古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

絲綢之路18 J.フセインの陰謀

2011-12-02 15:15:25 | 旅行

カラクリ湖からのコングール山(7719m)(新疆ウイグル自治区カシュガル地区)
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その133

2011年11月X日
絲綢之路11カラクリ湖の空振りに書いた美人日本娘の「Mi」からメールが届いた。

父ちゃん!大変です
なにやらあの奴が勝手に婚姻届的なものを出したようで、その婚姻証明書をメールで添付してきました
signatureのところに私の名前も書いてあって・・
『何勝手にサインしとんねん?』ってメールかえしたら,
『サインしてない、名前書いただけ』とアホな返事が来たので更に頭にきました
どうしょうも無いアホな奴や、もうお手上げです
こうなったからには、ぶっ殺してやるしかない
PS 奴はカシオの時計をしてましたが、私に呉れたのは中国製の安物の時計です
(パキスタンギルギットの二頁の結婚証明書が添付されている)

何とも物騒なメールだが、見て笑ってしまった。
J.フセインはお父さんと呼んでくれたが、「Mi」は父ちゃんときた。
あのJ.フセインが斯くも遠大な陰謀を持って「Mi」に接していたのかを知って笑ってしまった。

「Mi」がJ.フセインにパスポートを見せてくれと言われたが、胡散臭いので見せなかったと言った事を思い出した。
家族の事や、日本の事を聞かれても面倒くさいので適当にあしらっていたとも言っていた。
最初に会ったときから、着々と諜報活動を始めていたようだ。
還暦背包族に対しても、仲を取り持ってくれるよう何度も依頼してきた。

11月17日付けの結婚証明書は立派なもので、贋物とは思えない。
「Mi」はパキスタンネームでSaira(外国名「Mi」)になっていたし、日本の住所も書いてあった。
J.フセインの諜報活動は素晴らしく立派だったが、小生の聞いた「Mi」の年齢と、証明書の年齢がチョッと違っていた。
「Mi」がサバを読んでいたとしか思えない。

モスリムのJ.フセインは数人の妻を持つ事が出来るのだが、これで、「Mi」は嫁に行けなくなってしまった。
又また、笑いがこみ上げて来た。

「Mi」は、南のほうに行くと言っていたので、今頃は中国を抜けてラオスかタイ辺りに居るのだろうか。
「Mi」は、煙草屋の娘と言っていたので、煙に撒くことはあっても、煙に撒かれる事はあるまい。
「Mi」の人生や、如何に、、、