泳がせ釣りの進化（１）

ちょっと前まで、大物ねらいに伊豆方面に行けば、道具は2.4mぐらいのトローリングロッド＋50ポンドの大型リール＋大型ロッドキーパーが常識。魚がヒットして喰い込んだらドラッグ締め切りでウインチファイトというのが教科書的な説明でした。時代は変り、今そんなスタイルはほぼ消滅、稀に「モロコ専科」の釣人が昔ながらのスタイルでやっているのを見かけるだけ。
これは一時のような超大型がいなくなったせいもあるけど、釣のコンセプトが完全に変ったのが大きいでしょう。

今、泳がせの釣り（少なくともカンパチについては）は限りなく、ジギングと旧来の喰わせ釣りのハイブリッド化の方向に進んでいます。