>新潟税務署は21日、32法人の法人税、消費税などの確定申告書計44件を紛失した
ことを明らかにした。(
新潟日報より)
この記事を見たときに、「え~、新潟税務署がまた?!」と思ってしまいました。
9月22日の日記にも、「新潟税務署、確定申告書紛失で課税処分取り消し」という
記事を掲載しているのですから・・
担当職員が誤って廃棄した可能性が高いそうですが、データ入力は済んでいるため
税務処理に影響はないとしています。また、外部への流出も確認されていないとし
ています。
しかし、こんなことで納税者からの信頼は得られるのでしょうか?
それに、更に驚いたのは今回の件が判明したのは、「月初め、ある法人から過払い
の消費税の還付を求める請求があり、確定申告書を確認しようとした際なくなって
いることに気付いた」からだそうです。
そして、「保存されている2002年分以降の計20万件を調べたところ、法人税16件、
消費税25件、電子申告の添付書類3件の紛失が判明した」とのこと。
えっ?9月のあの時点では何もしていなかったの?
「捜せば見つかるだろうと思っていた」と釈明していたくらいですから、たまたま
その1件だけが無くなったと思っていたのでしょうか?
他は大丈夫か?と確認しようとは誰も言わなかったのでしょうか?
忙しいのはわかります。
でも本当にしなければならないことは一体なんなのか?
その仕事は納税者の信頼の元に成り立っているということを、もう一度よく考えて
欲しいと思わずにはいられません。
命の次に大事なお金を、みんなは【納めて】いるのですから。