午前中のウオーキングの帰途、北沢警察に行ってきました。防犯係の担当者が対応してくださいました。
まずおっしゃることは「おばあちゃんに言いにくいことですが、端的に言うと完全にひっかけられているということです」とのこと。電話をかけてきた奴がなぜ、お金を引き出す交渉をしないまま、電話を切ったのか、疑問ですが、お孫さんのH君がおっしゃるように、本番はもっと親しくなってと控えたのかもしれません。今日にでも本目的の電話がかかってくるかもしれません。これは続きの電話だと思ったら、話さずに切ってください。とのことでした。
他にいろいろ防ぐ対策や、コツを教えてくださいました。
その1、世田谷区から簡単な電話録音機をお貸ししています。電話がかかってくると受話器を取る前に「防犯対策のため、音声を録音します・・・」というあの録音機です。「今から私が一緒にお宅に行って取り付けをしてあげます」とのこと。今まで少々煩わしいと感じて拒否していましたが、お願いして設置しました。
この音声が流れても切らない横着な奴もいますから、受話器を取って、話すことなく切ってください。または、後程こちらから返信します、と切ってください。とのこと。
兎に角話さないことです。H君がおっしゃるように、個人情報を引き出そうとします。自分はそんな大事なことを迂闊には話さないと思っていても、話の流れでうかと言ってしまうものです。現に、おばあちゃんも、H君の名前と、彼がスギ花粉症だということを何のことなく言ってしまっているでしょう。
今回、肝心のお金引き出し迄話がいかなかったのは理由が何か不審なところですが・・・もしかしたら、お隣も同じ苗字のお宅なので、しっかりした息子さんたちがお住まいかとあきらめたのかしれませんね。でも当分気を付けてください。
その2 玄関に訪問者があった時、よほど気をつけて開けること。小窓から確めても、顔をきちんと承知した人でないと危ない。警察官を名乗って来る不届き者までいますから。扉についた安全チェーンをかけておくこと。チェーン付きで少し開けて、確かめてから鎖を外して開けるということを習慣にしてください。
兎に角注意注意。煩わしいと反発する思いはあるけれど、実際昨日の失敗があります。謙虚にならなければと押さえて押さえて素直な返事をいたしました。
皆様もカモにならないようにご用心!!