プラdroidは、ねんど子猫に愛を観るか?

管理人「osuzu」が制作する模型関連のブログです。

「宇宙戦艦ヤマト2199」 バンダイ1/1000

2014-01-05 | その他 アニメ系
新年、明けましておめでとうございます。
昨年中は多くの方々に御覧頂くと共に
オークションでも御盛況頂きまして
誠に有難うございました。
今年も当ブログ、オークション含め
マイペースではありますが、チマチマ活動して
まいりますので宜しくお願い致します。

唐突ですが1/1000「2199ヤマト」です。
同時出品中の「永遠の0」(零戦)同様
管理人にとっての永遠のヒーローです。
永遠の0に比べ、全く非タイムリーな
出品と相成りましたが、実は「2199ヤマト」
放映中に購入、電飾仕様にと制作開始・・
頓挫・・放映終了・・放置。だったのですが
零戦を作りながら「零戦と言えば大和・・」
の繋がりから急遽、完成させた物です。
「それなら実艦の大和だべや?」と御思いの方
その通りなんですが、なんせ「船」は細いし
めんどいし、エッチング揃えるだけでも
金掛るし・・「森雪」かわいかったからなぁ~
「宇宙戦艦」の方がいいべ!で制作再開です。
しかも電飾作戦は撤回、フルディスプレイ仕様
で制作です。基本ストレート組ですが
イメージを損なわない程度に「手摺」等の
エッチングパーツを追加すると共に、得意の
自作台座付デスクトップモデル仕様で
制作しました。制作レシピは

・サフ、合せ目処理等の一般的な下地処理
・塗装は暗部にシャドーをかけて自家調色の
 「ヤマトブルー」を吹いた後に、黒系の
 墨入れ&白系のフィルタリングで軽く
 汚してあります。
・手摺・レーダー・カタパルト・ハッチ等の
 エッチングパーツを追加
・自作台座付き


「2199ヤマト」・・良かったですよね?
音楽といい、往年の名シーンといい・・
涙線が老化したオヤジには、結構グっと
くるものが多々、有りました。
ラストも良かった、良かった。



それに引き換え実艦の「戦艦 大和」は・・
なんせ零戦繋がりでの出品ですから此方の
話も書かない訳には、イカンのではないかと・・

1945年、春・・戦局は既に絶望的であり
船無し、飛行機無し、それらの燃料無し・・
の無い無い尽くしの中、大日本帝国陸海両軍は
飛行機による「航空特攻」に一縷の望みを
賭けて、沖縄周辺に展開する米機動部隊に
一矢報いるべく、絶望的な戦いを続けます・・
そんな時局の中、ほぼ壊滅状態に在った
「連合艦隊」内より「うちも、何もせん訳には
いかんだろう・・」的な、とてつもない
御役所的発想の元、浮上したのが「連合艦隊」
のシンボルでもある「戦艦 大和」を
中心とした「海上特攻」(菊水作戦)でした。
作戦を下命された「第2艦隊司令」伊藤長官を
筆頭に「本作戦に成功の算無し」との意見が
相次ぐも「一億玉砕の先駆けとして・・」
そして「米軍機を惹きつけ航空特攻を
間接的に援護する」等の軍令部得意の根拠なき
屁理屈により、作戦は強行され結果は・・
皆さん御承知の通り・・そして
肝心の戦果は・・米軍機 撃墜6 損傷50
米軍戦死者(パイロット他)14名・・・
日本側は・・「大和」の2700余名を含む
艦隊での戦死者総数、3700名以上・・
米軍一人を殺す為に、死んだ日本兵は
260人以上・・そして大和以下、艦艇6隻。
惹きつけた米軍機は約400機ながら
同日に沖縄戦に投入された米軍機は
約1000機・・。
現実はアニメの様には、成りません。

「永遠の0」 タミヤ1/48 宮部久蔵搭乗機

2014-01-05 | その他 ミリタリー系
新年、明けましておめでとうございます。
昨年中は多くの方々に御覧頂くと共に
オークションでも御盛況頂きまして
誠に有難うございました。
今年も当ブログ、オークション含め
マイペースではありますが、チマチマ活動して
まいりますので宜しくお願い致します。

