「失業した、家族が亡くなった、介護を受けたいー。さまざまな『困った』状況で、どのような社会保障制度を使えるかを分かりやすく示し、イラストで解説する新書『社会保障トリセツ』が刊行された」そうです。
著者は「福岡大学教授、山下慎一さん(38)。」「長崎市出身で、九州大助教などを経て今年4月から現職。学生時代は給付型奨学金に助けられたが『制度を知らない学生が多くいた』」ことに気付き、何故かを追求、博士論文のテーマになり、ひいては「新著に繋がる問題意識が生まれた」とのことです。「一方で2020年、厚生労働省の【年金広報コンテスト】で自ら描いたイラストが年金局長賞を受賞。デザイナーの妻の力も借りながら、理解しやすい『トリセツ』本を出す契機」になったそうです。
【年金広報コンテスト】で年金局長賞を得たイラストには「年金は人のためならず あなたが助ければ あなたも助けられる」とあります。
〜ほほー意味深!
山下教授は「大学教員の本っぽくないと言われるが、一家に一冊必要な本として手にとってほしい」と話されています。「弘文堂から税込み1485円」
〜困った時、どうしたら良いか、どんな保障があるのかを教えてくれる大切な手引・トリセツ(取り扱い説明書)になるみたいです。
(下:2022年9月26日 西日本新聞−竹次稔「社会保障しっかり使おう 山下・福大教授が〈トリセツ〉執筆 難解な制度〈困った〉場面から解説 医療や年金、開悟、子育て・・・」より)