古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

絲綢之路9 カシュガル

2011-11-05 01:21:20 | 旅行

エイテガールモスク(カシュガル市)
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その123

2011年10月20日(木)
何事も過剰に期待しない方が良いようだ。

カシュガルも中国のその他の地方都市と同じく近代化(漢化)し、シルクロードの世界は既に無い。
憧れのカシュガルを訪れるのには、十年遅かったかと思われる。
此処も同じ中国の一地方都市でしかない。
郊外も既に漢化が進み、シルクロードのイメージには程遠い。
近代化という名のもとに、言葉が失われ、習慣が失われ、自然環境が失われ、衣食住が失われ、民族そのものが失われていく。
それが現実の中国世界のようだ。

風が舞い、粉塵が舞う。

エイテガールモスクも、旧市街も。香妃墓も、カシュガル大バザールも、喀什地区博物館も全てが砂塵の中に曖昧模糊としている。

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