古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

チェンライ やっとの移動

2010-06-08 00:50:50 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その49

2010年6月2日(水)

重い腰をやっと上げる。

暗いうちの5時に起きて部屋の後片付けと荷造りをする。

出発は7時少し前だ。
表でソンテウを拾う。
運転手にアーケドまでと言うと一瞬40と言いかけて50と言い替える。
すかさず、40と言うと、OKと言う。
改めて30で良かったのかと思うが仕方が無い。
他に誰も乗らずに10分程で着いてしまう。

全てがこんな感じで吹っ掛けられている。
地元料金と観光客料金があるのだ。
取れる者からは乞食だろうと大統領だろうと構うもんではない。
取れる者からは目一杯に取るのが世界の常識だ。

グリーンバスの窓口でチェンライ行きのチケットを購入する。
8時のバスで良いか聞いてくるので、OKというが、265バーツと言う。
高いよと言うと、8時30分出発は132バーツだと言う。
即決める。VIPとAC1の違いだそうだ。当然、8時30分発だ。

北部へ行くのはグリーンバスが独占しているが車種によって値段が違う。
ちなみに、倍の8時発には可愛いオネーチャンのバスガイドが乗っている。
我等が8時30分発には普通のオニーチャンが乗っている。
バスの綺麗さが多少違うとはいえ、倍額と言うことは無いだろう。
所要時間も大差ないはずだ。

バンコックなどへ行くドル箱的路線は目を変え品を変え、客引きに躍起だ。
当然サービスからバスの質から何から何まで違うのだが、値段も二倍くらいは違う。
同じバス会社でも色々の種類のバスを運行しているから更に面倒だ。

チェンマイから一時間程で、標高990mの峠を越して、ポリスチェックがあった。
少しづつ下りながら、北へ、北へと上っていく。

感覚的には、内陸部に向かって行くのだから標高は高くなってもいいと思うが、実はメコン河へ下って行ってるのだ。

メコン河はベトナムの河口の南シナ海からインドシナ半島を二つに分ける様にして北上し、中国に抜けて、更にチベット高原にまでその源流を伸ばしているのだ。

チェンライで標高は約400m、近くのゴールデントライアングル(メコン河)で同じく370m。
河口から何キロ上流になるのだろう。

タイ北部第二の都市チェンライもご多分に漏れず暑い。
今年は異常気象なのだそうだ。
例年より暑く、まだ雨季の始まりなのだけれど、雨も少ないと言う。

十三時には宿のチェックインも済ませてしまった。
街を少し歩くが、足が痙攣してしまった。
こんな調子では二三日休まねばならない。

一先ずはチェンライまでにする。
コメント
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