「主婦として」というより、「母親として」のほうがいいかもしれない。
昨日の朝日新聞朝刊の第1面、3分の2ページを使って「子どもののどに食べ物が」と子供の窒息死事故が特集されていました。先ごろ、東京都内の幼稚園で給食のブドウがのどに詰まって4歳の男児が亡くなりました。特集記事は、3年前に同様の事故で1歳4か月の長男に重い障碍が残った母親が教訓にしてほしいと取材に応じた内容でした。
その記事は関心のある方は新聞で探してみてください。
参考資料としてか、次のような、注意点が分かりやすく書かれていましたので、スキャンして載せておきます。
この記事を読み、この注意点のまとめを見て、私は何と幸運に恵まれて、無事に、事なき平穏のうちに育児を終わったものかと、何ものかに感謝するばかりの気持ちになりました。ここに取り上げられたようなことを、ことさら注意した覚えがないのです。育児の先輩からも、教えられた覚えがありませんでした。赤ちゃんを授かった時、保健婦さんなどからご注意はあるのでしょうか。親から子へと育児のコツとして申し継いで行かなければならないことと思います。
似たことに、ゆすぶられ症候群(?)の事故を聞きます。これも私はちゃんと知ったのは自分の育児の時ではなく、娘が育児をしている時でした。実際に、娘がやったことがあったのです。決して虐待などの行動ではないのです。可愛がる、あやしの一つとして、赤ん坊の名前を呼びながらゆすぶったのです。私はちょうど遊びに行っていてその場に居合わせたのですが、そしてすぐ前にニュースで、大変な事を引き起こしかねないと覚えたばかりでした。慌てて止めて、母娘でほっとしたことだったのです。
育児の基本の基本を案外知らないことがあるのですね。それともわが家が迂闊家族だったのでしょうか。保健婦さんや、産科のお医者様など、産婦に教えてくださる機会は無いのでしょうか。