大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「中国養老街」、パナ現地で共同開発

2023年03月19日 05時21分31秒 | 日記

 「パナソニックホールディングスが現地の企業と開発したハイテク養老タウン」が注目されています。
 「中国では、日本を上回るペースで少子化高齢化が進んでいる」そうです。「全人口に占める60歳以上の高齢者の比率は昨年末で19・8%を超え、高齢者人口が4億人に達する見通し」だそうで、さらに、「昨年末に14億人超の人口が61年ぶりに減少に転じた」とのことです。
 「今回の全人代や政協では、高齢者福祉を充実させるための政府の機構改革をはじめ、高齢者向けリハビリ医療施設拡充や遠隔医療の医療保険適用、介護士の待遇改善などが提案されている」そうです。
 そうした中、「中国東部の江蘇省宜興(ぎこう)市では、パナソニックホールディングス(HD)が現地企業と共同開発した高齢者向け居住区が完成。この分野での日中連携に期待も高まっている」そうです。
 「『高齢化問題が深刻な日本で培った20年余りの経験を中国に持ってきた』。2月下旬、豊かな自然に囲まれた居住区【雅達・松下社区】の街開き式典で中国・北東アジア総代表を務める本間哲朗パナソニックHD副社長は力を込め」話されたそうです。
 【雅達・松下社区】は「中国で養老事業などを展開する雅達国際HDと〈松下〉というパナソニックHDのブランド名を冠した異例の居住区だ」とのことで、「総敷地面積は約30万平方メートルで、マンションと一戸建の全1170戸」あるそうです。「100種類の超の同社製の建材やバリアフリー設備、家電などを導入した住宅が集」まっているそうです。
 「健康状態を確認できるトイレや、睡眠時のデータを基に照明や空調を人工知能(AI)が調整するシステムを設置」されているそうです。「『高齢者の安全や健康にこだわった養老タウン。睡眠時のデータなどの利用に抵抗感が薄い中国ならではで、日本ではまだここまでは実現できていない』」(同社)そうです。「地元政府関係者は『高齢者福祉の理念や技術が中国より進んでいる日本に学びたい。外資の拡大も中国経済の発展に欠かせない』と話」されたそうです。「この日の式典に出席した垂秀夫駐中国日本大使も『日中共通の課題への取り組みで、高く評価されるべきだ』と期待を」表明されたそうです。「パナソニックHDは河北省や上海市、湖北省や山東省など12カ所でも同様の事業を展開する」とのことです。〜中国の人口や経済問題はゼロコロナ策もあいまって悪化し、マンションの不良債権化が顕在しているなど、報じられています。そういう問題は大丈夫でしょうか?
(下:2023年3月7日 西日本新聞-江蘇省宜興で坂本信博「中国養老街に日本の知恵 パナ現地で共同開発 健康状態トイレで確認 睡眠データで証明調整」より)