国家検定一級和裁技能士のブログ、裁縫記:It is a blog of tailor of a kimono.

着物や和裁を紹介しています。
I am explaining a kimono and sartorial art.

和裁、羽織の衿先の縫い方(動画編)

2008年03月05日 21時51分39秒 | 羽織
今回は自分がしている羽織の衿の衿先の作り方や躾の形などをご紹介いたします。(職人さんごとに衿のたたみ方など、色々なやり方があります)
 私は今のところ衿付は2分の深さで縫い、衿先は1分のきせでくけ側は5厘ひかえてます。(きせ普通は4分位です)
動画は衿先縫い→縫込みをおさえる→千鳥がけ→衿の躾の順になっています。
写真は和裁のテキストの羽織の衿先のページです。詳細を知りたい方は日本和裁士会発行のテキストか教科書をご覧下さい。
 動画はこちらです、アップする容量の関係で分割しました、ご面倒ですが一つずつクリックをお願いします。
衿先の画像1 衿先の画像2 衿先の画像3
衿先の画像4 衿先の画像5 衿先の画像6
衿先の画像7

岩佐和裁のホームページです。
岩佐和裁
岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 和服(和裁)へにほんブログ村

人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和裁、女物の袖付

2008年03月03日 13時51分58秒 | 袷の着物
今回は自分がしている女物袷の袖付をご紹介いたします。(職人さんごとに色々なやり方があります)
 まず止めから説明しますと、針を刺し糸(二本どりです)を通す順序は、表袖→表身頃→裏袖(ここまでは袖振、身八っの縫い止まりに近い方)→裏身頃(身八っの縫いどまりから縦に地の目二~三本をすくう)→裏袖(ここからは袖振、身八っの縫い止まりの地の目二~三本上)→表身頃→表袖(ここで糸をしばる)→表袖付(表身頃を一分の深さで折縫いする、出来上がりは袖が高くなる)→裏袖付(袖裏を一分の深さで折縫いする、出来上がりは身頃が高くなる)ついでに表、裏共裁ち合せをしてみました。
詳しくはこちらをご覧下さい。
袖付の画像1
袖付の画像2
袖付の画像3
袖付の画像4
袖付の画像5

岩佐和裁のホームページです。
岩佐和裁
岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 和服(和裁)へにほんブログ村

人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和裁、裄の縫込みの始末(動画版)

2008年03月02日 13時36分32秒 | 着物
写真の右が肩山で左が身八っです。
身八っ口のとめから肩山までの身頃の縫込みは、たいてい身幅より肩幅が広いので(縫込みでいうと脇の縫込みより肩山の縫込みが少なくなる)写真のようになり、そのままですと縫込みが肩山でつかえてゴロゴロします。
 なのでそうならないように、鏝を使い縫込み矢印方向に地の目を下げます。
これをすることで肩山付近の身頃の縫込みがすっきりおさまります。
 という事を以前写真で紹介しましたが、今回は動画をアップしてみました。
裄の縫込みの始末
 画像は裄直しの品物なのでまとめ後ですが、素縫いの時にした方がやり易いです。

岩佐和裁のホームページです。
岩佐和裁
岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 和服(和裁)へにほんブログ村

人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする