プラdroidは、ねんど子猫に愛を観るか?

管理人「osuzu」が制作する模型関連のブログです。

Nocturna Models製 1/24? 「Teutonic Knight XIV C (チュートン騎士団の騎士 14世紀)」

2017-09-30 | ミリタリーフィギュア

この度は、何時もとはガラッと趣向を変えまして・・

正統派?・・の、様な気もするヒストリカル・フィギュアのオッサン。

「Teutonic Knight XIV C (チュートン騎士団の騎士 14世紀)」 です。

 

以前に作った「LILITH」同様、スペインはNocturna Models製なんですが

「Historic Art(ヒストリックアート)」なるブランド名なのかな?の製品で

70mmフィギュア・・との事なんですが、実測身長は80mm有ります。

スケール的には1/24前後? と言う感じでしょうか。

キット名の「チュートン騎士団」とは、平たく言えば「ドイツ騎士団」の事らしいですが・・

いくら「自称ミリオタ」の管理人とは言え、流石に中世のミリタリー事情までは

守備範囲外なんで興味のある方は、どうぞ御自分でググってみてください!

何せもう・・いにしえの千年は昔・・あの「十字軍」辺りからの話になるんで

とても書く気にもならん! と言うのが本音だったりしますが・・・でも。

千年の時を超えて今に怨讐を引きずる、当時の世界史。

 興味無い人でも「あ゛~だから「ISIS」みたいのが出てくる訳ね!」と思える辺りが

非常に面白かったりしますんで・・・お勧めです。

 

さて、キットの話に戻りますが

コレ・・・前々から凄く気になっていたモデルでして・・

件の「LILITH」と同じく、佇まいと申しましょうか何と言いますか・・・

とにかく、理屈抜きで「カッチョえ~!」と思える、正に芸術的造形美が秀逸です。

一応、ファンタジーフィギュアに分類されていますんで、実在の資料を参考に・・

より、カッコ良くデザインされた物? と思われますが、何れにしても六百年以上も前の

人の事なんで、個人的にはカッコよけりゃイイじゃない? と、想ったりもします。

しかし・・コレ。 難易度は高い! ですね。

フードを被ってる為に、奥まった造形の顔・・・特に右顔面が途轍もなく塗りにくいのと・・

盾や旗、体にまで散りばめられた「エンブレム(紋章)」・・コレが又、難敵です。

*注 当然の様にキットにはデカールの類は一切付属しません! 

   流石、海外はスペイン製。 サービス精神の欠片も有りません。

一応、ソレ用の「中世の紋章デカール」・・・なんぞも出ておりますんで、ソッチを使えば

手軽に出来なくも無いんですが・・・如何せん、単調で凡庸なデザインと・・・何より!

金色&銀色のエンブレムが無いのが痛い! 史実的な考証面は置いといて・・

今回はドーしてもパッケージの様な「金色ベースのエンブレム」にしたかったので

執念の手書き! でチャレンジです。

盾の「鷲の紋章」は、マスキングで大まかなラインを決めて

細部を手書きで加筆して仕上げ

胸部の「鷲紋章」と旗に描かれる

上半身は鷲、下半身はライオン・・・の伝説の生物。「グリフォン」(独語:グライフ)は

執念の手書きで仕上げてみました。

肩の十字はジャンクデカール利用で、上からラッカークリア保護処理。

 グランドワークは岩肌にチョロッと草その他・・湿り気も少々。

で・・・完成です。

 

 

 

中世の騎士・・なんぞのコノ手の正統派ヒストリカルフィギュア。

WWⅡなんかのミリタリーフィギュア辺りとは又、趣が違って非常に楽しめます。

なんたって、カッコイイでしょ?

 

 


まっつく最新作 1/12 JKPSL-12S 茶髪大JK

2017-09-18 | Honey Trap

今回はデジタル造形で御馴染の「まっつく」Mk2製最新作。

1/12茶髪の大JKです。 キット名はJKPSL-12S。

「頭二個付き」で、お得な一粒で二度おいしいキットとなっております(古いな?)。

まっつく製の、このJKシリーズ。 今風のデジタル造形と言う事も有り。

今後どのように発展していくかも含め、個人的に大変気になるキットなんで

発売直後に購入済みだったんですが、なかなか手が伸びずに今に至りました。

造形は何時も通り、素晴らしい出来で文句無しですが。

デジタル造形ならではの積層痕がアチコチ見られるのが玉に瑕です。

コレは「まっつく」製に限らず、他メーカーでも同様で

現状、デジタル造形の技術的課題と思われますが・・・これがなかなか・・

表面処理が結構大変だったりして、制作には相応の手間が掛かります。

「在来工法」を謳う「ブリック&アトリエイット」の製品表面は非常にスムージーなんで

先端技術を使えば「全て上手くいく!」訳ではないのは業種を問わず? な感じでしょうか。

 

あと・・「まつ毛モールド」ですね! 

