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オペラ座の怪人な日々

オペラ座の怪人とドールハウス作りにはまっているミミルのページです。

「ラブ・ネバー・ダイ」に大号泣する日が来るなんて!

2019-03-11 17:00:00 | オペラ座の怪人
終わってしまいましたね、ラブネバーダイ。
私は、今回は気合を入れて、初日と千穐楽を含めて6回行ってまいりました。
思えば、初日と千穐楽の両方に行ったのは、このラブネバが初めてかも。
と思ったら、去年のエビータ、初日と千穐楽を含めて7回行ってました。テヘ(*^-^*)
でも、エビータはもっと行っておけばよかったと後悔しています。
ラブネバに関しては、だいぶいい感じの回数行ったかな、という感じですが、
欲を言えば、濱めぐさんをもうちょっと多くみたかったかも。

※ 以下、「ラブネバーダイ」及び「オペラ座の怪人」に関するネタバレを含みますので、ご注意ください。

さて、このラブネバですが、みなさんご存じのとおり、アンドリュー・ロイドーウェバー卿による「オペラ座の怪人」の続編とされています。
まあ、この作品自体については、前回いろいろ書いてるので、今回は、とにかく、2019年の日本公演について語りたいと思います。

いやあ、もうね、自分でもこの作品にここまで入れ込むなんて思ってもいなかったですよ。
ストーリーもさることながら、日本語の歌詞って、TIHYSを含めて、どうなんだろ?とも思っていましたし。
しかし、結論から言うと、もう、ドはまりでした。

とにかく、まず圧倒されるのが、ものすごい大がかりな舞台装置。
どっちがいいってことでもないですけど、劇団四季のオペラ座なんてほんとにシンプルですよね。
それに比べてこのラブネバの舞台は、これでもか!というほど、回ったり、上がったり、下がったり、めまぐるしく、そして絢爛豪華なサーカスのセットなど、ものすごい見ごたえなんですよ。
ファントムが冒頭にTIHYSを歌ったあと、サーカスが出てくるところ、あそこなんか、DVDだと、ファントムいないと思っていたんですけど、宙に吊られてずっと上にいるんですもんね。そんなの生の舞台でみなけりゃ知らずに終わっていたかもしれません。
(DVDでもよく見ると上にいるファントムが映っているようですが、よほど気にしないと気づかないかも)
そして、オーケストラ!生オケの舞台はもちろん何回か見たことありますが、
このラブネバは特にオケが素晴らしかったと思います。
素人なので、詳しいことはまったくわからないのですけど、とにかく、初日に観たとき、演奏が始まった瞬間、鳥肌立ちました。
この感覚は、以前、オーチャードホールでフィガロの結婚見たときにもあったんですけど、やはり、生の舞台って「肌」で感じることができるのが魅力ですよね。
ということで、とにかく生の舞台だからこその醍醐味がギッシリで、これはDVDとか見てるのと全然違うなと。「あー、この値段なら安かった!」ってホクホクして帰るクオリティですよ。
そして、この作品、まあ、大方のオペラ座ファンからはストーリー的に高く評価されてはいないじゃないですか。
だから、どうなんだろ?そりゃ、曲はいいけどさー。って感じで観に来ると思うんですよね、みなさん。
それが、ばーーん!とあの絢爛豪華な舞台装置と素晴らしい生演奏と演者さんたちの超絶歌唱を見せつけられて、テノヒラクルーってなるんですよ。いい意味で期待をまったく裏切られるの。
こりゃ、ハマりますわな。
そして、基本的に、やっぱりウェバー卿のメロディーがすさまじい。
どの曲もすべて耳に残るのです。水着の美女とか、家で振り付きで歌いまくりです(笑)
三文小説のようなしょーもない(失礼!)ストーリーも、ウェバー卿の音楽によって、なんだか崇高なものに昇華されていて、自分でもこんなにこの作品で泣くのか、と驚いたのですけど、3回目くらいからはラストのみならず1幕から号泣するに至りました。
以下、とりとめもない感想です。

・石丸ファントム、やばいです。
セクシーです。所作もいちいちエロい。
これまで、石丸さんて、題名のない音楽会でPONR歌っているのをテレビで拝見して、素敵だな、くらいで、生で拝見したことないし、特に思い入れはなかったんです。テレビでFNS歌謡祭とかで歌われているのも見てましたけど。
でもね、今回のファントムは本当に似合っていて、声もそういうテレビで歌う時とは違う、いわゆる私の好きな「ファントム声」を出されていて。石丸ファントムには、惚れました。
そして、そんなファントムなもんだからら、バリバリ感情移入してしまって、1幕終盤でグスタフが自分の子供だとクリスから告げられるシーンあたりは、もう号泣です。
生涯孤独だと思っていた自分に血のつながった息子がいたと分かったときの彼の気持ち、私には想像することしかできませんけど、とにかく石丸さんの演技にめちゃくちゃ泣かされてしまうのです。
石丸ファントムは、ラウルに対してもほんとにひどいんですけどね。
クリスが歌ったときに、反対側の袖にいるラウルに向かって、「それ見たか!」と言わんばかりに指さすの。鬼だー。市村ファントムはそんな動きなかったと思うのですけど。
あー、石丸ファントムには、オペラ座の怪人のファントムも演じてほしかったなぁ。
オペラ座の曲のメロディ歌うところとか、とてつもなく興奮してしまいましたよ。

・市村ファントムは、石丸ファントムほどエロくなくて、父性が強そうな感じでしょうか。
私的には、ちょっとはやり実年齢がいきすぎかな、という印象です。市村さんは実子さんもまだ小さいんでしょうけど、やはり一般的には、70歳ともなると、グスタフはもはや孫ですよね。なんか、おじいちゃんと孫、みたいに見えてしまって。
歌い方は、石丸ファントムが私のイメージどおりのファントムなのに対して、自由な感じで、ちょっと違うアプローチかと思います。

とりあえず、だいぶ時間がたってきてしまったので、
第一弾としてここまでで区切りたいと思います~




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