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プラdroidは、ねんど子猫に愛を観るか?

管理人「osuzu」が制作する模型関連のブログです。

Andrea Miniatures製 wonderful Worldwide series 「Santa's Advice(サンタのアドバイス)」

2018-12-10 | その他 ミリタリー系

エ~。 クリスマスなんで、サンタさん特集な感じで行ってみます。

スペインはAndrea Miniatures製。 ワンダフルワールドワイドシリーズの

「Santa's Advice(サンタのアドバイス)」です。

54mm(1/32位)のメタルフィギュアですが、何とも・・ストーリー感溢れる一品です。

 大きさはコンナ感じ。 

H=45mm(台座含まず) 木製台座は60×60×10。 1/32なんで小さいです。

 

見ているだけで、心癒されるような雰囲気が最高ですが・・サンタさんは何をアドバイスしてるんですかね?

多分・・こんな↓感じじゃないんでしょうかね?

>サンタさん

 「いいか、チャーリー。 君の日常と言えば・・・それだけは毎夜欠かさず垂れる寝小便と

 新聞紙の上に垂れた自分の糞を、御丁寧に包んでは御近所に

 「肉まんです! 冷めないうちにどうぞ!」 などと配って歩く

 とてつもなく趣味の悪いイタズラの毎日だ。

 そんな君が・・鼻をほじりながら祈りを捧げ・・・その小汚い靴下を枕元にブラ下げた処で・・

 一体誰が、君の望む物を与え給うと言うのかね?

 そんな・・糞垂れちゃう位に都合のいい話が、本気で有ると思うかね? えっ? チャーリー。」

>チャーリー

 「サンタのおじさん・・歯、磨いた?」

>サンタさん

 「チャーリー。 もういっぺん言ってみろ」

>チャーリー

 「・・・・いゃ・・何でも無いよ・・」

 


1/48 タミヤ 零戦21型 永遠の0仕様 宮部久蔵 最後の搭乗機

2014-04-05 | その他 ミリタリー系

又かよ・・という声が聞こえて来そうですが、そう想わんでください・・
一応、1/48 五二型・1/72 二一型、そして1/48 二一型と・・
バージョン違い&スケール違いと御理解頂きたく・・。
こんなヘタレでもオークションに出品して、時に結構な額で
御買い上げ頂いている都合、落札頂いた方への感謝という意味も含めて
全く同じ物は極力作らない&出品しない!と言うポリシーらしき物が
有った様な気もしますので、今回をもちまして「永遠の0」シリーズ
完結編とさせていただきます・・多分。

さて、この「1/48 零戦 二一型 永遠の〇仕様」残念ながら「タミヤ 永遠の〇」
特別パッケージにはラインナップされておらず(1/48は五二型のみ)
作るとすれば各社製「ノーマル 二一型」の塗装替え、とならざるを得ず
現状、パッと浮かぶのは「タミヤ」と「ハセガワ」・・フジミも有ったか・・
の三択になると思います。が!まず「フジミ」は落選です、
別に差別する訳では有りませんが、当方の基準では
選択肢に「タミ・ハセ」が有ると自動的に「フジミ」は消えます。
「ハイ、差別です」だってネぇ~・・分かってくれますよね? その気持ち・・
そんじゃ「タミヤ」!と、言いたいところですが、このキット・・
かれこれ発売開始から30年ぐらいたたんか?ってくらいの御局キットでして
まぁ、細かい事をあまり気にしなければ、出来上がりは立派な「二一型」ですが
「計器盤はノッペラボウで、デカールのみで仕上げる仕様だし・・
  キャノピー枠もRに成って無いし・・etc・・」やはり
一度、最新の「タミヤ 1/72&1/48」零戦シリーズを観てしまった眼には
古さは拭えません。んで、やっぱ「空物」と言えば「ハセガワ」だよな!と、
買ってきては観たものの・・「あ゛~」な処が一つ・・・
タミヤ旧キットと同じく「キャノピー枠」の角がアールに成って無いんです! 
「ここのラインがどうとか、形状がこうとか」細かい事には余り拘らない当方ですが
此処だけは気になります、まぁタミヤの最新キットを見たせいもあって
尚更なんでしょうが、「タッチアップで誤魔化す・モールド削って完璧な
マスキングをし、サフ塗り重ねでライン出す」等々・・やり様は有るんですが
クリアパーツと言うことも有り、何れにしても一手間何処ろじゃありません。
そこで浮上して来たのが、この「タミヤ 最新版零戦二二改 二一型」ですね。