まっつく製品は以前から、まつ毛を結構しっかりとモールディングする造形なんですが

今作はヒトキワデカイ! まつ毛バチバチばちーな感じです。

マァ、パッケージングイメージからして茶髪のケバJKなんでイメージ通りでは有ります。

利点はモールド通りに塗れば、誰でも箱絵イメージに近い仕上がりに出来るんですが

反面、普通のJKらしくスッピン風で作りたい人にはチョットオーバーモールドです。

削る等、工夫が必要になるかもしれません。

元々ケバい作風が売りの? 管理人が作ると御覧の通り。

それ? JKコスキャバ嬢? な感じになります。

 ←このアングルは・・犯罪的な香りがしますね。 

頭チェ~ンジ!

 生首の図。

この「まつ毛モールド」。 ブリック等は敢えて瞼のみのモールドで、「塗装で御好きにどうぞ」式なんですが

融通が利く半面、塗りによってはトテツモナイ顔? になったりする危険もあります。

この辺りも・・・どちらが良いとか悪いとか言うより、メーカー其々の思惑が見え隠れして面白い処・・でもあります。

フィギュアって・・・ホンっとぅに、奥が深いですね・・の巻きでした。

 

 


1/20 BRICKWORKS 「ロペス貴子」改 私服Ver

2017-09-10 | Honey Trap

今回は久々の「ロペ子さん」改。 私服Verです。

タンクトップは派手ピンクで、腰下はデニム地のミニスカイメージ。

脚元は御得意のブーツスタイルで、そこらで見かけるギャルっぽく仕上げてみました。

今回も腰下は自作レジンパーツを使った改造ですが、この腰下パーツ。

前回の「ASSASSIN(アサシン)改」の腰下パーツと同じ物で、以前からの複製パーツを

小改良して再度、シリコン型を起こした新型改造用アンヨだったりします。

ヒール部やら脚のラインやら、細かいところの修正と、見えませんが腰部の作りを

より改造工作し易く作り変えた物です。

シリコン型も一工夫して、キャスト作業の効率化を図った甲斐ありで

以前より気軽に複製作業が出来る様にはなったんですが

基本形は「アサシン改」のハイヒール姿がデフォなんで、今回の「ロペ子さん」は

それに、スカートやらブーツやらをエポパテで造形してます。

スカート&ブーツも、結構使用頻度が高いんで複製しちゃえばいいんですが

以前にも書いたとおり、全く同じ物を量産する気も無いんで、現状はコレで良しと思ってます。

 

 


アトリエイット 1/20 「ASSASSIN(アサシン)」改 「ニキータ(Nikita)イメージ」Ver

2017-09-03 | Honey Trap

又連作となりますが・・この度も「アトリエイット」製は1/20。 「ASSASSIN(アサシン)」です。

同じキットの連作とはいっても、今回は得意の腰下改造用レジンパーツを用いて

ボディコン風超ミニ姿の、これぞ映画「ニキータ(Nikita)イメージ」Ver? な感じに仕上げてみました。

色もダーク系で統一。 本当は胸回りも露出させたほうが、それっぽくなって良いと思うんですが

そこを弄るのは腰下改造よりも厄介でして・・・今回はキットのままです。

その代わりに、ヒールと共にグレーメタリックでアクセントにしてみました。

「チェストアーマー」風? で、これはこれで宜しいんじゃなかろうか? と、想ったりもします。

 

多分・・・「女殺し屋」と言われてパッと、こういうイメージを思い浮かべる人、多いんじゃないでしょうかネ?

管理人も、その口ですが・・・キット・・Nikitaの「Anne Parillaud」、そのリメイク版The Assassinの「Bridget Fonda」

そして・・ルパンの「不二子ちゃん」! 辺りに影響されすぎ! なのかも知れません。

仕方有りませんよね・・男は「危険」で「美しい」物には滅法弱い生き物ですから。