うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

久々に 「お外」 の様子をご紹介

2010年01月23日 | 日記
冬は寒い。


「東北のカリフォルニア」などと申し上げているが、「東北」であることにはかわりなく、
オープンカーで海岸線を流す・・・なんてイメージからは程遠い。

そもそもオープンカー持ってないし・・・。


ここのところ、すっかりインドアのネタばかりである。




  久々の「芝生」ショット



でも東京にいたころから、季節は晩秋から冬にかけてが一番好きだ。




  我が家のシンボルツリー「ソメイヨシノ」



落葉樹のすっかり葉っぱの落ちた、あの感じが好きだ。




  もう一つのシンボルツリー「ヤマザクラ」



風景のうるさくない感じ、ノイズのない感じ、が良い。


性格が暗いせいも多分にあると思う。



   我が家の庭先の林  この奥はゴルフ場。





実は冬は美しい季節なのですよ。



   庭の東側  朝日が木の間に「真っ赤」に昇ります。





本日は少しテイストを変えてお届けしました・・・。


    近くの用水池  白鳥がやって来ます。


モカ 考

2010年01月21日 | グルメ
何度かこのブログでご紹介している「亜久里珈琲」。

ここでは持ち帰り用に豆も販売しており、人気を博している。


今まで看板商品「アグリブレンド」をなんどか買っていたが、最近なんだか「好みにあわないなぁー」と思っていた。

そこで店主に味の好みと、予算を伝えたところ勧めてくれたのがこの「モカブレンド」。





定番中の定番だが、そういえばここでモカブレンドは飲んだことがなかったなぁ。


それでは淹れてみましょう。

ほぼ毎日自分でドリップしているので、だいぶ上手になってきたとは思いますが
コーヒーは「挽き方」「お湯の温度」「蒸らす時間」「注ぎ方」が少し違うだけでも、味が違ってきます。

本当に奥が深い。これだけやっていても、週に一度は必ず失敗します。



まずはお湯をそっと注ぎ、(中央部をふくらませるように)30秒ほど蒸らします。
この時落ちた「一番搾り」のコーヒーは雑味が出るので捨ててしまいます。




そしてこの膨らみを崩さないように、3回ほどに分けてそっとお湯を注ぎます。




最後にお湯が落ち切る前に、ドリッパーをはずします。
最後の落ち切るコーヒーはアクが含まれていて、雑味が出るからです。





お味は「華やか」の一言に尽きます。
苦味が少なく、とにかく香りがよい、すっきりとしたいいお味です。

美味しいコーヒーというのは、ゆっくり味わえないもの。
なぜならどんどん飲んでしまうからです。


このモカブレンド、あっという間に200gが無くなってしまいました。

ただしこの冬の真っただ中、山あいのこのコーヒー店には簡単には買いに行けないのです・・・。

書評  V字回復の経営

2010年01月19日 | 書評
本日は書評です。

今回はちょっと「身分不相応な本」をチョイスしてしまいました。


「V字回復の経営」 三枝 匡 著





三枝氏は今まで数多くの「超」がつく不振企業の「再生請負人」として、文字通り「V字回復」させてきた。
その業界では氏のことを知らない人はいないといわれる、有名な経営コンサルタントである。

この本は氏が今までに担当した中でも、ドラマチックであった実例をもとに書いた「フィクションのドラマ」である。


いくつかの本の中に「おススメの本」として紹介されていたので、気になり手に取ってみた。



感想は・・・

本当に「面白かった!」。

フィクションとはいえ、実際には人物名や商品、数字を少々変えただけの、リアルなストーリーなのである。

太陽産業のアスター事業部は「過去の名門」の看板を持つものの、累積赤字300億円。
毎年30億円もの赤字を垂れ流し続ける、どうしようもない組織。

しかも経営幹部から、末端の営業マンに至るまで「緊張感はゼロ」、だれも責任をとらない、甘えん坊集団であった。

過去に何度か経営再建を試みるものの、ことごとく失敗。

その原因は「本気度合い」が全く足りていなかったからであった。


社長香川より、経営再建の命を受けた主人公 五十嵐莞太が、事業部長として「2年で黒字」というとんでもない目標をたて
この「どうしようもない組織」に真っ向から挑んでいく物語だ。

彼はコンサルタントの五十嵐とともに、地道なヒアリングを繰り返し、まだ「熱い心」を失っていなかった何人かのメンバーで
「再生タスクフォース」を立ち上げる。



「再生タスクフォース」などと言うとスマートなイメージだが、実際は地面を這うような、血のにじむような努力の繰り返しであった。

当然「反対勢力」とも闘いながら、強い信念のもと改革を断行し、見事に経営再建を達成させていく。


多くの沈黙していた社員が自信を取り戻し、みるみる元気になっていく様子は、読んでいてとても爽快な気持ちになった。



欧米の会社はすごい額のインセンティブ(結果報酬)によって動く、金まみれの経営者が「何が何でも」結果を出す。

しかし日本はそんな風にはいかない。

個人の「頑張り」に任されているのが実情であるようだ。
結果、横並びの組織が生まれ、リーダーが育ちにくいという土壌が広がっているのだという。

しかし、著者はそんな「ガンバリズム」が古臭いというのは絶対に間違いである、と主張している。


結局のところ、成功するも、失敗するも「ハート」次第なのでしょう。


なかなか内容の濃い話ですが、物語としてとても面白く読み進めることができます。

登場人物へのインタビュー形式の記述が沢山出てきて、とても新鮮な構成でした。


おススメです。



23分の1

2010年01月18日 | 日記
何度かご紹介している、新しい市立図書館。




日曜日には何人くらいの市民が訪れているでしょうか・・・?





答えは「3000人」。

びっくりするほど多くの方が利用しているのです。

というのも、わが南相馬市は人口70000人強の小さな町。


なんと「23人に1人」が利用していることになります。


結構本が好きな私ですら、古い図書館には一度も行ったことがなかった・・・。

そう考えると、素晴らしい数字です。



何か、本当にこの町がアカデミックな町になっていくような可能性を感じさせてくれます。

シュークリーム幸福論

2010年01月17日 | グルメ
私の住む町は、地方の本当に小さな町。

市町村合併で隣町に統合されて「南相馬市」になったが、もともとは人口一万数千人の小さな町である。

そんな我が町に、文句なく自慢できるものがあるのです。

海でも、コメでも、魚でもありませんよ。


それは「シュークリーム」、そうみんな大好き「シュークリーム」の名店が2軒もあるのです。


今回はその一つをご紹介。




こちら商品名を「窯出しパイシュー」といいます。

窯で焼き上げた、パイ生地のようなサクッとした食感のシュー皮に、これまた秀逸なカスタードクリームがぎっしり。

このカスタードクリーム、生クリームのようなフレッシュさで虜になります。


これでお値段ずばり、150円。

以前住んでいた恵比寿あたりでは、おそらくこの倍以上はするでしょう。


このハイレベル商品を、この値段で提供するとは。
これからも頑張って欲しいと思います。


もう一つのシュークリームも近々ご紹介しますよ。

斯うご期待。