この「二二型」、以前の記事にある「ヨンパチ五二型」同様、タミヤ最新モデル
という事も有り「作り易さ・デイティール」共に文句のつけようも有りません。
主翼端の折り畳み断面部にはエッチングまで同梱してくれてます。
「商売とはいえ日本人として、これだけ(B29)はモデル化しない!」という
B29に対する拘り以上に、「日本の模型会社として、日本を象徴する戦闘機」
を「最高の容」で提供したい! とのタミヤの「信念」めいたオーラすら
感じさせてくれる良作です。(褒めすぎか? でも此処まで褒め倒したんだから
早く新作二一型ラインナップしてネ! タミヤさん。)

せっかくなんで、各キットのキャノピー比較を・・

左から「タミヤ旧キット」、「ハセさん」、「新タミ」・・分かります?

窓枠の各コーナー部分の処理・・結構、歴然でしょ?

さて、そんな二二型を二一型とするにあたっての主な変更点は
・主翼外翼側給油口モールドを埋める。
・エンジンカウル&エンジンはタミヤ「旧キット」から移植。
の、二点です! 「エっ、そんだけ?」って?・・ハイ、そんだけです。
と言っても、給油口の処理はともかく、エンジン&カウルの移植は
実感に乏しい旧キットのエンジンをそのまま使うか、二二型付属の
「栄二一」を「栄一二」っぽく小改造するか?
ペラ&スピナーはどうする?、等々・・幾つかの選択肢が有り
少々、悩み処では有りますが・・悩んでいても始まらないので
上記の素材メニューに、以下のレシピで
「1/48零戦二一型 永遠の〇仕様 完結編」製作開始です。

・合わせ目消し、サフ等の一般的な下地処理を施し、機体全面には
 前作1/72同様、リベットモールドを追加。
・塗装は前作同様の「中島グリーン」に加えて、日の丸・尾翼機体番号・
 主翼前縁の識別帯等、注意書き等を除く主だった物は塗装にて再現。
・ダメージ塗装表現も前回同様、撮影用レプリカを参考に塗装し、より
 古さを強調する為、日の丸にも退色による色むらを再現。
・コクピットはフットペダルバー・各種配管類を追加工作、シートベルトは
 エッチング製、計器盤はデカール貼後にウレタン流しのガラス表現。
・着艦フックは、陸上基地所属の特攻機という設定より、当然
 軽量化の為、外されていただろうとの解釈によりカバーリング。
・アンテナは0.08mm金属線、ピトー管も自作金属製。
・プロペラ&スピナーは「中島製の機体」設定から、径の大きなペラと
 長めのスピナーと推察、二二型用の物をそのまま転用。
 又、これも前作同様に通常の物と、飛行中をイメージした
 透明プラ板製の物を制作。
・25番BOM&懸架部は自作、安全装置解除部も再現。
・エンジンカウル&エンジンはタミヤ旧キットの物をそのまま使用
 あっさりと一体成型のエンジンは、余り見えないという事で
 特に手を加えてはいませんが、カウルは機体との接合部加工ついでに
 カウルフラップ後端をテーパー加工、排気口は開口してあります。

機体各部のリベット、有る無し比較。 左・無し  右・有り

コクピットは結構、手を加えました。

各種配管他、工事中、フットペダルバーなんぞも付けては観たものの・・。

コクピット完成。

1/48零戦「永遠の0」モデルを製作するにあたってタミヤを
使いたくなる一因が、この出来の良いパイロットです。
特に手を加えなくても、キッチリと塗り分けてやるだけで
時と場所や天候、及び体調や気分にもよりますが「宮部=岡田君」に
「似てるべっ?」と聞かれれば、誰もが想わず「あ゛ァ~・・
似てるような気がする時も有るかもしれんわナァ・・」程度には
間違いなく仕上がる、素晴らしい出来のフィギュアです。

