大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

県定例議会、手話言語条例案可決

2023年03月28日 05時22分08秒 | 日記

(福岡)県議会定例会は3月20日、手話を言語として認め、普及を促進する手話言語条例案を可決して閉会した」そうです。「聴覚障害のある人や家族に対し、乳幼児期からの切れ目のない相談支援体制の整備が盛り込まれているが、課題も残っている」そうです。〜課題とは?
 新聞には「先天性感音難聴で左は人工内耳で、右耳には補聴器をつけている」次男を持つお母さんの「保育園探しの苦労経験」が紹介されています。
又、「障害者手帳が交付されない中等程度の難聴」の長男の父さんは「重度難聴なら行政や病院で教えてくれることも中等度だと情報が入って来ない。どんな支援があるのか、自分たちで遠回りして調べてきた。聴覚障害が診断された直後に、病院と行政、家庭をつなぐ支援が望ましい」とお話が紹介されています。
 「九州産業大学の阿部敬信教授(特別支援教育)は『条例はできたが、中身を形作っていくのはこれから。具体的支援内容は当事者の意見を取り入れながら作って欲しい。』『ろう者と接する機会を作ったり、定期的に家庭を訪問したりするような、伴走型支援が必要だ』と話されています。
(下:2023年3月21日 朝日新聞-杉山あかり「子どもの難聴 支援広がり 乳幼児から切れ目無く 県条例案可決 相談拡充や理解広がり 家族ら期待」より)