古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

上海 モノ想い

2013-09-20 17:47:19 | 旅行

笛を吹く乙女(上海市嘉定区南翔地区古猗園)

はす(上海市嘉定区南翔地区古猗園)
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その189
9月16日(月)晴れ
床屋に行ってきた。
何時以来なのか、確かタイのチェンマイが最後のようである。
昨年の11月だから、10ヶ月ぶりの床屋ということになる。
料金は髪をカットして襟足だけを剃ってもらって、たったの5元だ。

流石に陽が落ちると涼しい。
ベストシーズンといってよい気候だ。
満月にはまだ二三日ある下弦の月を眺めながら啤酒を呑んでいる。
上海の老西門近くの宿のテラスだ。

仲秋の名月で街中月餅の大売出しだ。
月餅の贈答券を「有ります、買取します」という看板がアッチコッチにある。
完全に普通の商品券の扱いだ。
それだけ月餅の需要があるということなのだろう。

バックグランドに王菲の歌を流しながら日記を書いている。
何と優雅なことだろう。
老酒の瓶が間もなく一本空になる。
啤酒はもう二本が空だ。

ああ、王菲が離婚したというメールが携帯に流れていた。
中国の携帯は色々な情報を流してよこす。
我々外国人の旅行者にとっては何の役にも立たない。

何も無かったので、冷奴にたれの醤油と一緒にマヨネーズをかけてみた。
コクがあって結構活ける、いや感激するほどに旨い。
近所の民家からは油の焦げる匂いが漂う。
中国は油にドップリ浸かった料理のオンパレードだ。

取り留めの無い夕方の上海の時間が過ぎていく。
今日一日が終わる。

今日も老師ですかと言われてしまった。
中国人からはどうも教師と見られるようだ。
つい先だっては、いちいち否定するのも面倒なので「はい」と言ってしまった。
大学の化学だったり地理だったりの教授になっていた。
やっぱり、先生になってた方が良かったのかと思ったりしてしまう。

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