前に作った物の方が、似てたか?・・

制作中と完成時の25番&懸架ラック
余り物を寄せ集めてのスクラッチですが、チョット拘った結果
この2点だけでパーツ数、約30! ゲッソリ・・。
でも、プラ板製のフィン周りが薄くて良い感じです。

今回はF1プラモで良くやる、自作コーションプレートを付けてみました。
物がモノだけに、漢字で色々やって見たものの、やっぱりシックリ来ませんで
結局、敵性語、しかも米国語表記・・。そして御覧の通りの
モロパクリ&猿真似仕様です。

映画「永遠の0」大ヒットに伴い、零戦プラモの売れ行きも好調の
様ですが、多くの方が最も作りたがるであろう「宮部久蔵 最後の
搭乗機」となると、1/72&1/32は現状「究極の零戦プラモ」と
言っても差し支えないタミヤの良作含め、余り悩む事も
無いかと思います。が、こと1/48となると意外に決定打に欠けると言う・・
まァ・・「ハセガワ」さんとこのキットも、例の「キャノピー重箱の隅」
部が気にならない方には十分、良作と言える物でしょうが・・。
当方のように「そこはなァ・・」と想われる方々は、今回のような
制作アプローチも選択肢として一つ、どうでしょう?

飛行中イメージの透明プラ板製ペラ、装着時。

エンジンカウル後端のテーパー加工部と、無加工エンジン部。

イロイロやっても、あんまり見えないコクピット・・特にフットペダルバーは

殆ど見えません、あ゛~・・。

あと、自分で作っておいて、こんなこと言うのも何ですが、この塗装・・
俗に「ハゲチョロ」と言われるダメージ表現ですが、本機の場合
「ハゲベロ」?「ブッパゲ」?(ハゲの人、ごめんなさい。)とでも
言いたくなるくらいのハゲっぷりでして・・いくら大戦末期とはいえ
腐っても戦闘機、ホントにこんな「空飛ぶボロ雑巾」状態で
飛んでる機体が有ったんですかね? しかも特攻という、言わば
「散際、死際」に際して、「死装束・死化粧」じゃありませんが
せめて見たくれを整える、気遣いすら無かったんでしょうか?
それ以前に本来、飛行機たる物、飛行の度に点検・整備は
必須で有り、併せて外装のリペアもおこなわれる筈なんですが・・
まァ、確かに戦後、米軍に接収された日本軍機を映したカラー写真には
スクラップもビックリの機体も散見できるのですが、連合軍はもとより
同じ敗戦国のドイツはルフトバッフェでも、そんなボロボロな機体が
映った写真は見た事がありません・・もし、本当にこんな状態で
飛んでいる日本軍機が、多々あったのだとしたら・・
「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」の、今も右寄りな
ミリオタなら思わず背筋が伸びる名訓示を示唆するZ旗の下
整備兵たちの心血を注いだ点検整備により、ピカピカに磨き上げられた
機体が次々と発艦し、綺麗な編隊を組んで・・と伝えられる
真珠湾攻撃時との余りの落差に、当時の状況が垣間見える気がします。


永遠の0 宮部久蔵 最後の搭乗機 タミヤ1/72 零戦21型 制作

2014-03-22 | その他 ミリタリー系

多忙により久しく更新の無かった当ブログです。が・・、おかげさまで
それでも結構な数の(あくまで当社比!)アクセスを頂きまして、有難い事です。
そして、そのアクセスの多くが、やはり、と言うか流石と言うか・・
そ~です「永遠の0」関連のアクセスがシッジョーに多いです!!
んな訳で、今度は1/72で制作してみました。
主な制作レシピは以下の通りです。

