モトＧＰ １１戦 ラグナセカ Ricruit

やっと話題が戻ってきました、といってもモトGPそのものではないのであしからず。

日本でも自衛隊のリクルートは盛んだと思いますが、ここアメリカでも勿論陸、海、空軍のリクルートは盛んです。
そのさいたるものが開会の国歌のさびの部分での戦闘機のローパス。これで「かっこい～」と思って空軍の門をたたく若者がいないはずがありません。

今年、空軍はローパスが無かった代わりに結構頑張ってブースを出していました。ブースの前に空軍マーク入りのバイクを置いて客引き。でも隣でやっているトライアルショーに観客の目が集まっていて閑古鳥が鳴いている。リクルーターもテレビゲームなんかやっていてモチベーションが低い。



リクルート用のブースも小さめのトレーラー。



それに比べて陸軍は力の入り方が違います。フルサイズトレーラーを持って来て陣容はかなり豪華。



ブース内のモチベーションも高く、絶対に入隊するはずの無いおじさんにまで、陸軍グッズのプレゼント。



その上なんとGIジョー人形（着ぐるみ）までお出迎え。ちょっと対象年齢を間違えているような気がしないでもないけど愛想は良いし空軍とは段違い。



海軍は？　どこを探しても見当たらない。世界で唯一の空母機動部隊を有する米国海軍はモトGPをなめているのか？
たぶんそうなんでしょう。誇り高い海軍は、たかが飲み物会社の冠イベントにブースを出すことを潔しとしなかったのです。

では何を？







自らが冠スポンサーとなって、スーパークロスを開催していたのです！！テレビの画面を撮ったので判りにくいかもしれないけどはっきりとNAVYの文字が。




さすがです、考えてみればユーザーや視聴者の限られているモトGPよりも国内でポピュラーなスーパークロスのほうが、宣伝効果は高いはず。中継用の機材にヘリコプターも貸し出す太っ腹。これはヘリからの映像です。




恐るべし、米国海軍。