国家検定一級和裁技能士のブログ、裁縫記:It is a blog of tailor of a kimono.

着物や和裁を紹介しています。
I am explaining a kimono and sartorial art.

和裁、着物の縫い方、褄あげ

2009年06月17日 09時44分21秒 | 袷の着物












身頃部分の裾の躾をしたら褄あげにかかります。
 褄先の2分手前までは身頃同様に5厘のきせをかけてぞべでおさえ、褄先にかけて5厘のきせをかけ褄型におさえます。
 裏に返して鏝をあて、表、裏のたて褄に裾芯をおさえます(表は折の5厘中、裏衽は通しべらに縫い付けます)
 褄先の裏衽側から針を刺し表地をすくい、たて褄を1寸ばかり縫いましたら表に返して、褄先に引き糸を付けます。

次回、6月20、21日の和裁教室の予約状況は20日(土)が2名、21日(日)は1名様の予定で両日とも定員に余裕がございます。

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和裁、女物袷長着(着物)の縫い方、裾の躾

2009年06月14日 18時44分01秒 | 袷の着物




大巾の輸出羽二重を1寸巾に切り、接ぎをするところを斜めに裁ち切り、裁ち切り同士を接ぎます。(おおよそ男並巾迄は2布で足りますが、動画の着物はそれよりやや広いので3布が必要となりました)
 表地を手前にして裾芯を裾廻し側に褄先部分は裾廻しの裁ち切りに揃える以外は、裁ち切りより1分ずらして裾合せの縫い目の1分上を、ぞべでザクザクおさえます。
 次に着物を表に返して背、脇縫いのところに5厘のきせをかけて待ち針をしたら、上前の前身頃から下前の前身頃の間を5厘のきせがかかる様に、裾合せのきせ山の1分上を5分飛ばしの躾をします。(縦縫いの前後は躾の間隔により1、2針ぐして調節します)

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和裁、女物袷長着の裾合せの縫い方

2009年06月12日 19時20分07秒 | 袷の着物








女物袷長着の袖と表と裏の素縫いが終わりましたら、まとめに入ります。
 まずは裾からまとめます。(ちなみに動画の着物の裾吹きは2分なので1分の褄になります)
 裾廻しを見て背、脇、衽の裏、表の素縫いの縦縫いを合せ待ち針を打ちます。
この時後側の表地が運針の際左方向にずれがちなので、前もって表の縦縫いのきせ山を1厘ほど右方向にずらして待ち針をします。
 次に上前の褄より裾の裁ち切りより裾廻しは3分5厘、表は1分5厘の深さで縫い合せ2分縫ったところで裾廻し、表地とも2分5厘の深さの縫いにして下前の褄先の2分手前まで縫い、褄先で裾廻しは3分5厘、表は1分5厘の深さにして縫い止めます。(裾廻しの色が黒なので、褄の縫い目が良く見えないので、下前の褄の部分をしんもすで縫った映像を動画の最後に入れました)
 あと音声はただのおしゃべりや音楽ですので、気にしないで下さい。
 

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和裁、裏の素縫い、裏衿付けの鏝あて、縫込みの始末

2009年06月11日 18時51分10秒 | 袷の着物







前たての縫込みをバイヤスに引っ張り鏝をあて、横の地の目を下に下げ、衿肩明の身頃の付込みの縫込みも伸ばします。
 次に上前の衿先から下前の衿先まで、5厘のきせをかけ折り鏝して平鏝をあてます。
 衿先の褄下の縫込みを始末してぞべでおさえ、衿先のへらの1分上の通しべらに衿付の縫込みを衿先の色糸で、表に小さな針目を出しておさえます。
 裏衿付けが終わりましたら、前身頃の肩山から8分、3寸、6寸(衽下りと袖付けのところの巾)の位置の巾を衿付の縫い目からあたります。(表の素縫いの時の巾と同寸です)
 
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和裁、裏の素縫い、裏衿付

2009年06月10日 18時39分15秒 | 袷の着物







身頃を見て胴裏の背中心と裏衿の中心を合せて待ち針をします。
次に胴裏の背中心から衿肩明の丸く欠いたところまで、身頃と裏衿の釣合いはたいらにして待ち針をします。
 先ほどした待ち針から衿肩明の切込みをはさんで1寸位のところは衿がゆるくなる様にして待ち針をします。
 衿肩明の待ち針から衽下りのへらまで衿と身頃の釣合いがたいらなのを確認して、衿と衽の衽下りのへらを合せて待ち針をします。
 下前裏衿の衿先と下前衽の褄下のへらを合せて待ち針をしたら、衽下がりのへらから1寸下と衿先のへらから1寸上の間は衿をゆるくして待ち針をし、流れ(流れ=衽の衽頭から褄下までを斜めに計った長さの事。衿にする流れのへらは衽の流れの長さより1分5厘短くする)の裏衿と裏衽の小接ぎの縫い目と縫込みに待ち針をしたら、(この時、接ぎが有る方を気持ち緩くします)あとは適当に待ち針をして暈し先の衿先部分のみ色糸で縫い、あとは白糸で流れを縫います。(流れでは必ず身頃がゆるくなります)衽下りまで衿付をしたら衽下りから1寸上の間は、衿をゆるくして待ち針をします。
 胴裏の背中心まで裏衿が付きましたら、上前も下前と同じ要領で裏衿を付けます。

