
この2点だけでパーツ数、約30! ゲッソリ・・。
でも、プラ板製のフィン周りが薄くて良い感じです。

今回はF1プラモで良くやる、自作コーションプレートを付けてみました。
物がモノだけに、漢字で色々やって見たものの、やっぱりシックリ来ませんで
結局、敵性語、しかも米国語表記・・。そして御覧の通りの
モロパクリ&猿真似仕様です。

映画「永遠の0」大ヒットに伴い、零戦プラモの売れ行きも好調の
様ですが、多くの方が最も作りたがるであろう「宮部久蔵 最後の
搭乗機」となると、1/72&1/32は現状「究極の零戦プラモ」と
言っても差し支えないタミヤの良作含め、余り悩む事も
無いかと思います。が、こと1/48となると意外に決定打に欠けると言う・・
まァ・・「ハセガワ」さんとこのキットも、例の「キャノピー重箱の隅」
部が気にならない方には十分、良作と言える物でしょうが・・。
当方のように「そこはなァ・・」と想われる方々は、今回のような
制作アプローチも選択肢として一つ、どうでしょう?

飛行中イメージの透明プラ板製ペラ、装着時。

エンジンカウル後端のテーパー加工部と、無加工エンジン部。

イロイロやっても、あんまり見えないコクピット・・特にフットペダルバーは

殆ど見えません、あ゛~・・。

あと、自分で作っておいて、こんなこと言うのも何ですが、この塗装・・
俗に「ハゲチョロ」と言われるダメージ表現ですが、本機の場合
「ハゲベロ」?「ブッパゲ」?(ハゲの人、ごめんなさい。)とでも
言いたくなるくらいのハゲっぷりでして・・いくら大戦末期とはいえ
腐っても戦闘機、ホントにこんな「空飛ぶボロ雑巾」状態で
飛んでる機体が有ったんですかね? しかも特攻という、言わば
「散際、死際」に際して、「死装束・死化粧」じゃありませんが
せめて見たくれを整える、気遣いすら無かったんでしょうか?
それ以前に本来、飛行機たる物、飛行の度に点検・整備は
必須で有り、併せて外装のリペアもおこなわれる筈なんですが・・
まァ、確かに戦後、米軍に接収された日本軍機を映したカラー写真には
スクラップもビックリの機体も散見できるのですが、連合軍はもとより
同じ敗戦国のドイツはルフトバッフェでも、そんなボロボロな機体が
映った写真は見た事がありません・・もし、本当にこんな状態で
飛んでいる日本軍機が、多々あったのだとしたら・・
「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」の、今も右寄りな
ミリオタなら思わず背筋が伸びる名訓示を示唆するZ旗の下
整備兵たちの心血を注いだ点検整備により、ピカピカに磨き上げられた
機体が次々と発艦し、綺麗な編隊を組んで・・と伝えられる
真珠湾攻撃時との余りの落差に、当時の状況が垣間見える気がします。