大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

香椎宮の【不老水】、枯渇の危機!

2022年10月23日 05時19分00秒 | 日記

 香椎宮(福岡市東区)の伝説の水【不老水】が枯渇の危機にあるそうです。
〜どんな伝説でしょうか?
 「飛び地の境内の湧き水で、この水
を飲んだ人物が300年生きたと伝わる」とのことです。しかし今、「【不老水】の井戸を見ると、水位は底につきそうなほど低くなってる」そうです。香椎宮の権禰宜(ごんねぎ)の木下英大さん(42)のお話によりますと「90代まで生きた祖母から『子どもの頃は噴水のように湧き、水浴びをしていた』と聞かされていた」とのことです。
 「では、なぜ水位が下がったのか。木下さんや近隣住民に依ると、1980年代以降に進んだ周辺の都市開発により水脈が変わり、湧水量が減った」とのことです。〜よく聞かされる話です。これからの都市開発は〈水脈〉のことも考えてやって欲しいです。
 「香椎宮では90年代初めから取水制限を実施。市民が自由に水をくめる時間を午前10時〜午後3時に限定している」ほか、「水源とされる裏山も保全し、枯渇を防いでいる」とのことです。
 「〈日本名水百選〉にもなっている伝説の水。木下さんは『1800年の歴史から見れば、水が減ったのはほんのひとときの話。これからも神様からの恵みを分け合ってほしい』」と話されています。
(下:2022年10月16日 西日本新聞〈フクオカワル@箱崎・香椎〉欄-長美咲「伝説の水枯渇の危機? 香椎宮の謎解き」より)