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和裁、裏の素縫い、衿の流れのへら

2009年06月09日 18時45分51秒 | 袷の着物




表の素縫い同様に裏の素縫いの衿付けの流れのへらをします。
 まず前たての縫込みがつれない様に裾から前身頃と衽付けの縫込みを自然にならし、褄下のあたりで待ち針をうち動かないようにします。
 次に衽付けの縫い目の衽頭のへらと褄下のへらのやや下あたりに針を打ち、2尺ざしを添えて縫い目を整え、衽頭のへらから褄下のへらにかけて通しべらをします。
 文鎮を使いへらをする部分が動かないようにして、流れの通しべらをしましたら、前たてと衽と衽の小接ぎの縫込みをぞべでおさえて、先ほど褄下あたりの前たてにした待ち針を抜きます。
 衽に流れのへらをしましたら衿型紙を使い、衿肩明の切込みの1分入った所から衽下りのへら迄通しべらをして、背縫いをはさんで衿肩明の丸く欠いた所まで衿の付込みは2分の、衿肩明の切込みの所は1分の付込みで通しべらをします。(衿肩明は3分丸く欠きました)

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和裁、裏の素縫い、裏衽の鏝あて、裾の通しべら

2009年06月07日 19時08分16秒 | 袷の着物




裏衽付けの縫込みを裏衽側に倒して、裏衽が高くなる様に折り鏝をして平鏝をあて、裾口で裏衽付けの縫込みを少しだけ裾の裁ち切りより上方向にずらして、ぞべで縫込みをおさえます。
 裏の素縫いを出来上がりの状態にして裾口とその1寸+吹き分上に衽巾のへらをし、表側に通しべらをして褄下のところに合褄巾のへらをします。
 裾の裁ち切りから褄下の縫込みのところは3分5厘(裾吹きは2分です)その他は2分5厘にへらをして2分5厘のへらのところのみ通しべらをします。

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和裁、裏の素縫い、裏衽付け縫い

2009年06月06日 19時00分01秒 | 袷の着物
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前身頃と裏衽の裾の裁切りから1尺3寸位と衽頭のへらから1尺位のところに合いべらをして、裾口とその1寸上に待ち針(この間は裏衽を気持ち緩くする)衽頭、裏衽の小接ぎ、胴接ぎ、そして先ほどした合いべらのところに待ち針をして、あとは縫いながら、縫込みのところに待ち針をするなど適当に送り待ち針をしながら、上前、下前とも裾から裏衽付け縫いをします。
 胴接ぎや裏衽の小接ぎのところはその部分を挟んで1寸位の間は、接ぎの有る方を気持ち緩くすると、きせがはだけにくくなります。
 それと衽頭のへらより2針位余分に縫うと裏衿付けの時に楽です。

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和裁、裏の素縫い、前巾のへら付け

2009年06月05日 19時00分29秒 | 袷の着物
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胴接ぎの鏝あてが済みましたら、前身頃を出来上がりの状態にして脇縫いの前身頃のきせ山より前巾のへらをします。
 映像の着物は前巾通しなので適当な間隔でへらをしていますが、抱き巾=前巾-4分の場合は、裾の裁ち切りと裾の裁ち切りの1寸+裾吹き分上は前巾+5厘にへらをして、裾裁ち切りの1寸+裾吹き分上から身八っ口のへら迄の間は4均等間隔で1分づつ狭くしていきます。
 衽下りの身巾のへらは抱き巾のへらの縫込みを計り、前巾通しならば同寸に、4分曲げならば5厘プラスして耳からあたります。(大幅の胴裏なら裁ち切りから)
 へらが済みましたら胴接ぎの縫込みを身巾のへらの1分上をぞべでおさえて、身幅のへらを通しべらをします。
 ちなみに裏の素縫いの前巾のへら付けは上前からします。

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和裁、裏の素縫い、胴接ぎ

2009年06月04日 12時10分53秒 | 袷の着物
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胴裏と裾廻しの背縫いと両脇縫いのきせ山を揃え、前巾のへらのところに待ち針をして、1寸8針の縫い目で胴裏を見て胴接ぎを縫います。
 このとき背縫いと両脇縫いの胴裏と裾廻しの縫込みは、素縫いの時におさえたところのみ縫います。
 胴接ぎの裾廻しと胴裏の背縫いと脇縫いの縫い目を綴じたら、胴接ぎの縫いに1分のきせをかけた状態で横に待ち針をして、背縫いは胴裏に、脇縫いは脇縫いの縫い目の5厘上あたりの縫込みに縫い付けます。
 胴裏が高くなる様に胴裏側に縫込みを倒す折り鏝をして平鏝をします。
私は運針のときに下側の生地を左方向に2厘位押す癖が有るので、胴接ぎ縫いの待ち針をする時に、あらかじめ裾廻の背縫いと両脇縫いのきせ山を、右方向に2厘ずらして待ち針をします。

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