オペラ座の怪人な日々

オペラ座の怪人とドールハウス作りにはまっているミミルのページです。

飛び出す絵本!!

2017-08-21 16:58:00 | オペラ座書籍
つぎは、ちょっと変わったものをご紹介。
オペラ座の怪人の飛び出す絵本です。

たまたま見かけたブログに載せてる方がいらっしゃって、私も欲しい!と思い、amazonのマケプレで中古品をアメリカから取り寄せました。

値段はそんなに高くはありませんでしたが、なんせ、状態が悪かった( ´ ;ω; ` )
梱包が雑で、ただの紙封筒に入れられただけなので、角が折れてたヽ(`Д´)ノ

しかも、全4ページ(ストーリー的には相当はしょられてる!)のうち、最初のページは取っ手を引っ張ってもまったく動かなくて、最後のページは電気もつかず、音楽も流れない、、、

コンセプトとしては、裏表紙にも書いてあるように、マリア・ビョルンソンのデザインに基づいていて舞台の雰囲気に忠実だし、飛び出す立体感が面白いです。


最初のページは、前の持ち主も修復を試みようとしたのか、セロテープが貼ってあったのが涙ぐましいけど、修復は失敗でした。
自分で直せないのかと思い、がんばってみたら、なんとなく直せたような気がします。

取っ手を

引っ張ると…
手前左右のダンサーが出てきます。

けっこう地味な仕掛けだな(^_^;)
上部のシャンデリアはかなり飛び出しています。


2ページ目はかなりキレイな状態。
大鏡にファントムの姿が浮かび上がります。


前の持ち主は、1ページ目ばかり遊んで飽きちゃったのかもしれませんね(^O^;)

3ページ目はたいした仕掛けじゃないので、やはり無事。
マスカレードのシーンで、赤ガイコツ姿のファントムが現れます。



でも、よく見ると、最初から見えちゃってるぞ!


最後のページは、発売から30年近くたってるから、電池切れとか仕方ないけど。
本来は、取っ手を引っ張ると、音楽が流れて、ロウソク部分にライトがつくらしいです。
電池交換できるようになってるといいのになあ、、、
バラす勇気がないので、ここはそっとしときます。


ページの左側には、クリスとラウルが乗ったボートが。
こいつらは動かすことができます。

そして、ファントムさまの玉座。
取っ手を引っ張ると、あーら不思議。

四谷怪談の戸板返しの要領で、仮面だけが残されます。
この部分ものりが取れてダメでしたが、補修に成功。でも、デリケートなので、そうっと引きます。

この飛び出す絵本は、アメリカで1988年に発売されたものらしいですが、状態はともかく、こういうものが簡単に、しかも安全に手に入るようになったのはamazonさまのおかげですね。
私のコレクションの大半もamazonのおかげです。
昔は諦めていたようなものも手に入る今の世の中、万歳\(^o^)/