CATEGORY“D” …分類名“どうでもいい話”・・・

帰って来なくてもいいのに帰ってきた[俺様大統領]による[俺様大統領]の為のどうでもいい話

理解しないまま ねぇ 倒していいの?

2017年11月20日 | 特撮
人間の愚かな軍事競争の悲しき被害者『ギエロン星獣』が49年ぶりに再登場した、今回のウルトラマンジード。

先日もこのブログで取り上げたが…もう一度、ギエロン星獣が、何故、悲しき被害者なのかを説明する。



ギエロン星獣が生息していたギエロン星は、地球人の惑星破壊兵器「R1号」の実験対象とされ消滅。

その際、ギエロン星獣は放射能の影響で突然変異した。

そして故郷を破壊された復讐のため地球に飛来し、ウルトラセブン、そして地球人類と戦う…と、言う極めてメッセージ性の強い、当時の冷戦を反映した核抑止力に対する風刺のこもった重いストーリーであった。


今回、ウルトラマンジードに登場した個体は49年前にウルトラセブンに葬られた個体とは別個体のようで…。

再生怪獣と言う別名の通り、倒されると青い結晶状の破片になり、何度倒しても飛び散った破片は融解。
気体となり、毎日午前10時に復活する。

本編開始時点で5日連続で出現し、その度にジードに倒されているため、平和ボケした主婦の風物詩になってしまっているという、どこかコミカルなストーリーだ。

う〜む。
ウルトラセブンの重いエピソードに対するアンサーストーリーとして、わざとコミカルに作られたのだろうが…。


だけどやっぱり、あれだけメッセージ性の強いストーリー及び怪獣を気軽に再登場させて欲しくはなかった。