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おせっちゃんの今日2

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詐欺にやられるところだった

2021-03-09 19:51:42 | 日記

午後半日孫を待っていました。来ませんでした。来るはずがなかったのです。
詐欺野郎か、空き巣狙い野郎かに騙されるところでした。読みずらい、まとまらない文になってしまうかもしれませんが、ご参考までに、頓馬婆さんの話を読んでください。

話は昨日に始まります。電話が掛かってきました。以前は「はい、〇〇です」とまず名乗っていましたけれど、詐欺対策に、はい、だけにしています。
「あ、ボクボク、△△くん」。△△がよく聞き取れませんでした。
「ああ、Hくんね」。(後から考えるとこれは失敗の答えですね)
「明日、家にいますか。1時ごろちょっと寄ろうかと思うんですが」
「あれ、声がちょっと変ねえ。そうか花粉の時期だよね」
私はそう判断しました。”ちょっと寄る”はHくんのコロナ時世の挨拶です。年寄りに移してはいけない、でもせっかく東京に来ているのだから、様子もみなければと思ってくれる良い子なのです。期末だから講習会で上京しているんだと、後から考えるとみんな自分の一人合点の判断ですが、すっかり「Hくん」だとおもいこんでしまいました。
「じいじもばあばもいるよ、待ってるよ」。

今朝、同じ声で再び電話。
「昨日1時と言ったけれど、仕事が長引いて2時くらいになるかなあ。いる?」
「OK・OK」
午前の日課のウオーキングの帰りに、お茶菓子も買って待ちました。

来ないのです。2時半になっても、3時になっても、4時になっても・・・。連絡はきちんとする子なんだけれどなあ。会議でもしていて長引いているのかなあ。変に電話したり、メールをしたりして、邪魔も困るだろうし、少しイライラ。
5時になっても連絡もなし。イライラを通り過ぎて心配になってきました。
ラインを送りました。「どうした?なにかあった?」。返事なし。
5時半。もう一度「大丈夫なの?」やっと返事がありました。
「といいますと?」「特に変わったことは。何も変わらずにお仕事してましたけれど」「逆に何かあったの?」
「2時ごろ来るはずだったんじゃあなかった?」
「何の話?」「電話してないよ」

私もここで、やられた!詐欺電話だ、と気が付きました。
Hくんもこれは変と思ったらしく、メールでやり取りしている場合ではないと思ったらしく、電話をかけてきました。

いきさつを話して、詐欺だよねえ。まあ実害はなかったけれどとほっとしたことでした。

Hくんの話では、まず初めの電話は、狙いをつけた家の家族構成や、名前、生活時間帯などの知識を得るためのもの。ばあばがうっかり答えた「Hくん」は次に本番の電話をする時使われて、名前までちゃんと言うからと信用させる材料になるんだよ。1週間か、一月か分からないけれど、本番の電話がかかってくるかもしれないね。ご用心ご用心だよ。とのこと。

孫の声くらい分からないかしらね、と被害にあった人を馬鹿にしていた(ごめんなさい)私はすっかり天狗の鼻を折られました。敵も必死です。うまくやるものです。
こちらの個人情報を教えるなんて馬鹿なことをしてはいけませんね。
まあ、大したことにならなくって良かった。勉強したと思いましょう。

そして、明日、北沢警察に行って、事件を話しておこうと思います。