うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

集合住宅 ノスタルジア

2011年02月06日 | 日記
昔から「古い集合住宅」が気になってしょうがない。

人が集まって住む = 集合住宅
今では 【金太郎飴】のような 分譲マンションばかりだが、古ーい集合住宅には面白いものが多い。

卒業設計は「青山の同潤会アパート 建て替え案」だったし、パリに行ったときコルビジェのアパート作品に強く惹かれた。

ル・コルビジェといえば マルセイユの【ユニテ・ダビタシオン】という巨大な集合住宅が有名なのだが
写真でしか見たことのない名作の、その佇まいや雰囲気に思いは募る・・・。

なんと言えばよいのか、「都会的で」、「ムダが多くて」、魅力的な雰囲気のものが多いのだ。



ポタジエからの帰り道、なかなか雰囲気のよい集合住宅に出くわした。





低いエントランス、白いボクシーなスタイル、アイアンでまとめたドアに階段の手すり・・・。
これはまさしくコルビジェのスタイル。





全部で10戸ほどの小規模なものですが、ちょっと住んでみたいなぁという雰囲気があります。
耐久性さえ問題なければ、思い切って購入して、内部は自分でリノベーションしてみたいものです。

これぞ都市生活の楽しみ。



その住宅の近くに、凄い坂道がありました。
その名が「十七が坂」。
どんな由来かはわかりませんが、何かしらのストーリーがあるのでしょう。


  転んだら間違いなく下まで行くな・・・


東京 山の手は坂の町でもあります。
集合住宅と同じくらい 「坂道」も面白そう。