・合せ目消し、サフ等による一般的な下地処理。
・原作には具体的記述は無い物の、「中島製21型」との設定から
 中島グリーンにて塗装。
・宇佐平和祈念館に展示されている撮影用レプリカをネット画像等を
 参考に、出来る範囲でイメージして塗装しました。
・デカールの変色&剥がれ防止にラッカー系クリアでオーバーコート。
・計器類はデカール張付後、ウレタンクリアでガラス部を再現。
・25番BOM&パイロットフィギュアは他のキットより流用、
 爆弾懸架部はプラ板等より自作。
・実機資料を参考に機体全面にリベット痕を再現。
・アンテナ線は0.08mm金属線で自作。
・パイロット&2番キャノピーは未接着。
・プロペラは通常の物と、飛行中をイメージした自作透明プラ板製の
 物を、御好みにより付けられるように制作しました。
・自作木製台座付きです。
・自作金属製支持棒先端部には汎用ボールジョイントを使用し
 御好みの飛行姿勢で飾れるように制作しました。

制作中のコクピット、計器類はウレタンコート。

 パイロットは、口が裂けても「岡田君」に似てるとは言えませんが・・

なんせ1/72ですから・・御理解いただきたく・・・

リベット有り無し比較、右=有り 左=無し

制作途中のBOM懸架部と自作台座。支持棒の差し込む向きを

変える事により、フルバンク・急上昇・急降下等、可動域は広いです。

処で当方、遂に本作を劇場で見る機会を失してしまいました・・

「そんなんで、いい模型なんて出来る訳ネーべや!」と御怒りの貴方。
そ~なんです・・返す言葉も御座いません。が、原作は読みました!
実は管理人、原作者の百田直樹氏の主義・主張(日本軍創設・南京事件否定・
東京裁判否定等々)には、全てとは言いませんが・・賛同しかねるタイプの
人でして・・「そんな右寄りの人が書く小説(映画)かぁ~、何だかな~」と
ハナから思いっきり眉間にシワを寄せながらページをめくらせて頂きました。
その読後感は?・・「い~ンじゃないかい? コレ」です。
累計300万部超のヒット作と言うことも有り、やれ「底が浅い」だの
「いろんなエピソード、ゴチャ混ぜただけ」だのの批判票も多々
有るようですが、それでも良いと想います!
だって、真珠湾攻撃に始まり・・ミッドウェイ/マリアナ沖/レイテの各海戦・・
ガダルカナル戦・・インパール作戦・・海軍乙事件・・特攻・・桜花・・
軍官僚の実態・・軍内部の身分制度・・等々。
確かに「浅く・広く」では有りますが、一部ミリオタ以外の一般の方には
殆ど知られていないであろう、それら歴史的事実を名称だけでもイイんです!
この作品を通じて、一人でも多くの方が「そんな事も有ったんだ・・」と
知って頂けるなら・・それだけで十二分に価値が有ると想います。
前回、チョろっと書かせて頂いた「野中隊&桜花」も書かれてましたね!
蛇足ですが「桜花」を発案・開発した太田海軍少尉なる人物は
開発当初は「自分も乗ります!」と公言していましたが
敗戦直後、遺書を残して自殺を装い別人に成りすまして1994年迄
生き延びる・・・と、言う「特攻」の暗部を擬縮したようなシトです・・
「94年て・・それ最近の話じゃん」と想った方、そ~なんです。
意外にこの「太平洋戦争」・・単なる昔話で無いんです、だって
今も国連の常任理事国は「戦勝国のみ」で有り、金銭的負担だけは
常任理事国レベルの日本とドイツは、今も「敵国条項」適用国ですから。

 


「永遠の0」 タミヤ1/48 宮部久蔵搭乗機

2014-01-05 | その他 ミリタリー系
新年、明けましておめでとうございます。
昨年中は多くの方々に御覧頂くと共に
オークションでも御盛況頂きまして
誠に有難うございました。
今年も当ブログ、オークション含め
マイペースではありますが、チマチマ活動して
まいりますので宜しくお願い致します。

さて早速ですが、今年の初荷ですが・・
「永遠のゼロ」コラボ商品、タミヤ1/48
零戦52型 宮部久蔵 搭乗機!
たまたま、模型店の新作棚でこれを発見、
「へぇ~タミヤも、こんなのやるんだ?」
と想いながらも・・
「コリャ、作るなら今だべ・・」と、即購入
実は管理人、当ブログでの過去作品を
見て頂いてもミリタリー系は1/35フィギュア
くらいしか有りませんが、結構なミリオタでして・・
特にこの「ゼロ戦系」は幼稚園時代から(モデラー
歴だけは長いんです、スキルは比例しませんが・・)
いったい何十機作ったか分かりません。
当時確か1/72飛行機が¥200位だったと思いますが
当然、友達と色も塗らずに付属の
ひし形接着剤(知ってます?)でデロデロに
なりながら、物の30分で作っては「空中戦ゴッコ」
やってました・・懐かしー。

