プラdroidは、ねんど子猫に愛を観るか?

管理人「osuzu」が制作する模型関連のブログです。

K?製 ANDROID(アンドロイド) EL01  愛称=エル 1/6

2020-04-13 | Honey Trap

え゛~この度も御依頼品の御照会となりますが・・・。

御品は・・ワンフェス2020冬で話題の最新作にして・・・原型師さんは、なんと!カーデザイナーさん!という

ANDROID(アンドロイド) EL01  愛称=エル です。

これも・・・何かの機会に目にした時から「凄いな~。こんなデザインよく浮かぶな~」と

想っていた処へ、この度の御依頼を頂いた次第であります。

しかし・・以前にも書きました通り。 こういった希少で話題のキットを

当方の様な得体の知れない素人モデラーに、託して頂ける事に感謝です。

で・・・開けてビックリ!なのがコレ⇒ 

デジタル造形・・・の出力そのまま製品・・・見たの初めてなもんでチョットびっくりしまして・・

「うわぁ~・・コレ、サポート材?だっけ。 これ取って整形するだけでも大変そうでイヤだな~・・」

なーんて思ったんですが・・・簡単に取れます! サポート。

てっ、言うか・・取ろうとしなくても取れる位、簡単に取れちゃいます。

しかも! その痕跡も最小限で事後整形も割と簡単!

オマケに、注型製品じゃないんでパーティングライン処理も殆ど無し。

更に、随分軽いレジンだな? と思ったら中は中空で又ビックリ。

イヤ~、これぞデジタル造形! なんでしょうね。 凄いです。

ただ・・積層痕は有ります。 薄~っすらと・・で殆ど気にならない程度ですけどネ。

それと、パーツの合い・・勘合精度はビタパチです。 恐ろしく高精度ですが

ビタパチ過ぎてクリアランスが有りません。 塗装後、塗膜除去しないと

組めないパーツも有る位です。 これから作る人は要注意で!

今回も基本、素組ですが。 まつ毛&チョロ毛追加工作してます。

まつ毛加工は、大分?こなれてきた様な気もしますが、唯の錯覚かもしれません。

1/6と大きいんでやり易いんですが、このスケールだと確かに苦労の甲斐も有るかもしれませんネ。

あっ、それとこの「EL01(エルちゃん)」。 近々「02」も出るみたいですね。

凄いぞデジタル造形! の巻きでした。

 

 

 


DUMONT(デュモン)製 超高級ピンセット Made in Switzerland

2020-04-05 | 工作小屋

ピンセット。

そうです。 プラモオタクならば誰もが多分、2~3本は持っているはずの?

無くてはならない工具の一つ!ですよね?

でも・・・多分、大抵「タミヤの精密ピンセット」とか・・人によってはセットで¥980!

とかの物を使ってる人が殆どだと思います。(違ってたらゴメンなさい!)

でもね・・・・ フィギュアのまつ毛とか・・・超絶細かい工作やる人にはコレ、御勧めです。

Made in Switzerlandは DUMONT(デュモン)社製 精密ピンセット!

タミヤの精密ピンセットも決して悪くは無いんですよ・・・

管理人だって・・ついこの間までは、正にコレをメインで使ってたんですから。

 し、しかし・・コ・・コレは! 次元が違う!

写真のタミヤピンセットは管理人が先端加工して、細くした物なんですが・・

 それでも、この位違いますし・・・

何より、クローズした時の精度が違います! 皆さんも有りませんか?

塗装時にまとわりつく、ピンセットでも摘まめないスッゴク細かい毛クズとか!

コレ! 取れます。 見える物なら何でも掴めます! 

因みに、このグリーンのモデル。型番は「0304-7-CO」。俗に7番と言われる

DUMONT製品の中ではミドルレンジに位置する物でエレクトロニーズ・・・

つまりは電子基板等向けの製品です。

カタログスペックのニードルサイズは先端部厚=0.1mm&先端部幅=0.17mm!

御値段たったの¥5000前後!(^_^;)

もっと・・・とにかく細いのを御所望の方にはストレートタイプになりますが

「BIOLOGIE」(バイオテクノロジー向け)と言う

トップグレードの俗に5番とか言われる製品が御勧めです。

カタログスペックは先端部厚=0.01mm&先端部幅=0.05mm・・って

ホンマかいな?と思わず勘繰りたくなる超絶サイズに加え・・

御値段たったの¥10,000前後!(T_T)・・・絶望的に安い!

是非、皆さんも買いましょう。 これで1/100mm単位で工作出来るんですから

コンナもん・・タダ同然です! 参りました?

 

 


HQ12-05 アトリエイット製 1/12 マールボロカラーVer

2020-04-05 | Honey Trap

この度も御依頼品の御紹介となります。

最早、当ブログの常連さんな感じの「HQ12-05」ネーサンですが

今回はリクエストにより「マールボロVer」で製作です。

一応、ストレートでの製作なんですが今回も「まつ毛加工」してあります。

「まつ毛加工」・・と言いましても、前回の「Which02」さんは「本物マツエク」・・・

要は「人用のマツエク」を加工して一本一本付けていく所謂「植毛」技法的な工作で

どちらかと言うと、1/8とか1/6以上の大型フィギュア向けの技法でして

「そりゃ~本物だも、リアルに決まってるベヤ!」な感じは確かに

大型モデルに限ってみれば間違いないんですが・・。

1/8以下のスケールには微妙な感じも無きにしも非ず?な感じでもあります。

マァ・・・模型に限らずミニチュア製作の現場では良く有る話で

「本物と同じ素材を使えばリアル?」・・・とは限らない事も多々見受けられます。

好例がフィギュアじゃありませんが、田宮の1/12「フェラーリ641/2」のシート!とかですね。

フェラーリF1伝統のバックスキンの茶色革シートを、本物同様の革シートで再現した

意欲溢れるパーツ構成でしたが・・・・どうにも・・対スケール比の関係も有って

そのまま製作すると・・・皮繊維のボソボソ感ばかりが際立つ

本物と同様の素材なのに全くリアルに見えない! と言う・・・身も蓋も無い例も有ったりします。

なので・・・今回は恒例の「エポパテ」による「まつ毛加工」です。

個人的には・・・1/12にはコッチの方がイイ感じ? とも想いますが

当然ながら・・「毛」じゃない関係上、隙間とかの調整も出来ませんので

どーしてもケバメイク向けの「バチバチまつ毛」な感じになるのが痛し痒し・・・でして。

どちらの技法も・・・まだまだ研究の余地あり! ですね。

 「まつ毛モールド」がヒサシ状に張り出しているんで

配光加減の陰影で結構、表情は変わります・・・・ この辺は苦労の甲斐も有るかも知れません。

 まつ毛のカールの具合とかは本物マツエクより

コッチの方が作り易いです。

しかし・・・・たかが「まつ毛」・・・されど「まつ毛」。 フィギュア製作も

ココまで来ると正に「1/100」㎜単位の工作精度を要求されます! これホント、冗談抜きで(笑)!

コレ。やってみる人・・・ピンセットは安物は絶対駄目よ。

管理人も「singer」で初挑戦して、つくづくその精度の重要性に気付きまして・・・

買いました・・・「DUMONT」。Made in すいす!

次ページ、工作小屋カテで御紹介します!