oriole deli

~ごはんの一期一会~

4.11 職場で古代米のおにぎりを食べる。

2011-04-11 19:20:02 | 日記
東日本大震災から1ヶ月たちました。

その間もいつもとだいぶ変わった食を中心とした生活ぶりは書き記していましたが、いかんせんアップする時間が作れず…。
食生活以外の日常は短く「モリオネット」の日記に書いてますが、こちらのブログはまとまった時間が取れ次第、アップしたいと思います。

近況を少し書くと、年度変わりを経て今、内丸に通勤しています。
異動ではありません。
内陸部はご存知の通り被害がなかったため、ウチの職場も沿岸被災地への支援に動きがシフトしてきています。
「被災地救援チーム」という組織を立ち上げ、そこで被災地からの支援要請と県外を中心とした他の地域からの支援申し出の調整をする…そんなイメージのお仕事です。

とにかく机に座って息をつく間はなく、一日がアッという間。
時間が過ぎるとともに変化するニーズとのマッチングがこれほど難しいとは思わなかった!
当初、マスコミなどで報じられていた粉ミルクや衛生用品・衣類は充足し、ちなみに今は炊き出し用の食材と仮設住宅などでの今後のスタートに必要な生活用品が求められていますが…なかなか、これが見つからない(泣)

詳しくは以降、そのつど書いていきますが、しばらくはそんなお仕事ぶりです。
昼食も電話をとりながら机でおにぎりを頬張る感じ。
今日のランチは自宅の食材ストックから古代米を見つけ出し、玄米とともに圧力鍋で炊き込んだもの。
お赤飯のような色味のせいか、どことなくほの甘いのがまたよろしく♪

今日は震災からちょうど1ヶ月。
昨日聞いていたラジオで流れていた曲、岩手県出身のあんべ光俊さんの「イーハトーヴの風」をご紹介します。
初めて聞いたのは15年以上前の教育実習の時、きれいな合唱を聞かせてくれたあの子達ももう28歳なのね。
岩手らしい凛とした気持ちになる、とても素敵な歌です。
(メロディはyoutubeなどでどうぞ)

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イーハトーヴの風

作詞:あんべ光俊
作曲:太田代政男

金色に輝く峰や 魚たちのぼる川
果てしない草原にいる時 不思議さに身を包まれる
今頬かすめ吹き抜けた この風は僕たちが
生まれくる遥かな岸から 吹いていた風なんだね
イーハトーブの国の人は 美しいものを見ているから
イーハトーブの国の人は 澄んだ眼をしているのだろう

妖精たちが住むという あのクルミの森は
僕たちが失いかけてる 世界を知る扉なんだね
光と水の森の精が いのちをみのらせる
大いなる時のゆりかごが 紡ぐ自然のハーモニー
イーハトーブの国の人は いのちのはかなさ知ってるから
イーハトーブの国の人は やさしく微笑むのだろう

僕らはつかの間の旅人 そのことを教えてくれた
風よ吹け 恵みを運んで 歌うように明日も
風よ吹け 恵みを運んで 歌うように明日も
歌うように明日も 明日も