国家検定一級和裁技能士のブログ、裁縫記:It is a blog of tailor of a kimono.

着物や和裁を紹介しています。
I am explaining a kimono and sartorial art.

三尺ざし

2007年04月24日 21時06分16秒 | 未分類
人によって様々でしょうが、私は縫う処の印として通しべらを多用します。
 大抵は一尺ざしや二尺ざしで間に合うのですが、最近流行りの七分丈の道中着になると衿付のへらの長さが足りません。
 なんかいい道具は無いかと和裁組合のカタログを見ていましたら、三尺ざしの存在を知りました。 興味本位で買い求めましたが、今のところ余りにも長く、もてあましています。(もとい!さしに馬鹿にされています)左の写真が一尺と二尺ざしで、その隣の馬鹿でかい写真が三尺ざしです。
 


岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁
佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厄落とし

2007年04月21日 21時20分00秒 | 未分類
先日、和裁教室の生徒さんに面白い柄の江戸小紋の話を聞きました。
 それは、大根とおろしがねの柄で、その意味といえば”大根をおろす””大根役者をおろす”役をおろす””厄をおろす””厄落とし”となるのだそうで、すごく粋で面白いと思うのですが、実物を見る事が出来なかったのが残念でしかたありません。
 厄除けといえば、前にもご紹介しましたが、百鬼夜行の柄の訪問着、これを最近拝見する機会があったのですが、またしても写真に撮る事が出来ませんでした。
 参考までに、百鬼夜行の写真とそれを掲載しているHPをご紹介させて頂きます。
百鬼夜行

岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁
佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

胴裏の揚げ

2007年04月20日 18時57分22秒 | 未分類
普通袷の着物の裏は、胴裏と裾廻を胴接ぎして、そこに縫込みをとるので胴裏に揚げをしませんが、裄の曲がりが1寸5分位になると揚げをした方が、袖付け周りの縫込みのつれを、逃がし易くなります。
 写真は胴裏の揚げですが、これは裄の曲がりが大きいのでしたのではなく、裏地の裁ち切り寸法の関係で、胴裏を揚げで接ぎました。

岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

襦袢

2007年04月10日 21時20分04秒 | 未分類
襦袢は色んな方々の思惑が交錯するので厄介です。
 半衿のかけ方も、それなりにこだわりをもった方々により千差万別ですし、袖無双胴単衣居敷当付き、という防寒でもなく特に涼しくも無い、訳の分からない物が主流ですし、第一言葉は悪いのですが、非常に縫いにくい安物のひょろぴりほど、仕立て代が安いと言うのも納得がいきません。



 岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男物の道行

2007年04月06日 13時18分34秒 | 未分類
男物の着物の上に着用するといえば羽織が定番ですが、この間知人のお知り合いの方から、お祭りの半纏の上に着る道行コートの依頼がありました。
 袖は口で9寸、付1尺の筒袖にして、竪衿下りが7寸と女物よりやや大きく、小衿幅も7分とした位で、あとは女物と殆んど同じ形に仕立てました。
 普通男物の外套といえば、角袖かとんびですがいいデザインが考えつけば、他にも色々作れそうです。

岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

被布衿のコートその弐

2007年04月05日 15時25分33秒 | 未分類
四月二日に紹介した黒の被布衿のコートの後身頃には日本橋の刺繍の柄が有りまして

お客様は鯉の柄の裏をお使いになりましたが、京の大橋の額裏でも面白いのではと思いました。


岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女物の対っ丈の着物

2007年04月04日 05時38分24秒 | 未分類
女物の着物の身丈はおはしょりがある為に、身長と同寸にします。
 なので男物の着物は対っ丈なので女物にはならないのが一般的です。
参考までに申しますと、着丈(肩から)=身長×0.85で割り出します。
 でも男物の大島を何とか女物にしたいと言うお客様の希望で、対っ丈の着物にする事にしました。
 一枚目は船底袖で身八っ口を付けなかった所、着付けた後の着崩れを直しにくいというので、二枚目は2寸ばかりですが身八っ口を付けました。
 そんな訳で三枚目は残ったお対の羽織2枚分を使い、揚げ等で接いで市松風の着物にしてみました。
 教科書には載っていませんが先の身八っ口を付ける事とか、繰越を2分位多くするとか、面白い発見が有りました。


ちなみに衿はばち衿にして背中心で接ぎました。
 追伸、この着物は私が和裁をお教えしているお客様(生徒さん)自身が縫われました。
岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

被布衿のコート

2007年04月02日 21時17分00秒 | 未分類
苦し紛れといいましょうか、元々が絵羽物だったので道行衿以外にはこれしか思いつきませんでした。
 被布は伝統的な制約が有りますが、被布衿のコートは全くの別物ですので、その出来は反物の幅と長さと職人のセンス次第だと思います。
 写真がそのコートです。

岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする