国家検定一級和裁技能士のブログ、裁縫記:It is a blog of tailor of a kimono.

着物や和裁を紹介しています。
I am explaining a kimono and sartorial art.

足が痺れる

2005年04月02日 08時14分48秒 | 未分類
今年も早いものでもう四月、テレビでは色んな会社の入社式のニュースをやってました。
 私がお世話になった上野和裁にも新入生が入ったでしょうか?
 入所したての頃は和裁用語は知らない、運針は出来ない、当然仕事も出来ない。ほんとこんな社員いらない状態でした。
 和裁はあぐらをかいて左足に生地を挟むやり方と、正座をしてくけ台を使うやり方があり、私が入った所はあぐらをかくやり方でしたが、慣れるまで直に足が痺れてしまい、そしてその痛いのなんの、なかなかヘビーでした。
 運動で動き続ける事も辛いですが、じっと座り続ける事もなかなか辛いです。
 その人の性格にもよりますが、決断が早く過去に半日で転職した人がいました。
 卓越技能士の中村定先生の話では、先生が丁稚になった頃は、皆がまだ着物を着て仕事をしていたそうで、だから仕事を続けられたと言っておられました。
 当時も和裁生のほとんどが女性で、先生が入所した所はあぐらをかく男仕立で、まだパンティーを穿く習慣が無い頃です。私も続くと思います。

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3 コメント

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スリル (ネコー、改め うらしまたろ子)
2005-04-02 21:38:06
 昔の仕事はスリルがあったのですね。

 私もあぐらでやります。足で反物をつかむ最初は、よく、左親指がつりました。今は股関節が痛みます。やはり座りきりはこたえます。立ち上がるときの掛け声は「よっこらしょ。」です。

 
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どっこいしょ (四の三半)
2005-04-03 19:00:02
今の和裁生のトレードマークは膝の伸びたジーパンですかね。

それから私の掛け声はどっこいしょです。

 なんでもこの掛け声、仏教の独鈷所からきているそうです。

 
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独鈷山 (うらしまたろ子)
2005-04-04 00:28:57
 「独鈷所」と言えば、我が長野県の有名な温泉地、上田の近くの別所温泉の南には「独鈷山」という山があります。さほど高くはありませんが、とにかく急坂ばかりで頂上まで一気に登らされます。登りはハーハー、下りは膝がガクガク大笑いの山です。
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