さて早速ですが、今年の初荷ですが・・
「永遠のゼロ」コラボ商品、タミヤ1/48
零戦52型 宮部久蔵 搭乗機!
たまたま、模型店の新作棚でこれを発見、
「へぇ~タミヤも、こんなのやるんだ?」
と想いながらも・・
「コリャ、作るなら今だべ・・」と、即購入
実は管理人、当ブログでの過去作品を
見て頂いてもミリタリー系は1/35フィギュア
くらいしか有りませんが、結構なミリオタでして・・
特にこの「ゼロ戦系」は幼稚園時代から(モデラー
歴だけは長いんです、スキルは比例しませんが・・)
いったい何十機作ったか分かりません。
当時確か1/72飛行機が¥200位だったと思いますが
当然、友達と色も塗らずに付属の
ひし形接着剤(知ってます?)でデロデロに
なりながら、物の30分で作っては「空中戦ゴッコ」
やってました・・懐かしー。

久々の「ゼロ戦作り」という事で
計器盤プチ改造&シートベルトエッチング追加以外は
ほぼストレート組ですが、得意のポリキャップ
埋め込み工作&自作台座により飛行状態で
制作しました。途中「25番で爆装するか?」
などと悪魔の如き考えも浮かんだのですが
やめました・・せめて模型の世界では
身軽に飛んで頂き、F6Fの射線を
軽く、かわして頂きましょう。
主な制作レシピは以下の通りです。
・合せ目処理、サフ吹き等の一般的な下地処理
・計器盤は彫り込んでウレタン流しの
 メーター表現。
・シートベルトエッチングを追加。
・木製台座は付属します。自作品で支柱は真鍮製、
 ヘッド部は汎用ボールジョイントを使用し、機体
 を御好みの姿勢で飾れます。台座部は木用
 ウレタンニス仕上げです。
・塗装はデカール張付後、ラッカー系フラットクリア
 でオーバーコートしてます。
・翼内機銃は自作真鍮パイプ製。
・自作張線は0.12mm金属線、アンテナ基部は
 真鍮薄板で自作、碍子?は伸ばしランナーに
 穴開けして作りました。
・塗装は映画に倣い派手目なチッピング表現
 をしてみました、又機体下面は「満足な
 エンジンオイルも作れなかった」上に
 戦争末期には工作精度の低下も手伝い
「常にオイル漏れしてた・・」当時の
 日本の国情を反映して、特にエンジン後方を
 盛大に汚して見ました。
・2番キャノピーとパイロットは接着していません。


パイロットは何気に「岡田君」に似ているような気もします・・


「永遠のゼロ」、まだ見てませんが劇中、宮部らが
所属する「721海軍航空隊(神雷部隊)」は
実在した特攻専門部隊とも言える部隊でして・・
「バカ爆弾」と米軍に揶揄された特攻専用ロケット機
「桜花」の運用部隊でも有りました。
「国を想う者たちの志願により・・」と語られる
事の多い「特攻」ですが、半ば強制力を伴って
いた事は想像に難くなく・・この特攻専門部隊の
花形とも言える「桜花攻撃隊」指揮官、
野中少佐でさえ「必ず(戦果無く)全滅する・・」
と予見した上で「もう(桜花での特攻作戦を)
止めさせてくれ」との遺言を残し、
言葉通り帰らぬ人となると共に、特攻戦で戦死した
極僅かな「左官級軍人」の一人として記録に
名を留めます。「左官級軍人」?なんじゃそれ?
と御思いの方、ようは「管理職」クラスですね、
「国を想う者たちが進んで志願した」筈の
特攻ですが、戦死者の多くは年端もいかぬ若者
(平社員ですな)たちが大半で有り、「国を
想う気持ちは」は当然、平社員以上だった筈の
彼ら「管理職級の人たち」が「自ら進んで」
特攻に出る事は殆ど無かったんです・・
不思議な事です・・「永遠の0」原作者も
当然その辺の事情を踏まえた上で舞台設定を
{721海軍航空隊(神雷部隊)」に据えたの
でしょうから、映画がどの程度「特攻」に
まつわる本質に斬り込んでいるのか?
楽しみでは有ります。そして
ど~か、昨今の邦画特有の御涙頂戴&感動
しなさい演出で終わる事の無いよう期待します。

ところで、今回こちらを制作するに当たり
イロイロ、飛行機プラモを見て歩いたのですが
最近の空物はスケール問わず、「パイロット」が
付いて無い物が多いんですね・・何で?
みんな脚を出した降着姿勢で制作するから?
そら、管理人もメカフェチですから
精密なランディングギア周りや
むき出しのコクピットに心惹かれるのは
分かりますが、そこは「飛行機」
飛んでる姿が一番でしょう!・・て、人
居ないんですかね?
各メーカーさん、是非とも御一考を!