goo blog サービス終了のお知らせ 

岩佐和裁のブログ、裁縫記:IWASA WASAI's blog, SAIHOUKI

岩佐和裁で販売している和服や和裁用具を紹介しています。

コートの柄

2006年02月20日 11時01分55秒 | 未分類
上段の様な写真の左側を上とした時に、自分から遠い方の耳側の柄が逆さになる物をコートに仕立てると、いつもどおりに竪衿の付けを耳にすると上前の竪衿の柄が逆さになります。
 着物は下段の写真の様に裁切りを付けにすれば、衽の柄を立たせられますが、コートで裁切りを付けにするには、竪衿の輪の部分を裁切り接ぎを入れる事になります。
 ただ殆どのコート地は地紋の柄が小紋調になっているのが多く、写真の様な友禅柄と違い、柄が逆さになってもそれほど目立ちませんが、それらの事が気になる方は、反物を選ぶ時に注意が必要です。



岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。

着物の用尺

2006年01月26日 21時34分13秒 | 未分類
着物はもちろん、羽織やコートも身丈や袖丈が長ければその分用尺も長くなります。
 その他にも前落し分で作れない衿型のコートや、180cm位の男物羽織の身頃の裁切は着物よりも長くなり、思い込みだけ裁断すると後で後悔します。
 写真は以前紹介した忠臣蔵の柄の帯の現物の写真です。実際は裏が縞柄の昼夜帯だったそうです。


岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。







岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。


羽織とコート

2006年01月24日 18時43分07秒 | 未分類
時々買っている着物の本には、着物と羽織やコートのコーディネイトした写真は載っているのですが、三枚を重ね着した写真は見たことが有りません。
 今年みたいに寒い冬にはその方が暖かいと思うのですが、流行では無いのかもしれませんね。
 ファション的にはともかく、コート寸法は羽織の上に着るようになっています。
たとえばコート丈は羽織丈+1寸5分。裄は羽織は着物寸法+1分、コートは+2分にします。
 女物の袖丈だけはおはしょりの影響で、着物の上に着用するのにもかかわらず、羽織は着物寸法-5分、コートは-3分にします。
 写真は最近仕立てた折衿のコートです。
仕立方は三日月を入れたへちま衿のコートと同じですが、どう見てもへちまに見えず、よいネーミングも思いつかないので、伝票にはそのまんま”折衿コート”と書きました。

岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。

仮縫い

2006年01月06日 21時20分47秒 | 未分類
今年最初の仕事は仮縫いでした、そのコンセプトは柄を引き立たせる事。
 でもあくまでも仮縫い、針目が細かすぎても生地を痛めますし、いい加減にすると作品に泥を塗る事になります。
 自分の思い込みかもしれませんが、とにかく作者と共鳴する事を第一に縫いました。
 作風は、緩い絞り染め的な物でした。

岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。

綿入れの着物

2005年12月23日 21時56分26秒 | 未分類
私が出来る綿入れは今のところ羽織下だけで、袖や身八ッ口が付く物は未経験です。
NHKのおしゃれ工房で真綿入りの道中着を紹介していましたが、これは出来れば作ってみたいと思います。
 それとわが家のご近所で見事なクリスマスの飾り付けをしているお家が有るのですが、それこそいつか綿入れの着物を着て鑑賞してみたいです。


岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。

化繊

2005年12月22日 21時18分00秒 | 未分類
化繊と絹の見分け方は?と聞かれてもうまく表現出来ません。
 一昔前の化繊は、熱い鏝をかけると消滅したのですが、最近は品質が良くなり、残り布を無くす方法も使えません。
 それらの自分なりの見分け方は、化繊は”べろっ”として重く、鏝をかけると石油っぽい臭いがするところでしょうか。
 化繊は天然繊維には無い優れた性質が有りますが、絹織物中心で修行した私には、未知の領域です。

岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。

きせ

2005年12月21日 21時31分00秒 | 未分類
コート類以外の着物の縫い目には、大抵きせがかかります。
 このきせを綺麗にかけるのも腕のうちですが、きせがはだける事を恐れて多めのきせをかけた着物は、寸法をとるのに苦労します。
 写真は着物の裏の素縫いの、流れの衿と衽の小接ぎの写真ですが、小接ぎ付近はきせがかかる方に緩みを入れると、きせがはだけにくくなります。
 追伸、今回の記事は上野和裁語で書いてみました。

岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。


 

すりこみ

2005年12月19日 20時57分52秒 | 未分類
いきつけの床屋さんの飼い猫のクロちゃんの好物は、焼き海苔だそうです。
 猫さんは毛玉を吐く為に猫草を食し、それは本能的なものだそうですが、テレビ等で紹介されている変わった食物が好きな猫さんは、成長期の味覚を覚える時期に食べていた物が好物となり、育った環境によってはそれが必ずしも適食ではないそうです。
 話を和裁に戻しますと、色んな仕事を教わっても、それを消化しなければものになりません。
 「教わった通りにやったのですが....」とゆう言い訳も最低ですが、手つきが少し違うだけで目くじらたてるのも、今となれば大人気ないと思います。


岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。

階段

2005年12月18日 21時41分22秒 | 未分類
由緒正しいお殿様クラスが埋められているお寺さんの階段の一段一段全てが踊り場みたいに広く感じ、そのあたりを千駄木の先輩に聞いたところ、籠で登り降りし易い為だと教わりました。
 その籠の乗り心地も話に聞くと余り快適では無かったそうで、日本ではヨーロッパの様に車輪が付いた人用の乗り物が、平安時代の牛車以降あまり発達しなかったそうです。
 そういえば着物の上に着用するコートですが、英語が無かった江戸時代には道行きと言っていたそうです。 

岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。

袷の羽織を袖無しのちゃんちゃんこにする、づくなし的な直し方

2005年12月17日 21時01分10秒 | 未分類
1、袖を取って、袖付け廻り縫い、一部分をくける。
2、表と裏の肩山をそくに縫い5分の肩下りを作り、その縫込みを後身頃にたおし縫込みを裏地のみにくける。
3、後幅と肩幅を同寸にして、襠頭から肩山迄の縫込みを裏地にくける。
 本当は洗い張りをして、へら付けからやり直すべきですが、運針とくけの技術があれば、こんなづくなし的な方法も可能です。


岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。

href=http://members2.jcom.home.ne.jp/iwasa-wasai/>岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ


岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへ宜しければクリックして下さい。

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。