美しいあの星は 二度とは見えぬ

TOKYO MX で再放送中のウルトラマンレオを観ている。

子供の頃に見たきりなので、改めて見るとすごく新鮮だ。

しかし…昔の作品って、今のテレビ番組では、決して出来ないような事をサラッとやるね。



ちなみに今回の敵『奇怪宇宙人ツルク星人』

奇怪宇宙人というより…通り魔宇宙人。


主人公おおとりゲンことウルトラマンレオがコーチを務める城南スポーツセンターから家へ帰る途中であった、レギュラー子役のトオルとカオル兄妹の父親を2人の目の前で胴体真っ二つにして殺害。
続いて、兄妹を引き取ろうとしたMACの鈴木隊員も同様に胴体を真っ二つにして殺害する。

いずれの現場にもウルトラマンレオの顔を彫ったレリーフを置き、レオに罪を着せると同時に彼を誘き出す作戦に出る。



しかも…ちゃんと真っ二つになった遺体の映像付き。

チープな出来の人形だが、昭和ウルトラマン特有の画面の暗さと相まって、妙に生々しい。

子供の頃に見ていたとしたら、トラウマになって記憶していたと思うのだが…もしかしたら、トラウマになりすぎて、脳が記憶する事を拒絶していたのかもしれない。