オリンピック

　この度のオリンピックはリアルタイムで、しかも　お盆休暇と重なり、普段はテレビと無縁の私も見る時間が出来ている。
どの選手もそれぞれに苦しい時があり、それを克服しての勝利。素晴らしい。
つくづくとまたあらためて、苦楽は表裏一体、楽なだけ、苦しいだけ、はないのだよ、と感じる。オリンピックに限らず、感動は勇気や力、を人々に与えピュアな気持ちにしてくれる。そこから何かが生まれる。人を明るい方向へ導いてくれる何かがが。命ある限り感動できる事に感謝。

失敗しても　気持ち切り替え、は見事、この事からも多くを学べる。いかに日々、自分の心が自分の気持ちに支配されて惑わされ迷わされているか、を。
本当にすごい事、すごい人は一見、普通に自然に見える、それはもう、努力の極みに達した人が余分なものが削ぎ落とされて、高度な事がまるで呼吸をするように自分のものになる、というか、その事と隙間がない、ひとつになったからなのではないか、と思う。でもそこへ到達するまでは気の遠くなるような努力、血の滲む努力なしにはありえない。
私のような凡人も、どんな小さな努力でも　わずかな一歩でも、それを厭わず諦めず　日々を重ねる、今を生きる事と思う。