古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

旧シムズが 成都

2017-03-25 08:41:45 | 旅行
(最近まで在ったシムズの看板)(犬とTattoの看板)
(四川省博物館)
古稀背包客(gu xi bei bao ke)放浪記 その226
2017年3月X日
大変なことに為ってしまった。
旧シムズコージーGHが獣舎に為ってしまった。
犬と猿(外見は人間と同じに見えるが頭の毛と骨が二本足りない中国の猿)の住家になってしまった。
犬はレセプションホールやロビーを駆け回り、吠えまわり、大小便を垂れ流し、、、その喧騒と悪臭は獣舎そのものだ。
中国の猿はスタッフの中にも紛れ込んでいるとみえて、その猿は時々大声で怒鳴り散らし、ロビーでビールを飲んで向日葵の種を食い散らかしている。
酷いことに為ってしまった。
昔のプレイルーム(卓球台やビリヤードの在った場所)がペットクリニックになり、バーもレストランも無くなってしまった。
何時も犬が吠え叫んでいるので、読者をしたり、のんびりと寛げるような場所は何処にも無い。
とても、旅人などが憩える環境ではない。
旧シムズコージーGHのオーナーが変わってから、もう満三年も経ったのだから、全てが変わって当たり前なのだ。
今は成都XX国際青年旅舎だ。
昔のブログや旅行記を読んで少しでも期待を持って来たら大間違いだ。
ハードもソフトも全てが無くなってしまった。
オーナーもスタッフも全て変わったのだから、それが中国の標準の新しい青年旅舎なのだ。
シムズコージーGHも含めて、約十年弱お世話になったがもう人間(普通の旅人、観光客やバックパッカー等)の住める状態ではない。
サヨウナラ
新しい宿を探さなければならない。

2017年3月XX日
もう、今日でお別れかとおもうと、色々なことにが思い出される。
十年近くの成都生活の拠点だったのだから、尚さらのことだ。
色々な人達と出会った。
色々なことがあった。
涙なくしては語れないことも有る。
しかし、もう、お別れだ。
人生などはそんなことの繰り返しにしか過ぎない。
老兵は死なず。
只、消え去るのみ。
それが小生の身上だ。
さようなら、懐かしき、シムズの人達よ。
明日からは、また、別の人生を歩まねばならない。
さようなら、サヨウナラ、再見。

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