真璃通信

ティールーム&ギャラリー 真璃

板額御前

2008-07-23 13:29:36 | Weblog
板額御前(はんがくごぜん)ご存じでしょうか。越後に咲いた美貌の勇婦・約830年前に胎内で生まれ、活躍した弓の名手、鎌倉時代の正史である「吾妻鏡」に登場します。女性の、それも敵方の武将が記録される事は非常に珍しく、それだけ彼女の存在と活躍が鎌倉武士たちの心に強い印象を与えたのでしょう。その板額御前の講演会が 今週の7月26日土曜に行なわれます。
場所・胎内市黒川地区公民館ホール
時間・1時半開場、2時開演
講演者は小説「飯額御前」著者の木村尚志氏です。 歴史に興味のある方はどうぞお出かけ下さい。
木村さんは真璃にいらして下さる素敵な紳士です。この度はまた、手作りの和綴じ本・「北へ五十里のところ」を贈呈下さいました。この本は越後の慈母と慕われた、木村霊山尼を描いた本です。
霊山尼は岩船関川村で福祉行政の整わない大正時代から70人もの里子を育てた方です。新潟日報の記事にもなりましたので記憶されている方もおありかと思います。その霊山尼の生涯を綴った本です。私も感動で涙、涙でハンカチ放せずに読みました。真璃に置いてありますので、いつでも御覧いただけます。
感想を共に語れたらいいですね。〓真璃通信〓