私の人生いろいろ

ある日の出来事

初めてのテンペラ画経験(花の文化園にて)

2013-09-29 17:35:15 | 日記
「テンペラ」ってどんなふうに描くのか?経験がありませんでした。

昔、西洋では油絵の具もないのでフレスコ・卵黄テンペラ・テンペラグラッサ等々
色々な技法・材料で素敵な作品が残されています。


そんな時、花の文化園”テンペラ画ワークショップ”で

テンペラ画の第一人者、中島裕司先生の”昆虫画展”と

テンペラ画の体験があると言うので時間を割いて

参加しました。


中島先生は、有名な方であちらこちらの分野で活躍されていて
色んな所で講師をされています。

近く台湾にも行かれると言われていました。

そんな先生に教えて頂くなんて、なんとラッキーなんでしょう。

それなのに”テンペラ?”普通の人は余り興味のない事のようで

参加者は2人だけでした。

お蔭様で、2人だけに丁寧に説明や技法を教えてもらいながら

初めてのテンペラ画に挑戦しました。

一人の男性が、「見させてください。」と最初から最後まで
熱心に横から傍観参加です。

参加する前に、自宅で技法の説明をPCから見てきたので
すぐに理解できました。






木に下書きしていきます。

もう一人の方は、カブト虫。
私は、蝶々です。

まづ最初は、下書きした絵の中に白のジェッソを塗る。






ここからが、普通の油絵とは違うところです。

卵黄にサンシックンド・リンシードオイルそして同量の水を
混ぜて、防腐剤を入れる。

それを必要な色の顔料に混ぜながら、筆で描いていく。






ジェッソの上に黄色の顔料を塗る。

それからは、写真を見ながら必要な色で描いていく。

何回でも重ねながら描いていくのですが、今日は短時間での
作業なので、塗り重ねも少なく仕上げていく。

初めての作業ですが思った事は、時間をかけて下書きも
きちんとしておいた方が良いかな?

やはり、時間が少ないので艶の出し方が少ない。

先生は、二人とも絵を描いてコツがわかっているので

説明していても理解が早いと言って頂きました。

記念に、裏に先生のサインを入れてもらいました。






これが、生まれて初めて描いた”テンペラ画”です。





良く乾いたら、この上にニスを塗ります。


次、機会があれば好きな人物画を描きたい…


自分としては充分満足していないが、初めてのテンペラ画を

描けれた事が嬉しかった 

なかなか、こんな経験は出来ないものです…




先日、テレビ局が花の文化園のフルルちゃんの撮影に来られていましたが

私もほんの1秒ほど写っていました。

”第一次さんま内閣!”です。



こんな”テンペラ画”の経験が出来たのも、ボランティアしていたお蔭ですね!

花の文化園大好きです~

コメント (18)
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