山口県防府市~女性税理士です ◆今日の日記◆

あなたの立場になって一生懸命考えます。

◆月例会と学習会

2007-07-27 23:44:12 | ひとり言
今日は、税理士会の月例会がありました。そして、その会の前に、学習会も開催されました。
今回の研修の内容は『消費税について』です。

税金にはいろいろな種類がありますが、日々の生活にも関係していて、どんな世代でも知っている税金の代表選手が『消費税』ですよね。
こんなに身近な「税」なんですが、申告する側(消費者のみなさんから預かった税金を納める側)からすると、実に取り扱いが難しいのです。

まずは、いろんな「届出」が事前に必要だということ。
所得税であれば、所得税がかかるとわかった時点で申告すればよいのですが、消費税はそうはいきません。申告する前どころか、その課税年度になる前に届出がいろいろと必要なのです。(その提出した課税期間の翌課税期間からしか適用が有りません)

しかも、2年間継続適用しなければ変更できないものが多数あります。(「簡易課税の選択届け」など)
業態が安定している中堅企業は少なく、予測できない事態がたびたび発生します。
急に設備投資を行ったり、賃貸用不動産を購入したり・・
そんな情況で、前もって届出書を出さなければいけない消費税法はまるでギャンブルです。

なんとか改正して欲しいものです。