久々の「ゼロ戦作り」という事で
計器盤プチ改造&シートベルトエッチング追加以外は
ほぼストレート組ですが、得意のポリキャップ
埋め込み工作&自作台座により飛行状態で
制作しました。途中「25番で爆装するか?」
などと悪魔の如き考えも浮かんだのですが
やめました・・せめて模型の世界では
身軽に飛んで頂き、F6Fの射線を
軽く、かわして頂きましょう。
主な制作レシピは以下の通りです。
・合せ目処理、サフ吹き等の一般的な下地処理
・計器盤は彫り込んでウレタン流しの
 メーター表現。
・シートベルトエッチングを追加。
・木製台座は付属します。自作品で支柱は真鍮製、
 ヘッド部は汎用ボールジョイントを使用し、機体
 を御好みの姿勢で飾れます。台座部は木用
 ウレタンニス仕上げです。
・塗装はデカール張付後、ラッカー系フラットクリア
 でオーバーコートしてます。
・翼内機銃は自作真鍮パイプ製。
・自作張線は0.12mm金属線、アンテナ基部は
 真鍮薄板で自作、碍子?は伸ばしランナーに
 穴開けして作りました。
・塗装は映画に倣い派手目なチッピング表現
 をしてみました、又機体下面は「満足な
 エンジンオイルも作れなかった」上に
 戦争末期には工作精度の低下も手伝い
「常にオイル漏れしてた・・」当時の
 日本の国情を反映して、特にエンジン後方を
 盛大に汚して見ました。
・2番キャノピーとパイロットは接着していません。


パイロットは何気に「岡田君」に似ているような気もします・・


「永遠のゼロ」、まだ見てませんが劇中、宮部らが
所属する「721海軍航空隊(神雷部隊)」は
実在した特攻専門部隊とも言える部隊でして・・
「バカ爆弾」と米軍に揶揄された特攻専用ロケット機
「桜花」の運用部隊でも有りました。
「国を想う者たちの志願により・・」と語られる
事の多い「特攻」ですが、半ば強制力を伴って
いた事は想像に難くなく・・この特攻専門部隊の
花形とも言える「桜花攻撃隊」指揮官、
野中少佐でさえ「必ず(戦果無く)全滅する・・」
と予見した上で「もう(桜花での特攻作戦を)
止めさせてくれ」との遺言を残し、
言葉通り帰らぬ人となると共に、特攻戦で戦死した
極僅かな「左官級軍人」の一人として記録に
名を留めます。「左官級軍人」?なんじゃそれ?
と御思いの方、ようは「管理職」クラスですね、
「国を想う者たちが進んで志願した」筈の
特攻ですが、戦死者の多くは年端もいかぬ若者
(平社員ですな)たちが大半で有り、「国を
想う気持ちは」は当然、平社員以上だった筈の
彼ら「管理職級の人たち」が「自ら進んで」
特攻に出る事は殆ど無かったんです・・
不思議な事です・・「永遠の0」原作者も
当然その辺の事情を踏まえた上で舞台設定を
{721海軍航空隊(神雷部隊)」に据えたの
でしょうから、映画がどの程度「特攻」に
まつわる本質に斬り込んでいるのか?
楽しみでは有ります。そして
ど~か、昨今の邦画特有の御涙頂戴&感動
しなさい演出で終わる事の無いよう期待します。

ところで、今回こちらを制作するに当たり
イロイロ、飛行機プラモを見て歩いたのですが
最近の空物はスケール問わず、「パイロット」が
付いて無い物が多いんですね・・何で?
みんな脚を出した降着姿勢で制作するから?
そら、管理人もメカフェチですから
精密なランディングギア周りや
むき出しのコクピットに心惹かれるのは
分かりますが、そこは「飛行機」
飛んでる姿が一番でしょう!・・て、人
居ないんですかね?
各メーカーさん、是非とも御一考を!