川崎様御光臨

初めてのカワサキ、初めての最新型、アメリカ版ZZR、ZX14 06年型に乗ってます
飛行機や身近な話題も書いてきます

バレンタインライド

2009-02-15 16:32:02 | 川崎様
***たいしたことないけど食事中、食事前は見ないほうがいいかも***

バレンタインデーといっても日本とは違い女性がチョコをくれる習慣がなく、逆に男がレストランに誘うのが普通です。とはいえ最近では日本でのチョコの売り上げに味を占めたゴディバが大々的に売り出しているけど。

そんな事情に関係なくオッサン4人がツーリングへ。この前の週から寒くなり、山沿いでは雪も降りました。スタバで事前に話していた北に上るコースはは寒いし雪もありそうなので別のところに行く相談を。自分は2週間前に寿命が尽きかけた前輪を忙しさにかまけていまだに交換していないので極力直線の多いコースをリクエスト、砂漠を抜けてメキシコ国境近くまで行くことに決定。

高速に乗るととにかく寒い、指先も肩口も。おまけに走っているうちに雲が低くなってきてシールドに水滴がついてくる始末。90マイル、150キロほど走ってガソリン補給。その時になって他の3台ともグリップヒーターがあることを知らされる。「エ~ッ、自分だけ寒い思いして走ってたの?!」ついでにスタンドに来た地元のビーマーと井戸端会議が始めちゃうし。川重もオプションで用意してよ!



1月に来たパロマーの北を抜けて砂漠への回廊に入る。低い山あいのゆるいカーブの続く気持ちのいい道、遠くの山が雪化粧していて景色も最高。あまりの景色の良さにか普段は途中で止まることのない先輩がストップサインを。そして記念写真をパチリ。



えッ、突然どちらへ?


あっ、続けてどちらへ?


またまた、どちらへ?


なるほど、それが止まった理由だったのですね。手だけ暖かくても寒いのは一緒ですか、ムヒヒ。

この後砂漠地帯に入ると気温も上がりだす。グランドキャニオンが侵食でできたようにこのあたりも同じような地形になっていて台地の上から一気に谷底に道が降り水の無い河床を走りまた台地の上に駆け上がってゆく。雄大な景色の上に走っている車が非常に少ないので気分は爽快。サボテンと竜舌蘭の間から国境警備隊の検問が突然現れ、銃を構えて居る脇をさらに南東へ走る。



どこまでも続く直線の先に国境沿いを東へと走るインターステートハイウェイ8号線が出てきた所で昼食。

先客に「みんなBMだと思ったら一台だけのカワサキは誰?」と聞かれたので、「自分は純正の日本人だからカワサキに乗ってるけど他の3人はニセドイツ人なんだ」と言ったらバカウケ。そしたら先輩が「オレはハーレーももってるんだゼ」と混ぜ返したので「ゴメン、彼はニセアメリカ人だった」と言い直したら場の雰囲気がちょっと悪くなってしまった。なんせ不法入国者の取締りをしているすぐそばだし。

帰りはどうするかを話し出したら全員一致で来た道を戻ることに。それほど眺めのいい道だったということ。
砂漠を抜けた後の帰る道をパロマー側にしたら峠越えは雪の中だった。

本日の走行:414.6マイル
ガソリン:2.642ガロン  97マイル  $6.50
     2.799ガロン 109マイル  $8.50
     4.148ガロン 149マイル $12.50

*食堂、シーズンに備えてパティオを建築中。デコレーションライトのついたサボテン型のオブジェに注目!